ヒロセ通商(LION FX)の特徴やメリット
ヒロセ通商(LION FX)の主な特徴を挙げると、下の2点になるでしょう。
- スキャルピングOK
- キャンペーンが多彩
そこで、この2点を中心にご案内します。
また、海外在住者も口座を作れますので、その点も確認しましょう(日本で口座を持っていて、海外に行ってもそのまま口座を維持できます)。
【1】ヒロセ通商はスキャルピングOK
・ スプレッド
・ 配信率
・ スリッページ
・ BID判定買逆指値注文、ASK判定売逆指値注文
・ 各種トレード情報
・ リアルトレードランキング
【2】多彩なキャンペーン
【3】海外在住の場合
【4】関連記事一覧
ヒロセ通商はスキャルピングOK
ヒロセ通商は、スキャルピングOKと公式に表明しているFX会社です(下の画像の赤枠部分)。
一般的に、スキャルピングは禁止されています。取引システムに負荷がかかるためです。
ということは、ヒロセ通商の取引システムは、積極的にスキャルピングOKと広報しても大丈夫な取引システムを実装していることが分かります。
では、ユーザーから見て、スキャルピングに役立つ機能がどのように搭載されているのか、見ていきましょう。
スプレッド
重要な要素の一つは、スプレッドです。代表的な通貨ペアについて、ヒロセ通商のスプレッドは以下の通りです(原則固定、例外あり)。
業界最狭水準の狭さを誇っており、スキャルピング向きです。
- 米ドル/円:0.3銭
- ユーロ/円:0.5銭
- ポンド/円:1.0銭
- ユーロ/米ドル:0.4pips
配信率
上で確認しましたスプレッドは、原則固定・例外ありです。すなわち、相場が荒れ気味になったり流動性が乏しくなったりしたら、スプレッドが広がる場合があります。
では、上のスプレッドの配信実績はどれくらいでしょうか。これを確認できるのが、配信率です。
ヒロセ通商によると、上のスプレッドで配信した割合は、以下の通りです。
- 米ドル/円:99.40%
- ユーロ/円:99.65%
- ポンド/円:99.66%
- ユーロ/米ドル:99.30%
99%を誇っています。すなわち、スプレッドの数字を信頼できますので、安心して取引できます。
とはいえ、100%ではないので、一応の確認はしたいところです。下の画像は、ヒロセ通商のクイック注文画面です。赤丸部分にスプレッドが表示されています。
スリッページ
スプレッドが狭く、配信率が高いので十分か?ですが、もう一つ確認が必要です。それは、スリッページです。
クイック注文画面で、米ドル/円=105.000円の時に買ったところ、実際に約定した為替レートは105.010円だったとします。
105.000円と105.010円の差をスリッページと言います。この例の場合は、1銭です。
スキャルピングOKで狭いスプレッドを求めてヒロセ通商を使っているのに、仮に大きなスリッページがあるとしたら、結果は面白くありません。
ヒロセ通商は、実績値を公開しています(米ドル/円)。
- 発注回数:1,400回
- 約定回数:1,400回
- 顧客有利スリッページ:12回
- 顧客不利スリッページ:12回
- スリッページ発生率:1.6%
- 実質スプレッド:0.199銭
上の実証結果では、発注したら全て約定したことが分かります。すなわち、約定拒否ゼロです。
そして、スリッページが発生したのは、全体の1.6%です。
ところが、顧客有利な側のスリッページもあります。例えば、105.000円で買ったところ、104.999円で約定したという具合です。
この種のスリッページなら、大歓迎です。上の結果を見ますと、ヒロセ通商の約定力がとても高いことが分かります。
スリッページを抑制
とはいえ、顧客不利なスリッページはゼロでなく、わずかに存在します。そこで、「許容スリップ」の仕組みがあります。
下の赤枠部分です。
これは、「指定した数字以上に顧客不利なスリッページになったら、注文を約定させない」という仕組みです。
絶対にスリッページをなくしたい場合、この数字を0に指定します。
しかし、0.1銭のスリッページを重視するあまり、大きなチャンスが来たのに約定しないということになっては、良くありません。
そこで、どこまでならスリッページを認めても良いか、メリットとデメリットを比較しながら決めます。
BID判定買逆指値注文、ASK判定売逆指値注文
何やら難しそうな名前が出てきました。これは、ヒロセ通商独特の注文方法です。
FXでは、為替レートが常に2つ表示されます。BIDとASKです。下のクイック注文画面で、為替レートが2つ表示されています(赤枠部分)。
BID(ビッド)
ASK(アスク)
すなわち、私たちは、安い価格で売って高い価格で買うことになります。この差が、スプレッドです。スプレッドは狭い方が良いです。
そして下の例は、相場見通しは正しいのに、損切りになる様子を描いたものです。見通しが正しいのに損切りになる理由を、確認しましょう。
