FXの手法まとめ
当ブログでご紹介しているトレード手法のまとめです。
【1】トレード手法は数多くある
・スキャルピング
・デイトレード
・スイングトレード、ポジショントレード
・損切りしない手法
・ピンバー
・リピート系注文
・とにかく簡単な手法
【2】関連記事一覧
トレード手法は数多くある
万人向けの完璧なトレード手法は、残念ながら存在しないようです。
為替レートは、上昇するか下落するか、2つに1つしかありません。しかし、将来の値動きを読むことは、とても難しいです。これが、FXの魅力の一つです。
わずか1分先の為替レートさえ、当てるのは簡単ではありません(簡単なら、スキャルピングで大成功できるでしょう)。
そこで、スキャルピングから長期トレードまで、さまざまな手法をまとめました。
ここでご案内している方法でなければならない、ということはありません。自分なりにアレンジしたり考えたりして、自分だけの手法を作り出しても面白いでしょう。
スキャルピング
【関連記事】スキャルピングのトレード手法 ←この記事の手法の概要は、以下の通りです。
- 主なチャート:1分足
- インジケータ:複数あり
- 通貨ペア:制限なし
- 目標利幅:10pips~30pips超
- 損切り目安:10pips
スキャルピング名人の手法です。ゆったり為替も挑戦しましたが、残念ながら性格が合わずに断念しました。
スキャルピング向きの性格を持っている、あるいは、スキャルピングを極めたいという場合、この手法を読む価値があるでしょう。
スキャルピングの手法は、これだけに限りません。様々なありますので、比較しながら検討してください。
なお、スキャルピング向きの性格、長期向きの性格につきましては、下のリンク先記事でご確認ください。
自分がスキャルピング向きの性格かどうか、それはやってみなければ分かりません。考えることも大切ですが、挑戦することも大切です。
デイトレード
3つの記事をご案内します。
デイトレードその1
1つ目は、スキャルピングでご案内した手法の応用です。
- 主なチャート:5分足、1時間足
- インジケータ:複数あり
- 通貨ペア:制限なし
この手法は、MACDに焦点を当てています。さらに書きますと、ダイバージェンスに焦点を当てています。
スキャルピングの手法と合わせて使いますと、効果を発揮すると期待できます。逆に言えば、MACD単独でデイトレードに挑戦しても、難しいかもしれません。
スキャルピングとデイトレードの違いは、取引開始から終了までの時間の長さだけです。よって、手法を劇的に大きく変えることなく、トレードできます。
デイトレードその2【窓】
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月曜日の窓埋めの確率とトレード手法
ゆったり為替は、窓埋めをひたすら研究していた時期がありました。 そこで、窓とは何か、窓が埋まる確率はどれくらいか、そして、どのようなトレード手法があるか、などを確認しましょう。 窓とは 窓とは、「週末 ...
続きを見る
- 主なチャート:日足
- インジケータ:なし
- 通貨ペア:米ドル円
月曜日の朝に見られる現象「窓」の分析です。
窓が埋まる確率はどれくらいでしょうか。確率が高いなら、研究する価値があります。
埋まる確率が高いとしても、100%ではありません。そこで、どこでどのように損切り注文を出すか?も重要になります。
さらに、「窓に見えるけれども窓でない」という現象も確認します。
デイトレードその3【パターン分析】
三つ目の記事は、手法そのものというよりも、考え方の参考になる情報をまとめています。
- 主なチャート:日足
- インジケータ:なし
- 通貨ペア:ユーロ米ドル
デイトレードと言えば、インジケータを複数使う手法が多いでしょう。
しかし、インジケータなしでもトレードできるかもしれない、あるいは、インジケータを使わない分析を併用すると、より良い手法になるかもしれない、という情報を集めています。
2002年~2018年までの、バックテスト結果です。
デイトレードその4【ゆったり為替の手法】
ゆったり為替のスイングトレードを応用したトレード手法です。インジケータを使わず、マルチタイムフレームです。
- 主なチャート:1時間足、4時間足、日足
- インジケータ:なし
- 通貨ペア:スプレッドが狭い方が良い
スイングトレード・ポジショントレード
上の記事は、ゆったり為替のスイングトレード手法、ポジショントレード手法をご案内しています。
- 主なチャート:日足、週足、月足
- インジケータ:なし
- 通貨ペア:制限なし
スイングトレードとは、取引開始から終了までの期間が、2日間~数週間程度のトレードを指します。
そして、取引期間が数週間~数か月程度になるものが、ポジショントレードです。
日足を中心にしてトレードする場合、スイングトレードになる場合が多いです。一方、週足を基準にする場合は、ポジショントレードになることがあります。
よって、スイングトレードもポジショントレードも同じ手法だということになります。
この手法の特徴は、インジケータを使わないということです。その分だけ、明確な表現が難しいです。「インジケータがゴールデンクロスになったら~」といった表現が使えないためです。
しかし、インジケータがない分だけ、チャートはとてもシンプルになります。
損切りしない手法
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損切りしないトレード手法
トレードをしていて嫌なことは何でしょうか。少なくとも2つあると思います。 トレードチャンスがない 損切り トレードチャンスがなければ取引できませんし、チャンスが来るまで待つのは苦痛です。かといって、無 ...
