FXで勝つ人と負ける人

メンタルのシミュレーション【リピート系注文】

ゆったり為替は、トライオートFXの認定ビルダーとして、自動売買設定を公開させていただきました。

それに関連し、為替レートが大きく動く前に確認した方が良さそうだ、という点に気付きました。それは、自分の心(メンタル)のシミュレーションをしているか?です。

自動売買設定は、下のリンク先記事の「ゆったり為替の自動売買プログラム」でご確認いただけます。

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心が苦しくなっていないか

下は、ゆったり為替が公開させていただいた設定の成績です。

認定ビルダー設定の成績

2019年12月末から取引を開始した皆様は、上の成績グラフの右端部分の状態になっているでしょう。すなわち、以下の通りです。

  • 新規約定している
  • 利食いもしている
  • 含み損がある

現在の口座状況を見ますと、口座残高が増える一方で、含み損があるでしょう。

リピート系注文は、含み損の存在を前提とします。よって、現状は問題ありません。

しかし、含み損の数字を見て、息苦しさ・心配・不安を感じることもあるでしょう。それは、メンタルのシミュレーション不足が原因かもしれません。

この点を考察する前に、現在の米ドル/スイスフランの為替レート推移を確認しましょう。

米ドル/スイスフランのチャート

下の日足チャートをご覧ください(インヴァスト証券から引用)。

日足で見ると、米ドル/スイスフランは大きく下げているように見えます。このまま買い続ける設定は良くないのでは?と感じるかもしれません。

usdchfのチャート

ところが、ゆったり為替の設定は、2019年末を起点に、半年から1年間継続して取引することを想定しています。すなわち、日足でのチェックは不適切です。

週足または月足でないと、年単位の値動きを確認しづらいです。

そこで、週足で確認しましょう。週足のローソク足を縮小すると見づらくなるので、ラインチャートで掲載します。

usdchfのチャート

右端が、この記事を書いている時点の現在値です。左端に、安値があります。この安値よりも下落してもOKというトレードを想定しています。

現在の為替レートでストレスを感じる場合、米ドル/スイスフラン=0.92を割り込むような状況になると、精神的に持たないかもしれません。

メンタルのシミュレーションも重要

一般的に、トレードを考える場合、為替レートの値動きがどうなるか?について注力して考えるでしょう。チャート分析とは、そういうものです。

ここで見落とされているのは、自分の心です。

裁量トレードの場合、心のシミュレーションの重要度は、比較的小さいかもしれません。と言いますのは、トレード開始から終了までの期間が、比較的短いからです。

ポジショントレードなら、取引開始から終了までに何か月もかかる場合があります。しかし、それは主流ではないと予想しています。

一般的には、デイトレードやスイングトレードが好まれていることでしょう。

すなわち、裁量トレードの場合、含み損になって大変だ!と感じるのは短期間です。良くない展開なら、損切りするだけです(損切り注文を削除して塩漬けにすると、大変な目に遭います…)。

リピート系注文は、長期間続く

ところが、リピート系注文は、裁量トレードに比べて取引期間が長期に渡ります。

しかも、為替レートが期待と反対方向に進む場合、含み損は加速度的に大きくなります。と言いますのは、為替レートが不利な方向に動くたびに、少しずつポジションが増えていくからです。

例えば、1円円高になるたびに1,000通貨買う例を考えましょう。

100円の時に、1,000通貨買います。99円まで円高になったら、ポジションが1つ追加されます。含み損は1,000円です。
さらに円高になり、98円になりました。ポジションが1つ追加され、含み損は3,000円となります。
もっと円高になり、97円になりました。ポジションが1つ追加され、含み損は6,000円となります。

最初の1円の円高では、含み損の増加は1,000円でした。ところが、次の1円の円高では、含み損が3,000円となりました。さらに円高になると、含み損は6,000円です。

含み損の増加幅が大きくなっています。

この理由は、円高になるたびにポジションが増えるからです。

リピート系注文は、比較的長期間の取引となります。円高になるたびに含み損増加額が増える模様は、まさに「真綿で首を絞めるような」という表現がピッタリかもしれません。

このストレスを事前にシミュレーションしていないと、リピート系注文を継続できない可能性があります。

含み損の増え方のイメージ

下は、ポジションが増えるたびにどのように含み損が増えるのか、その様子を表したものです。上の例をグラフにしました。

横軸は、ポジションの数です。ポジション数が増える(=円高になる)につれて、次第に含み損が大きくなる様子が分かります。

含み損の増え方

しかも、含み損の増え方は、直線的ではありません。角度が大きくなりながら増えていきます。

参考までに、赤線を引きました。これは、上の例で「100円から99円になった時」の含み損の増え方を、そのまま表したものです。

最初の少々の円高で、「こんな感じの含み損なら余裕だな!」などと考えていると、途中から含み損の増え方が大きくなって苦しむことになります。

含み損とメンタルのシミュレーション

よって、取引開始前に、含み損に耐えられる心を持っているか、シミュレーションする必要があります。

ゆったり為替のトライオートFX設定で取引したとしましょう。1つのポジションで1,000通貨買うとします。

全てのポジションを保有する場合、含み損はCHF1,560となります。CHFJPY=110円とするなら、含み損はおよそ17万円です。

損切りするときは、この金額よりも大きくなるでしょう。これに耐えられるか?を自分に問う必要があります。

ちなみに、この含み損は、一気に実現しません。為替レートが下落するたびに、ジワジワと増えていきます。一気に増える方が、気持ちとしては楽かもしれません。

この、ジワジワとのしかかる含み損に耐えられないと思うなら、取引設定を変更する必要があります。

その変更例は、既に当ブログ記事でご案内しています。下の記事は、ゆったり為替の本来の設定です。

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そして、下のリンク先の記事は、もう一つの応用版です。いずれの取引設定も、インヴァスト証券で公開しました設定よりも、含み損が少ないです。

(そして、幸運な相場に恵まれれば、基本設定よりも利幅を大きくできます。)

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利食いも考慮する

なお、含み損を考える場合、利食いによって増えた証拠金を考慮する必要があります。

公開させていただいた設定で、含み損が17万円になったとします。痛いな…という感じですが、利食いとスワップポイントで20万円を獲得したとしましょう。

この場合、合計で3万円のプラスになっています。

含み損だけで考えると、適切に考察できない可能性があります。よって、利食いやスワップポイントで増えた証拠金についても、考察に加えるのが望ましいです。

心の耐久度は、自分で調べるしかない

ちなみに、このストレスに対する耐久度は、本を読んだり勉強したりしても、把握できません。自分自身でシミュレーションしたり、実際に取引することにより、理解できます。

よって、取引画面を見ながら、評価損益の赤い数字がじわじわ増える様子を想像してみてください。

どの数字まで行ったら、「もうダメだ」と感じるでしょうか。もうダメだという金額が、現時点で許容できる含み損です。

そして、実際の取引では、その許容範囲の含み損よりもずっと少ない数字で損切りするイメージの設定にします。

そうすることにより、含み損になっても、冷静かつ適切に判断できるようにします。

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