上側の絵で、今後の上昇を予想して買いました(ASKの位置)。同時に、逆指値(ストップ)注文を出しています。
スキャルピングですから、この差はわずかです。
ところが、経済指標発表・要人発言等のイベントで、いきなりスプレッドが広がったとします(下側の絵)。この場合、逆指値注文が約定して損切りとなりました。
ところが、為替レート自体は上昇トレンドとなっており、見通し通りの動きとなっています。
これが実現すると、腹立たしいです。見通しは正しく、取引も正確だったのに、スプレッドがいきなり開いて損切りになってしまったからです。
これを回避する仕組みです。
通常は、BIDの為替レートで売り注文を判定しますが、ASKの為替レートで判定するのが、ASK判定売逆指値注文です。ASK判定売逆指値注文を使うと、上の例の値動きで損切りになりません。
買値と逆指値注文の間の距離が狭いスキャルピングで、使用を検討できます。
各種トレード情報
スキャルピングのスキルを持っている場合、トレードツールが完備していれば十分でしょう。
しかし、これからスキャルピングを始める、あるいは、まだ自分の形が定まっていないという場合、どこで売買すべきかという情報があると有用です。
ヒロセ通商の情報ツール「マーケットナビ」には、様々な情報が盛りだくさんです。
小林芳彦のモーニングショット【口座保有者用】
FX業界の著名人、小林芳彦さんが、毎朝、主要通貨ペアの見通しを5分前後で公開しています。これを元に、トレード方針を決めることができます。
同様の情報配信は、夕刻にもあります(イブニング・ショット)。夜のトレードは、こちらが参考になります。
本日の参入レベル【口座保有者用】
また、毎日、「本日の参入レベル」と題して、主要通貨ペアのトレード方針案が示されます。これらを元に、実際のトレードを検討できます。
日々の実績データ【口座保有者用】
そして特筆すべきは、この日々の実績データです。
FX情報と言えば、「予想や見通しを出すだけで、正解だったか外れだったか、全く検証しない」という例が多くあります。
ヒロセ通商は違います。
毎日の情報について、正解だったか不正解だったかを、〇や△などで表示してくれます。そして、実際に取引した場合の損益はどうだったか、数字で示しています。
情報提供してそれでおしまい、ではないので、信頼度が高いです。
また、情報を提供する側(ヒロセ通商)としても、正解・不正解が日々公開されますので、緊張感があります。
その他の情報【口座保有者用】
例として3つをご案内しましたが、下のメニューの通り、その他にも数多くの情報源があります。
全てを毎日読みつくすのは困難ですから、使い勝手が良いと思うものを選んで使います。
- マーケット速報
- モーニングショット
- イブニングショット
- 芳彦の部屋
- 本日の参入レベル
- 日々の実績データ
- Klug News
- fx wave
- FX MORNING
- 経済指標カレンダー
- PFチャート
- FX達人のコーナー
- FX経済研究所
リアルトレードランキング
こうしてトレードを繰り返すと、ふと気になることがあるかもしれません。それは、「自分の成績は、トレーダー全体の中でどれくらいの位置なんだろう?」です。
マイナスだったら、こういったことを考える余裕はないかもしれません。しかし、経験値を積んで成績がプラスになると、周りの成績も気になります。
この要望に応えてくれるのが、「リアルトレードランキング」です。
参加すると、日々の自分の成績を折れ線グラフで確認できます。毎日コンスタントな成績なのか、それとも出入りが激しいのか、一目で分かります。
また、毎月の収益率や収益額について、他のトレーダーと比較して順位が出ます。
こちらは、ニックネームを使いますので、個人情報が漏れることはありません。ランキング表を見ながら、自分の位置を確認し、日々のトレードを頑張ることができます。
多彩なキャンペーン
ヒロセ通商と言えば、多彩なキャンペーンでも有名です。
一般的に、どのFX会社もキャンペーンを実施しています。しかし、キャッシュバックをもらうには数百万通貨の取引が必要など、ハードルが高い例が珍しくありません。
しかし、ヒロセ通商はハードルが低いキャンペーンもあります。
そこで、キャンペーン例を見ていきましょう(キャンペーンは毎月変わりますので、ここでご案内するのは例になります)。
ゾロ目キャンペーン
決済損益で、同じ数字が並べばOKというキャンペーンです。下は、キャンペーンに当選した例です。
- +1,000円(0が3連続)
- △3,333円(3が4連続)
このキャンペーンのポイントは2つあります。
1つは、損益がプラスでもマイナスでもOKという点です。そして、どの数字でも良いから3連続以上続けばOKという点です。
そこで、こんな方法が使えます。