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- 主なチャート:月足
- インジケータ:なし
- 通貨ペア:買いまたは売りのスワップポイントが、継続的にプラスであること
世の中には、数多くのトレード手法があります。インジケータだけでも、数多くあります。
インジケータの組み合わせを考えると、その数はさらに多くなります。すなわち、学ぶのは大変です。そこで、考え方を変えた方法が出てきます。
「インジケータを使わないし、適当に取引するし、適当に利食いするし、損切りはしない」という方法です。
一見すると滅茶苦茶な方法です。しかし、根拠のある方法です。
インジケータ等の勉強に疲れてしまったけれど、継続的に利食いできる手法が欲しい。そのような希望がある場合に、参考になるかもしれません。
ピンバー
- 主なチャート:制限なし
- インジケータ:なし
- 通貨ペア:制限なし
ピンバーは、インジケータを使わないプライスアクション・トレードの代表格でしょう。その分かりやすさがメリットです。
ただし、ピンバーだけを単独で使うと、有効性はあまりないように思います。
インジケータと併用して使ったり、補助線を使ったりすることで、ピンバーの有効性を高めることができます。
すなわち、上でご案内してきたスキャルピング~ポジショントレードの手法と組み合わせて使うこともできます。
リピート系注文
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本気のトラリピ運用
リピート系注文(トラリピなど)に出会って15年以上すぎました。この間、インターネットを眺めていると、「いつものパターン」が繰り返されてきたように見えます。 いつものパターンとは、以下の通りです。 長期 ...
続きを見る
- 主なチャート:日足、週足、月足
- インジケータ:なし
- 通貨ペア:制限なし
リピート系注文そのものの考え方は、2000年代前半には既にありました。
当時の考え方は、以下の通りです。
どうしても相場を読めないけれど、何が何でも相場で資産を増やしたい、そういう人が考えた方法だったのかもしれません。
ゆったり為替は、この思想を受け継いだ公開トレードをしています。すなわち、10年単位で延々と取引を続けるリピート系注文です。
短期になればなるほど、リピート系注文であっても相場を読む必要が出てきます。すると、スイングトレード等と差がなくなってきます。
デイトレードやスイングトレードなどの裁量トレードでうまくいかない場合は、相場を読まないという視点で考えると、うまくいくかもしれません。
とにかく簡単な手法
手法を勉強していると、覚えることがたくさんあります。覚えても、それを実行できるか?というのは、また別の話です。訓練が必要です。
「そんなのは嫌だ、本当に簡単だという手法はないのか?」というご要望に応える手法をご案内します。
- いつ取引開始しても良い
- いつ利食いしても良い
- 基本的には、損切りしない
このような方法です。
まとめ(手法の旅人にならないよう)
以上、手法のまとめをしました。ここでご案内してるのは、手法全体のうちの、ほんの一部にすぎません。
なぜ、これだけ多くの手法があるのでしょうか。それは、万人に有効な完璧な手法が存在しないからでしょう。
どの手法でも、メリットとデメリットを持っています。どんなメリットを重視したいか、許容できるデメリットは何か、などを考えながら、自分に合った手法を探していきましょう。
手法を少し触ってみて、「これはダメだ。次。」という感じで手法を探していると、時間ばかりが過ぎてしまい、一向に技術が上達しません。
いわゆる「手法コレクター」「手法の旅人」状態になってしまいます。
そうならないよう、どこかに狙いを定めたら、究極まで追求して成功を収めたいです。