長期トレード

長期・月足トレードの含み損に対する考え方

投稿日:2017年1月9日 更新日:

短期トレードの場合も、長期の月足トレードをする場合も、含み損の発生を回避するのは難しいです。

そこで、長期トレードの含み損に対する考え方を考察します。

含み損の特徴

長期トレードと短期トレードという観点から、含み損の特徴を比較しましょう。

長期:月足トレードなど
短期:日足トレードなど

長期の場合:
・含み損があっても、損切りしない取引が可能
・損切りすると、損失額が大きくなりがち
・取引回数が少ないので、損失は精神的に痛い
短期の場合:
・損切り注文は必須
・1取引の損失を小さくできるので、含み損のダメージ小
・取引回数が多く、損失を挽回する機会が多い

以下、長期トレードに注目して、順に確認していきます。

損切り不要な取引ができる

月足を使う長期取引の場合、そもそも損切りを考慮しない取引が可能です。すなわち、含み損を無視できます。

例えば、米ドル/円を買って、スワップポイント益を狙う取引をするとしましょう。この場合、損切りを想定しない取引が可能です。

米ドル/円の円高記録は75円です。さらに円高になる可能性も考えつつ、取引するとします。米ドル/円=110円くらいのときにレバレッジ2倍で買えば、円高記録が再現しても、強制ロスカットになりません。

スワップポイントは毎日獲得できますし、そのうち再び円安に戻るでしょう?という方針を作ることが可能です。

この場合、(割り切りが必要ですが)含み損は怖くありません。

実際のところ、米ドル/円が75円よりもはるかに円高になったら、日本経済は大ダメージになるでしょう。日本の総合的な国力は衰えます。

すなわち、短期的には円高になる場合も、長期的に見えれば円安になるしかないという判断が可能です。弱い国の通貨がずっと強いというのは、考えづらいです。

ゆったり為替は、米ドル/円の超長期予想として、大幅円安だと考えています。

  • 今後、人口は大幅に減少
  • 若者の減少と高齢者の増加
  • 日本の財政が悪すぎる

この要素だけで、長期的に見て円安になると考えることが可能です。この3つを見て、「日本は魅力的だから円を買おう!」とはなりません。

よって、この考え方を使って、「含み損無視のトレード」をすることが可能です。もちろん、実行した後の結果は不明ですが…。将来になってみないと、わかりません。

損切り幅は大きくなりがち

長期トレードで損切りを設定する場合、損切りになるときの損失幅は、大きくなりがちです。すなわち、含み損で苦しむ時間は長くなりがちです。

例えば、利幅が1,000pipsの取引を始めようという場合、損切り注文も出すでしょう。損切りの大きさは不明ですが、300pipsくらいになるかもしれません。

すなわち、1取引の損失幅が大きくなります。

短期トレードと同じような感覚で取引数量を設定すると、含み損になった時に、とても苦しくなります。苦しんだ結果、びっくりするような損失額になってしまいます。

よって、特に月足チャートを使った長期トレードでは、取引数量を小さくすることが大切です。

利益よりも損失回避を優先

取引数量を小さくすると、利食いできる時の利益額が小さくなってしまいます。しかし、損失になる場合のリスク回避を優先すべきです。

  • 利益:次もトレードできる
  • 損失:含み損で苦しんだうえに、もうトレードできなくなるかも?

トレードは、1回の損失が大きすぎると、その後のFX取引ができなくなってしまう破壊力を持っています。

一方、利食いの側は、何回利食いしても問題は発生しません。

そこで、1発の大きな損失で大ダメージを受けないように、慎重に取引することが大切です。

含み損は、精神的に痛い

意外にといいますか、重要視すべきなのは、精神的ダメージです。

デイトレードの場合と比較しましょう。あるデイトレードで、損したとします。損は面白くありませんが、仕方ありません。すぐに次のトレードチャンスがやってきますから、それに備えます。

一方、長期トレード(特に、月足を使った場合)では、そんなわけにはいきません。

月足の場合、ローソク足が一つできるのに1か月かかります。週足の場合、1週間です。トレードで含み損になる場合、挽回チャンスがいつ来るのか、分かりません。

何か月も待つこともあるでしょう。

すなわち、負ける場合は、一気に負けるわけではありません。ジワジワと増える含み損に苦しみます。

そして、実際に損したとします。すると、直前に負けたトレードの気分を引きずりながら、何か月も過ごさなければならない可能性があります。

これは、厳しい状況でしょう。

これを回避するために、いくつかの対応が必要です。下は、その案です。

  • トレード1回の取引数量を小さくする
  • 数多くの通貨ペアをチェックする
  • 長期だけでなく、短期トレードもやる
  • 損切りしないトレードも採用する

どれが良いというわけではありませんが、トレードする人の精神状態に合わせて考えることになるでしょう。

まとめ:取引数量を小さくして、含み損に対抗

こうして考えますと、含み損で苦しまなくて済むようにするには、取引数量を小さくすることが重要だと分かります。

そして、利食いを繰り返せるように勉強しながら取引します。

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