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トライオートFX:コアレンジャー_豪ドル/NZドルの考察

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トライオートFXの「自動売買セレクト」を使うと、自分で自動売買プログラムを作らなくても、選ぶだけでトレードできます。

そして、そのランキングを見ますと、「コアレンジャー_豪ドル/NZドル」が1位に輝いています。

そこで、この銘柄(?)について考察しようと思います。

コアレンジャー_豪ドル/NZドルの成績

「コアレンジャー_豪ドル/NZドル」とは、自動売買プログラムの名前です。この名前の通り、豪ドル/NZドルで売買します。

当ブログでは、比較的よく出てくる通貨ペアです。しかし、一般的には脇役の通貨ペアです。

最初に、2018年1月からのトレード成績を確認しましょう。縮小して文字が小さいですが、下の画像の通りです。

コアレンジャー

2018年1月からの取引の結果、推奨証拠金比で47.60%の収益を達成しています。堂々の1位です。

また、左上に小さく、このプログラムが何回選択されたか書かれています。40,478回です。

特定の人が複数回選択した場合もあるでしょうから、延べ人数になります。延べ人数であっても、4万を超える回数選択されたのですから、大変な人気ぶりです。

成績をグラフで確認

では、どのような推移で+47.6%の成績になったのか、グラフで確認しましょう。

コアレンジャー

トライオートFXは、為替レートの上下動を利用して、利食いをひたすら繰り返します。よって、実現損益(緑色)のグラフは、基本的に右肩上がりになります。

一方、赤いグラフは、含み損益です。ゼロよりも下で推移していますので、評価損です。

この二つを合計しますと、大幅プラス(+47.6%)というわけです。

なお、トライオートFXに限らず、リピート系注文は、含み損を抱えるのが通常です。コアレンジャー_豪ドル/NZドルも、含み損になっています。

リピート系注文が含み損を抱える理由

ここで、リピート系注文が含み損を抱えやすい理由を、簡潔に確認しましょう。下は、リピート系注文の概念図です。

リピート系注文

青の曲線は、為替レートの動きです。左から、為替レートが下落していきます。この際に、青丸4つのレートで買った様子が描いてあります。

4つのポジションを持った時点では、含み損になっています。

その後、為替レートが上昇し、利食いしていきます。再び為替レートが下落し、新規に買います(含み損になります)。

そして、為替レートが上昇すれば、再び利食いしていきます。

すなわち、リピート系注文においては、含み損は悪ではありません。将来の利食いを得るための種です。ただ、種(=ポジション)をあまりに多く保有しすぎると、厳しくなります。

含み損が大きくなったら苦しいのは、どのトレード手法でも全く同じです。

豪ドル/NZドルの値動き

さて、少し話を変えまして、豪ドル/NZドルのチャートを見てみましょう。下は、2014年からの月足チャートです。

2014年から、延々とレンジ相場になっていることが分かります。最低値は1.00くらい、最大で1.14くらいです。すなわち、1,400pipsの範囲で、上に行ったり下に行ったりしています。

豪ドルNZドル

1,400pipsという数字は、とても大きな数字です。しかし、2014年以降ずっと、1,400pipsの範囲で動いています。

今は、2019年です。大変長い時間を、わずか1,400pipsの範囲で動いています。

ちなみに、米ドル円は、同じ期間で2,500銭(2,500pips)くらいの範囲を動いています。豪ドル/NZドルの値動きがどれほど狭いか、良く分かります。

リピート系注文は、このような相場を得意とします。そこを狙ったのが、コアレンジャー_豪ドル/NZドルです。

コアレンジャー_豪ドル/NZドルの取引設定

コアレンジャー_豪ドル/NZドルは、この豪ドル/NZドルの値動きを利用した取引設定になっています。

下のチャートは、上のチャートを3つに分割したものです。

豪ドルNZドル

それぞれの部分の取引設定は、以下の通りです。

青枠1:

豪ドル/NZドル=1.1075~1.1425の範囲に、売り注文が6本あります。

1つの注文につき、利確幅は70pipsです。損切り注文はありません。

黒枠2:

豪ドル/NZドル=1.0480~1.1005の範囲に、買い注文と売り注文が混在しています。すなわち、両建てです。買い注文が16本、売り注文も16本あります。

利確幅は20pipsで、損切り注文はありません。

赤枠3:

