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長期トレード

豪ドルの買いと売りを同時にする場合の注意点

ただ今、10万円チャレンジと称して長期トレードをのんびりと実行中です。この模様はツイッターで報告しており、飽きなければ(そして途中で私の寿命が尽きなければ)資産は数十年程度で100倍になる見込みです。

現在のポジションと将来のエントリー見込み

2023年2月半ば、豪ドル/米ドルを売りました。下は週足チャートで、赤矢印付近で売って最大で250pipsくらいの含み益まで成長したものの、直近の値動きはイマイチです。

値動きが悪ければ途中で決済する可能性もありますが、このまま下落してほしいなあという状態です。

AUDUSD週足チャート

そして、下は豪ドル/NZドルの月足チャートです。豪ドル/NZドル=1.00付近に強烈なサポートラインがあり、50年くらい機能しつづけています。

そこで、為替レートがもう少し下がったら買ってみたいと考えています。

豪ドル/NZドル月足チャート

すると、矛盾しているかも?な状態になります。

豪ドル/米ドルは売りですので豪ドルを売っています。そして、豪ドル/NZドルを買いたいということは、豪ドルを買うということです。豪ドルについての見通しが正反対になっています。

こういったことは珍しくありませんので、あらかじめトレード方針を決めておくと楽です。方針に従うだけですので、その場であれこれ考える必要がありません。

トレード方針(案)

案1:調整せずにトレードする

豪ドル/米ドルは売り、そして豪ドル/NZドルは買いだと判断したのですから、特に何も考えないでチャート分析通りに取引する方法です。

豪ドルに特に変化がなくても、米ドルが強くなると同時にNZドルが弱くなれば、両方とも利食いできます。実際はどうなるか分かりませんが、そうなるように期待します。

案2:第3の通貨ペアで確認

案1で、「米ドルが強くなると同時にNZドルが弱くなれば」と書いたのですが、このままでは願望にすぎません。

そこで、NZドル/米ドルの長期チャートを確認します。

NZドル/米ドルの先行きは下落だと見込めるなら、願望ではなく根拠のある思考になります。そして、下落確実度が大きいと思うなら、NZドル/米ドルを売るという選択肢もあります。

案3:取引数量を減らす

豪ドル/米ドルを売っている状態で、豪ドル/NZドルを買ったとしましょう。

そして、何かのイベントが起きた結果、豪ドルが弱くなって豪ドル/NZドルが損切りになり、そののち突如として豪ドルが強くなって豪ドル/米ドルも損切りになるかもしれません。…嫌な話ですが、あり得ます。

しかし、チャート分析通りに動くなら、両ポジションとも利食いできます。これも捨てがたい。

そこで、それぞれの取引数量を控えめにします。控えめにすれば、両方損切りになってもダメージを抑えられます。両方利食いできる場合は少々残念かもしれませんが、2ポジションとも利食いなので満足でしょう。

今回の場合なら、豪ドル/米ドルのポジションを既に持っているのですから、豪ドル/NZドルの取引数量を抑えます。

こうすれば、往復ビンタで損切りになっても損失額を抑えられます。

案4:取引しない

そして、取引しないという選択肢もあります。今回の場合なら、豪ドル/米ドルを既に持っているのですから、豪ドル/NZドルを取引しないということです。

ただ、豪ドル/NZドルのサポートラインは50年以上続いていますから、取引しないという選択肢は取りづらいと感じます。

ゆったり為替の方針

では、普段のゆったり為替は何を採用するか?ですが、既にポジションを1つ持っているなら、案4の「取引しない」です。まだポジションを全く持っていないなら、案3の「取引数量を減らす」です。

今回の場合は案4になるのですが、豪ドル/NZドルは例外です。買いたいところまで下落したら、買うと思います。

その他、豪ドル/米ドルの売りポジションを持っている状況で、豪ドル/円を売りたくなったとしましょう。この場合、豪ドルを重ねて売ることになります。これも基本的に回避しています。

2つのポジションを持った後、何らかの理由で豪ドルが暴騰したら、両方とも損切りになってしまうからです。どうしても取引したかったら、取引数量を抑えます。

取引できる通貨ペアがなくなることも

というわけで、豪ドル/米ドルの売りポジションを持っている現在、豪ドルと米ドルのいずれかを含む通貨ペアは取引しないという基本方針になります。

すると、追加で取引可能な通貨ペアはとても少なくなります。豪ドルを除くクロス円やユーロ/ポンドなど。

チェックすべきチャートの数が激減するので、チャートの確認に要する時間がさらに減って良い感じです。

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