あまり多い例ではないかもしれませんが、1つのFX業者で複数の口座を持ちたいと思うことはありませんか?
ゆったり為替は、ヒロセ通商(LION FX)で2つ目の口座を作りました。
同一のFX業者で2つの口座を持つ理由
2口座を使い分ける理由として、ヒロセ通商(LION FX)のメリットを2つ出してみます。
スキャルピング歓迎
スキャルピングOKを前面に出しているFX口座は、わずかです。禁止はしていないけれどやらないでほしいというところを含め、禁止しているFX口座が大半です。
詳細な理由は分かりませんが、FX業者のシステム負担がとても大きいからだと予想しています。
ところが、ヒロセ通商はスキャルピング歓迎!です。
下の画像は、ヒロセ通商からの引用です。右下あたりに「スキャルピングOK!」とはっきりと書いてあります。
高金利通貨ペアのスワップポイントが大きい
ヒロセ通商(LION FX)のスワップポイントは、とても大きいです。キャンペーンで一時期だけスワップポイントが大きいのではなく、年単位で大きな数字を継続してくれます。
スワップポイント狙いで取引しようという場合、ヒロセ通商(LION FX)が主要な候補になります。
「1つの口座で2種類のトレード手法」は避けたい
この2つのメリットは、ほとんど対極に位置しています。
- スキャルピング:超短期取引
- スワップポイント狙い:長期取引
1つの口座でこの2つの手法を使う場合、資金管理がとても大変になります。例えば、以下のトレード方針を固めたとします。
スキャルピングやデイトレードで資金を確保し、その資金を使ってスワップポイント狙いの複利運用をする。
上の例とは逆に、スワップポイント狙いで収益を確保し、その収入の範囲内でスキャルピングをする。
似たような話ですが、大きく異なります。
トレード方針1の場合、スキャルピングやデイトレードで大きく損するかもしれませんし、大きく増やせるかもしれません。
成功する場合、一気に突き進める可能性を秘めています。
トレード方針2は、スワップポイント収入の範囲内で取引します。よって、損失は限定的です。
その代わりに、一気に資産を増やすのは難しいです(日々のスワップポイント益は小さいため)。
証拠金がごちゃ混ぜになるのが痛い
どちらの方法を採用するにしても、1つの口座で実行するのは難しいです。というのは、証拠金がごちゃ混ぜになってしまうからです。
スワップポイント用資金とスキャルピング用資金が混じってしまって、「えーと…スキャルで取引できるのは、いくらまでだっけ?」ということになります。
スキャルピングで成功できる場合、「資金管理は、まあいいや」で済ませられるかもしれません。
しかし、大きな損失を出すと、スワップポイント狙いの取引に影響が及ぶかもしれません(スキャルピングの損が大きすぎて、スワップポイント狙いのポジションを減らす必要が出てしまうなど)。
一方の取引がもう一方の取引に悪影響を与える場合、成功する確率が低下してしまうでしょう。
しかし、口座を分けていれば、この問題を避けやすいです。すなわち、成功確率を上げることができます。
口座管理
そこで、口座を2つ準備します。
第1口座でスキャルピングを実行。収益を第2口座に移し、そこでスワップポイント狙いの取引をする。
第1口座でスワップポイント狙いの取引を実行。収益を第2口座に移し、そこでスキャルピングをする。
口座が完全に別なので、資金が混じることがありません。資金管理と言えば、必要性は分かっているけれど面倒くさいし良く分からない、という感じかもしれません。
しかし、口座を二つに分けるだけで、強力な資金管理になります。
複数の業者で口座を持つ場合
なお、同一業者で2口座持たなくても、2つのFX業者で、それぞれ口座を持てばよいかもしれません。しかし、2つの問題が発生します。
FX業者ごとに特徴が異なる
FX業者は、それぞれ独自にシステムを開発しています。すなわち、FX業者ごとに特徴が異なります。
あるFX業者のシステムで2口座使いたいという場合でも、1口座は我慢して別口座を使わなければなりません。
この場合、多少の不満を抱えながらのトレードになるでしょう。
資金移動にコストがかかる
また、資金移動でも問題が発生します。
あるFX口座から、別の業者の口座に資金を移そうとする場合、下の手続きを踏みます。
すなわち、時間がかかりますし、面倒くさいです。
同一のFX業者で2口座保有すれば、この問題は発生しません。即座に資金移動が完了します。送金手数料は無料です。
2口座持てるFX業者
ここまでご案内しておきながら、極めて大きな問題があります。それは、「一つのFX業者で、同一名義で2つの口座を持てない」ということです。
しかし、ヒロセ通商(LION FX)だけは別です。ヒロセ通商の場合、同一名義で2つでも3つでも口座を保有できます。しかも、ヒロセ通商は以下の特徴を持っています。
- スキャルピング歓迎
- 高金利通貨ぺアのスワップポイントが大きい
よって、ヒロセ通商でスキャルピングやデイトレードをしながら、スワップポイント狙いの取引もしたい場合、2つ目の口座を作ることが有効です。
2つ目以降の口座開設申し込み方法
複数の口座開設の申し込みページは下のリンクからご確認ください。
リンク先のページで、複数の口座を作れます。具体的には、下の画像で「会員のお客様」タブをクリックし、次に、赤で囲った部分「個人様用」をクリックします。
あとは、ヒロセ通商からメールが届くのを待ちましょう。追加で口座を開設する基準は特に書いていないように見えます。1つ目の口座開設基準と、ほぼ同じと予想できます。
このため、ヒロセ通商で実際にトレードしているユーザーならば、簡単に口座開設できると思います。
複数業者でFX口座を持つことも必要
なお、今までは1業者で2口座を持つという話でしたが、複数業者でFX口座を持つことも大切です。
その理由は、主に2つです。
FX業者ごとに特徴が異なる
FX業者ごとに特徴が異なるとはすなわち、ヒロセ通商にない良さを持っているFX業者があるということです。
全ての面で100%完璧なFX業者があれば、顧客は全員その口座を使うでしょう。現実には、FX業者は数十もあります。すなわち、それぞれ良い点を持っているということです。
その良さを使うには、それぞれのFX業者で口座を作る必要があります。
FX業者のシステムトラブル
最近は、システムトラブルの話を聞かなくなりました。FX業者の努力が実を結んでいると分かります。
しかし、システムトラブルがない事を100%保証しているわけではありません。何らかの拍子に、トラブルが発生して取引できない時間帯ができるかもしれません。
そのときに、大きなトレードチャンスが来たらどうしましょう?
FX口座がトラブルを起こした業者にしかなかったら、取引できずに眺めるだけになります。とても残念なことです。
そうならないように、複数の口座を持っておく必要があります。下の2記事では、どのFX口座が良いか、比較検討しています。