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CFD

くりっく株365で配当生活できるか

2019年2月12日

短期トレードで大きく稼ぐというのも良いですが、ゆったり為替は「放置で勝手に収入が得られるトレード」を好みます。

そこで、くりっく株365で配当生活ができるかどうか、検証します。

今回は配当(配当相当額)に焦点を当てます。そこで、含み損になってもOK(何年も待てば、いつの日か含み益に復帰する)という前提で進めます。

日経225の配当推移

くりっく株365で銘柄を買って保有する場合、配当が収入になります。そして、金利という支出が発生します。そこで、NYダウでなく日経225を買うとしましょう。

米国は、金利が高くなってしまいました。このため、NYダウを買って持つと、配当よりも金利が高くて損になってしまいます。

下のグラフは、日経225を1枚買って保有した場合の、配当総額の推移です。金利相当額を控除した後の数字です(1枚とは、日経平均株価の100倍の数字です)。

くりっく株365の配当

金利は、ほぼゼロ円です。このため、配当が順調に積みあがっている様子が分かります。

よって、十分な数量を買えば、くりっく株365で配当生活できそうです。

配当と金利の推移

そこで、日経225の配当と金利の推移を確認しましょう。

配当総額 金利総額
2012 20,390円 380円
2013 21,606円 788円
2014 25,376円 918円
2015 29,630円 1,283円
2016 31,745円 130円
2017 34,916円 0円
2018 40,834円 0円

生活するには、1年でいくら必要でしょうか。人によって異なりますが、税込みで25万円だとしましょう。すなわち、年間で300万円です。

2018年の配当総額は、およそ4万円です。1枚で4万円もらえたということですので、300万円稼ぐには75枚買えばOKです。

なお、日経平均株価は、およそ2万円です。すなわち、1枚は200万円です。75枚買うとしますと、購入総額は1.5億円になります。

巨額すぎて、全然ダメです。

ただし、くりっく株365は、レバレッジを使えます。そこで、レバレッジを2倍にするとしましょう。この場合でも、必要な証拠金額は7,500万円になります。

結論としては、「くりっく株365で配当生活ができるのは、金持ちだけである」という結果になりました。

そもそも、1億円前後をくりっく株365に投入できるなら、配当生活で年収300万円が欲しいということにならないでしょう。

日経225の金利

ちなみに、日経225の毎月の金利は、以下の通りです。2016年から0になっています。縦軸を見ると、50円刻みになっており、ほとんど無視できる大きさです。

くりっく株365の金利

くりっく株365で配当生活は難しそうですが、定期的な収入源として期待することはできそうです。

日経平均ETFと比較

ちなみに、配当生活を目指すなら、無理にくりっく株365を買う必要はありません。日経平均ETFを買うという選択肢もあります。

日経平均ETFならば、金利相当額を支払う必要はありません。

そこで、くりっく株365の日経225と、代表的な日経平均ETF(日経225連動型上場投資信託)の配当を比較しましょう。

下のグラフは、配当の比較です。くりっく株365の場合、日経平均株価の100倍で取引します。そこで、比較できるように、配当額を100分の1にしています。

こうすれば、日経平均株価あたりの配当額が分かります。

日経225の配当

上のグラフで分かります通り、日経平均ETFよりも、くりっく株365の日経225の方が、大きな配当をもらえます。

上のグラフは、金利相当額を引いた後の数字ですので、正確な比較です。

分配金の差額

下のグラフは、配当にどれくらいの差があるのかをグラフ化したものです。毎年、20円~70円弱の範囲で、くりっく株365のほうが配当が大きいことが分かります。

日経225の配当

くりっく株365を1枚買って、日経平均ETFを同額(100口)だけ買うと、配当は毎年2,000円~7,000円弱違うということになります。

また、くりっく株365はレバレッジを使えるのに対し、日経平均ETFはレバレッジをかけて長期保有できません。

正確には、信用取引を使えば、日経平均ETFでレバレッジ取引が可能です。しかし、信用取引をするとコストがかさむので、年単位で保有し続けることは困難です。

くりっく株365で低レバレッジで取引すれば、日経平均ETFとの差はさらに広がります。

「ある程度まとまった金額で、日経平均ETFを買おう」と検討している場合は、くりっく株365の方が良さそうだという結果になりました。

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