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FXで勝つ人と負ける人

FXで初心者が勝つ方法

2019年8月3日

初心者でも経験者でも、FXで資産を増やすのは難しいです(簡単なら、日本国民全員がFXをやっていることでしょう)。

そこで、FXで勝てない状況をデータで確認し、どうすれば資産を増やせるのか、検討していきます。

初心者が勝てない状況

最初に、トレードで勝てない状況を確認しましょう。当ブログは、円高になるとアクセス数が増える傾向にあります。

おそらくですが、「円高で成功したから、もっと頑張ろう」という人よりも、「ギャー!円高だ!どうしよう?」という感じで情報を集めている人が多いのでは?と思います。

ユーザーの売買動向

そこで、一般的なユーザーの売買動向を確認しましょう。個人投資家は、FXで買っているでしょうか、売っているでしょうか。

下のグラフは、みんなのFXからの引用です。2020年7月16日時点の売買動向です。赤の棒グラフが買い、水色が売りです。

売買動向

ユーロ/円は例外ですが、個人投資家は、円を売って外貨を買っていることが分かります。すなわち、円安になれば含み益で利食いできます。

では、2020年7月16日あたりの値動きはどうだったでしょうか。分かりやすいところで、トルコリラ/円を確認しましょう。

トルコリラ/円のチャート

明らかに円高です。すなわち、円売りをしている顧客の多くは、含み損に苦しんでいるのでは?と予想できます。

2020年4月末~5月初めに買っていれば、問題ないのですが…。

初心者の特徴

ここで、初心者の特徴を考えてみます。すべて正解というわけではないかもしれません。しかし、概ね適切なのでは?と思います。

買いから取引を始める

FXは、売りからも取引を始められます。

しかし、売りから始めるというのは、イメージしづらいです。現物株式・投資信託・外貨預金など、一般向けの金融商品の多くは、買いから取引を始めます。

そこで、FXでも買いから取引を始めます。

しかし、長期の円高局面で買ってしまうと、含み損で気分が重くなります。

スワップポイントはプラスが良い

ゆったり為替も、スワップポイントはプラスが好きです。プラスなら、自分の懐が温まるからです。

しかし、為替レートは円高なのに買ってしまうと、大変な目に遭います。スワップポイントの収入よりも、含み損の方が圧倒的に大きくなってしまうからです。

含み損になったら、追加で買ってしまう

これも、あるかもしれません。例えば、米ドル円=110円で1万通貨買っていたとしましょう。その後、105円まで円高になりました。

含み損は5円分(=5万円)です。面白くありません。

そこで、105円で1万通貨買います。すると、買値の平均値は107.5円になります。110円よりも低くなりました。

しかし、その後に円高がさらに膨らむと、悲惨なことになります。追加で買った結果、ポジションは2万通貨になりました。すなわち、含み損の増加スピードが2倍になってしまうからです。

この場合、勝てない確率が高そうです。

気づいたら、レバレッジが高くなっていた

「レバレッジは低くしよう」という話は、ウェブのあちこちにあるでしょう。というわけで、レバレッジに気を付けながら取引します。

しかし、上のような取引をした結果、いつの間にかレバレッジが高くなってしまうケースです。

レバレッジが高くなると、一気に強制ロスカットまで進みやすくなります。すなわち、勝てないです。

初心者でも勝つ方法を求めて

以前、FX攻略.comのスタッフに授業中!という記事を投稿しました。インジケーターを使わない手法です。時間が経過し、いい感じかな…?に見えます。

FX攻略.comスタッフに授業実施中

FX雑誌『FX攻略.com』の編集後記に書いてありますが、ただ今、FX攻略.comスタッフの上岸さんに授業をしています。 その内容を、少しご案内します。 トレード手法の授業ではない ゆったり為替が授業 ...

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彼の仕事はトレードではありませんから、勉強は片手間にならざるを得ません。しかし、そのうち成功できるでしょう!

ところが、一定の勉強と努力が必要です。初心者向きか?といえば、少々難しいかもしれません。

インジケータを使う方法も難しい

では、インジケータを使う方法はどうか?ですが、やはり、同様に難しいはず。

例えば「ゴールデンクロスになったら買う」というルールがあるとします。それを実行しようと思っても、初心者だとドキドキしてしまって難しいかもしれません。

「今、ゴールデンクロスかな?…買ってもいいかな。いいよね。」

最初は皆、こんな感じの初心者です。ゆったり為替もそうでした。そして、実際に取引してみると、損します。

この状態で、いかに勝つか?です。

運に頼っても良いが…

運に頼るのも良いですが、ビギナーズラックがないユーザーの場合、ボコボコに負けて終わってしまいます。

ゆったり為替は、ビギナーズラックがなくて残念でした。最初にドカンと勝てた人がうらやましいです。しかし、下のリンク先の記事のように、最終的に「チーン」な状況は嫌だな…。

ある主婦の成功と失敗(結局、破産したかも?)

ゆったり為替は、日中あちこちをブラブラすることがあります。これは、普段出入りしている店で聞いたお話です。 主婦が、良く分からないまま大儲け そこのご主人によると・・・ その店のお客さんである主婦が、何 ...

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なお、運で勝つことができても、それを継続できないのが難点です。単発で大きく勝つなら、運に頼るのはアリだと思います。

努力に訴えるのは限界がある

結局のところ、継続して勝てるようになるには、努力しかありません。しかし、すべての人に努力を求めても、それは無理というものです。

「片手間にやって、楽しんで、その結果、資金が増える」これがベストです。

究極に簡単にする

となれば、究極に簡単にするか…?