取引例
これで、損益は1,000円になります。0が3連続になりますので、キャンペーンの景品をもらえます。この記事を書いている時点のプレゼントは、「梅じゃこ炒飯」でした。
- 3連続で揃ったら、1人前
- 4連続で揃ったら、2人前
- 5連続で揃ったら、4人前
このキャンペーンは、毎月開催されています。他のFX会社と比較しても、達成しやすいキャンペーンです。
食料品キャンペーン
そして、ヒロセ通商名物の食料品キャンペーンです。こちらは、取引数量に応じて、もらえる内容が変わってきます。
取引数量とプレゼント内容は、以下の通りです。Aコース(最大)からHコース(最小)まで8種類ありますので、最大と最小をご案内します。
Aコース:片道2,000万通貨以上の取引
- 551蓬莱豚まん 10個入り(1セット)
- LIONFX焼おにぎり(32人前)
- 新LION餃子(40人前)
- LION チャーハン(6人前)
- ふわとろ天津飯の具(8人前)
- 若鶏のから揚げ(6人前)
Hコース:片道10万通貨以上の取引
- LIONFX焼きおにぎり(1人前)
Aコースになると、大変な量です。1人では食べきれないので、家族やご近所におすそ分けできるレベルです。
Aコースに参加するには、1か月で2,000万通貨の取引が必要です。一般的には困難と思える数字ですが、ヒロセ通商なら可能です。
なぜなら、スキャルピングOKだからです。スキャルピングは1日に何度も取引を繰り返しますから、それを利用します。
また、取引数量が最も少ないコースだと、10万通貨から参加できるのが魅力です。
ヒロセ通商は、スキャルピングOKです。そこで、10万通貨で取引して短い時間で決済すれば、それで条件達成です。
黒毛和牛
食料品キャンペーンは、まだあります。黒毛和牛プレゼントです。
この記事を書いた時点のキャンペーンでは、ポンド/円を片道1,000万通貨以上取引した場合にもらえるという内容です。ポンド/円に限定されている点で、難易度が高いです。
それだけに、プレゼントは高級です。
キャッシュバック
そして、キャンペーンと言えば、キャッシュバックもあります。この記事を書いた月は、以下の通りです。
- 新規口座開設キャンペーン(最大5万円)
- ポンド/円取引高キャンペーン(最大30万円)
- 豪ドル/円取引高キャンペーン(最大10万円)
- ユーロ/円取引高キャンペーン(最大10万円)
- NZドル/円取引高キャンペーン(最大10万円)
- ユーロ/米ドル取引高キャンペーン(最大10万円)
- ポンド/豪ドル取引高キャンペーン(最大30万円)
通貨ペア別に分かれているのが特徴です。その他にも、他社からの乗り換えキャンペーンもあります。こちらも、キャッシュバックです。
スキャルピングで条件クリア
ヒロセ通商のキャンペーンの特徴は、取引数量が大きな顧客だけでなく、小さな額で楽しむ顧客にも配慮している点です。
この配慮に感謝しつつ、小さな取引でキャンペーンの景品をしっかりいただけます。
また、大きなプレゼントやキャッシュバックをもらう場合、スキャルピングOKという条件が役立ちます。
仮にスキャルピング不可だったら、1回の取引数量を大きくするしかなく、お金持ちしか条件を達成できません。スキャルピングOKなので、取引を繰り返すことで条件を達成できます。
FXの目的は資産の成長であり、キャンペーンではありませんが、楽しみの一つとして狙うことができます。
海外在住者も口座開設できる
一般的に、日本のFX会社は、日本居住者のみから口座開設を受け付けます。
すなわち、日本でFXをしていて、転勤や留学などで海外に行くことになったら、その口座を解約しなければなりません。
しかし、ヒロセ通商の場合、海外在住でも口座開設できますし、口座を維持できます。
海外に住んでいて口座開設する場合、必要な本人確認書類は、以下の中から2種類です(マイナンバーは不要です)。
- パスポート
- 現地発行の運転免許証
- 現地発行の滞在許可証等
- 滞在国の日本領事館発行の在留証明書
また、これとは別に、「税務上の居住地国の特定 兼 特定取引を行う者の届出」が必要です。これは、ヒロセ通商に限ったことではなく、他の金融機関等でも同様です。
多くの人が全世界で活躍するようになった今、税務上の居住国はどこか?などを確認するための資料です。
留意点
なお、介在在住時にヒロセ通商の口座を開設・維持する際の留意点は、以下の通りです。
まず、入出金は円です。そして、キャンペーンのプレゼントももらえますが、輸出できないもの(食料品など)については、国内の指定住所に送付できます。
海外在住でもプレゼントをもらえますので、その点安心です。
長期保存できる食料品は、帰国時にいただくとして、長期保存できない分については、国内の指定住所に住んでいる人(家族や知人など)に食べてもらって、喜んでもらえます。