豪ドル/NZドル=1.0060~1.0410の範囲に、買い注文が6本あります。1つの注文につき、利確幅は70pipsです。損切り注文はありません。

注文の特徴

以上の内容から、注文の特徴を確認します。

まず、発注注文数は全部で44本です。そして、為替レートを3つに分けています。真ん中の部分に注文を32本集めています。全体の73%の注文を集中させています。

この部分は両建てになっており、利確幅も小さいです。よって、為替レートが上下動すればするほど、面白いように利食いを繰り返します。

青枠1と赤枠3では、発注本数が大幅に少なくなります。そして、利食い幅を3倍以上に大きくしています。

将来、再び黒枠2の両建てゾーンに入ることを期待して、この部分は注文数を減らしていると予想できます。

チャートを見ますと、青枠1、赤枠3に入った為替レートは、黒枠2に戻っています。そして、黒枠2の範囲で長い時間を過ごしてきました。今後もこの値動きが続けば、この設定は良好な成績を残してくれるでしょう。

(実際に、今まで良好な成績でした。)

スワップポイントの推移

上のチャートは、2014年以降のものです。すなわち、コアレンジャー_豪ドル/NZドルをひとたび稼働すると、長期間の取引となるでしょう。

そこで気になるのが、スワップポイントです。

スワップポイントの大まかな推移を見るために、豪州とニュージーランドの政策金利を確認しましょう。2014年以降のグラフです。

政策金利

これを見ますと、両国とも同じような動きをしていることが分かります。そして、ニュージーランドの方が、政策金利が高いです。

すなわち、豪ドル/NZドルを買うと、スワップポイントはマイナスになる可能性が高いです。

よって、為替レートが赤枠3(豪ドル/NZドル=1.0060~1.0410)の範囲で動くと、スワップポイントは毎日マイナスとなります。

とはいえ、1回の利食いで70pips得られます。よって、値動きがあればOKです。少しでも大きな値動きを期待しましょう。

そして、青枠1で推移すれば、スワップポイントはプラスです。

一時的にスワップポイントのプラスやマイナスがありますが、取引全体で見れば、スワップポイントを無視することも可能、という設定です。

豪ドル/NZドルの年足チャート

ちなみに、コアレンジャー_豪ドル/NZドルには、損切り注文を設定していません。そこで、2014年以来続く長期のレンジが終了しましたら、自分で取引を終了させてください。

では、レンジがいつか終了するとき、為替レートは上に行くでしょうか。それとも、下に行くでしょうか。

その参考とするために、下のチャートをご覧ください。1973年以来の年足チャートです。

豪ドル/NZドルの長期チャート

チャート内の右下にある赤い枠は、上で考察した2014年以降の部分を示します。

これを見ますと、豪ドル/NZドル=1.00の下値支持線が、極めて強力だと分かります。40年以上も継続しています。その一方で、上方向には、比較的自由に動いているように見えます。

よって、将来の値動きは不明ではありますが、上方向に突き抜けて進みやすいのでは?と予想できます。

売り注文の本数調整

ゆったり為替の分析に納得、という場合は、売り注文の本数を少し減らすのを検討できるでしょう。売り注文を減らすことによって、将来の上昇時の損失リスクを減らします。

とはいえ、「それまでに利食いを多数繰り返しているから、損切りしても大幅プラスだよ」という状態にするのが、コアレンジャー_豪ドル/NZドルの設定です。

下に、損益グラフを再掲します。利食いをひたすら繰り返していますから、緑の線が右肩上がりになっています。

「利食いの蓄積が大きいから、赤色の含み損が増えても大丈夫」という状態にします。

コアレンジャー

利食いの蓄積は、青天井です。高頻度で利食いすればするほど、資金は増え続けます。

一方、含み損は有限です。豪ドル/NZドル=1.00や1.14で損切りすると決めれば、それ以上の損失は発生しません。

よって、豪ドル/NZドルがレンジ内で激しく動けば動くほど、トライオートFXのこの設定は、成功に近づきます。

ゆったり為替の考え方

一方、ゆったり為替は、今まで豪ドル/NZドル=1.00に近い位置で買う、というプランをご案内してきました。これは、以下の意図です。

  • スワップ損は嫌だなあ
  • 損切りも嫌だなあ
  • なら、利食いを捨てて守備力に特化しよう

あまりに極端です。コアレンジャーは、「レンジで動くなら、レンジ全体で取引すればいいよね?」です。どちらが正解か、現時点で不明です。

成功する場合、コアレンジャーの方が気持ちよいでしょう。

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