ある特定の為替レートで取引して、ある特定の為替レートで決済すべし。

という感じで、裁量の余地が少ない方法にするのが有効なのでは?と思います。

例えば、米ドル円=100円で買って、110円で売るべし。他のことは考えなくていいよ!という具合です。

ただし、究極に簡単にしても、100%勝てると書けません。相場は変化しつづけますので。しかし、検討に値します。

「勝つ」の基準

ちなみに、ここで「勝つ」という場合、トータルで1円以上の収益を得られればOKとします。

自己資金が多い人・少ない人、さまざまですので、この基準で良いのでは?と思います。FXは、大半の個人投資家がマイナスになる世界ですし。

FX初心者のためのトレード手法

前置きが長くなりました。以上の考察を経て、FX初心者のための具体例手法を考えてみます。

方法その1:長期リピート系注文

リピート系注文とは、トラリピを代表とするトレード方法です。取引範囲を設定すれば、後は自動売買してくれるのが強みです。

しかし、どの範囲で発注すれば良いのか?が難しいです。

そこで、長期的にレンジになっている通貨ペアについて、広い範囲にばらまくように発注します。こうすれば、大波乱相場に遭遇しても、利食いを繰り返してくれます。

実際、2008年のリーマンショックや、2020年の新型コロナウイルス問題での大波乱でも、利食いを繰り返して資産を増やしました。

下のチャートは、1995年半ば以降の豪ドル/円のチャートです(赤枠は取引範囲のイメージ)。

豪ドル円の長期チャート

円安部分で買ってから超円高になると、含み損が厳しいです。そこで、円安部分では買いません。

上の赤枠の例は、55円~85円で買うという例です。85円でも円安すぎるな…と思う場合は、取引の上限を80円や75円あたりにできます。

75.00円で買い、75.50円で利食い(以下、繰り返し)
74.50円で買い、75.00円で利食い(以下、繰り返し)
74.00円で買い、74.50円で利食い(以下、繰り返し)
・・・

こんな感じで、繰り返しの注文を多数並べます。

この手法のリスク例としては、豪ドル/円が55円を大きく下回る場合です。このリスクを軽減するには、取引の上限レートを低くしたり、証拠金を十分に確保したりします。

なお、資金が増えれば、その分だけ証拠金が増えていきます。すなわち、取引設定は変化なく同じでも、安全度は増していきます。

初心者向けですから、とにかく簡単に取引できることが重要です。この視点で考えますと、この取引では、みんなのリピート注文(みんなのシストレ)が候補になります。

「通貨ペア、買いか売りか、取引数量は?」の3つを決めるだけでOKだからです。

方法その2:豪ドル/NZドル

豪ドル/NZドルは、一般的にはマイナー通貨ペアですが、当ブログでは時折登場する通貨ペアです。

豪ドル/NZドルの下値支持線は、強烈に強いです。これを利用した取引です。

下のチャートは、豪ドル/NZドルの年足です。1973年から、豪ドル/NZドル=1.00に下値支持線があります。45年くらい続く、強烈な下値支持線です。

チャート右下に、赤枠を追加しています。これは2014年以降の部分であり、強烈な下値支持線のすぐ上で推移していることが分かります。

豪ドル/NZドルの長期チャート

よって、豪ドル/NZドル=1.00に近づいたら買って、少し上昇したら利食いです。1.00をしっかり下回ったら損切りです。

ちなみに、この記事を公開した時点で、1.00をしっかりと下回ったことはありません。すなわち、少なくともこの記事公開時点では、勝率100%が可能です。

(将来については、神のみぞ知るという感じですので、安全重視で取引します。)

ただし、豪ドル/NZドル=1.00に近づいたら買おうと思う場合、トレードチャンスがほとんどありません。そこで、どこかで妥協することになります。

豪ドル/NZドル=1.00~1.03辺りで買う、という選択を検討できます。下のチャートは、マネーパートナーズの週足チャートです。

豪ドル/NZドルのチャート

上のチャートだと、1.03以下で買うという場合でも、チャンスがほとんどないように見えます。そこで、1.04にしても良さそうです。

なお、こういった簡単なトレード手法でも、最初は緊張するものです。そこで、安全度を少しでも高くして練習したいです。

この場合、マネーパートナーズのFXnano(ナノ)口座が候補になります。なぜなら、100通貨から取引できるからです(一般的には、1,000通貨~1万通貨が最低取引数量)。

すなわち、残念ながら損する場合でも、損失額を10分の1以下にすることができます。

方法その3:底値で買う

そして3つ目は、トレードの王道「底値で買って、高値で売る」です。初心者であっても玄人であっても、王道でしょう。

米ドル円の超長期チャートを見ますと、90円割れくらいで買えたらいいな、と思います。80円割れなら、なお良しです(DMMFXから引用)。

米ドル円のチャート

そして、レバレッジは2倍以内に抑えます。レバレッジは2倍でなければならない、という意味ではないので、1倍でもOKです。レバレッジは低い方が良いです。

この王道の方法の場合、スワップポイントが顧客に不利でなければ、どのFX業者でもOKというのがメリットです。

ただ、「いつになったら90円割れになるの?」という問題がありますが、米ドル/円に限定する必要はありません。

取引可能な通貨ペアを広くチェックして、歴史的安値になった通貨ペア(そして、将来上昇すると期待できる通貨ペア)を買います。

どの方法も忙しくない

以上、初心者でもできる手法について、3つ検討しました。どれも忙しくないです。これは、とても重要な点です。瞬間の判断を要する手法だったら、初心者が対応するのは大変です。

事前にゆっくりトレードプランを考え、そして、実行します。

トレードする人によって好みがあるでしょうが、上の3つのプランは、どれも検討に値する方法でしょう。

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