先の記事で、損失を計上すると、その金額を取り戻して回復するのは大変だという話を書きました。
(→ 証拠金額の割に、トレード1回あたりの取引数量が少ない理由) 

今回は、これをもう少し具体的に書いていきます。証拠金に対して大きすぎる額のトレードが危険な理由が分かります。 

下の表は、当初証拠金額100万円の場合です。一番左は損失額、真ん中は100万円に対する損失の割合です。そして、一番右は、残った資金を元手にして100万円まで復活するために必要な利益率を示しています。

回復に必要な利率
 
例えば、損失額が50万円の場合を考えましょう。手元資金100万円に対する損失率は50%です。そして、元手は50万円になってしまいました。この50万円から資金を増やして元の100万円にするには、資金を2倍にしなければなりません。すなわち、必要な利益率は100%です。

50万円×2=100万円

一度資金を減らしてしまうと、資金を回復するために必要な利益率は、損失率よりも大きい数字が必要だということが分かります。そして、損失の割合が大きければ大きいほど、回復に必要な率が急増しています。この関係は下のグラフで確認できます。

損失額が大きくなるほど、資金を元に戻すには絶望的な利益率が必要になることが分かります。

回復に必要な利益率グラフ

よって、損失はできるだけ少なく抑えなければなりません。利益を得ることも重要ですが、ゆったり為替にとっては、いかに損失を抑えるかということの方が重要です。

→ 証拠金額の割に、トレード1回あたりの取引数量が少ない理由