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トラリピの初心者向け設定

投稿日:2019年1月21日 更新日:

トラリピ初心者ならば、どのような取引設定が良いでしょうか。

初心者だからと言って、負けて良いはずはありません。また、難しすぎてもイケません。ほど良いところを探してみましょう。まず、トラリピをする前に確認すべきことから考察します。

相場は初心者に手加減しない

FX相場は、階級制がありません。初心者もスーパーマンも、同じ相場で戦います。そして、勝つ人は、負ける人から容赦なくお金を回収します。これが相場です。

相場で損したら、そのお金は消えてなくなるのではありません。勝った人の収益になります。

これが、スポーツ等と決定的に異なる点の一つです。

サッカーなどのように、「小学生の部」「高校生の部」といった区別がありません。すなわち、多くの場合、初心者はプロに搾取されます。

この搾取を避けながら、資産増加を目指します。トラリピを使っても、この状況は変わりません。FXは大変な世界だな、と分かります。

初心者でも、最初は自由に取引してみる

ではどうするか?ですが、最初は、トラリピで自由に取引して構わないと思います。たいていの場合、負けて終わりになるでしょう。それで構わないと思います。

負けて初めて、「トラリピをちゃんと勉強しないとダメだな」とわかります。

ゆったり為替が、初心者からFXについて教えてほしいと言われるとき、「まずは自由に取引して、負けましょう。負けてからが勝負です。」という趣旨の言葉を返します。

自分のお金を失わないと、本気になれないと思います。

「お金を失う前にしっかり勉強しよう」という気合がある場合は、大変すばらしいです。ゆったり為替にはない能力です。この能力を持っている場合は、トラリピを勉強するところから始めましょう。

一気に大きく成功したいか、着実に進みたいか

次に考えるのは、FXで一気に成功したいか、着実に前に進みたいか?です。

一気に成功したい場合は、トラリピは不向きです。裁量トレードを勉強して、複利運用でガツガツと利食いする方が早道です。

一方、着実に前進したい場合、あるいは、FXに投入できる時間があまりないから、可能なら自動売買で放置している間に稼ぎたいという場合は、トラリピが選択肢になります。

裁量トレードとトラリピうち、一つを選ぶ必要はありません。両方選んでもOKです。

初心者のうちは、自分の適性がどこにあるのか分からないと予想できます。よって、いろいろやってみるという選択肢が良いのでは?と思います。

初心者のトラリピ方針

では、初心者向けのトラリピの方針を考えましょう。初心者向けですから、難しいのはダメです。よって、以下の条件を考えました。

  • 馴染み深い先進国通貨ペア
  • スワップポイントが常にプラス
  • 取引範囲を設定しやすい
  • 情報を得やすい
  • 細かい値動きを読まない

順に見ていきます。

先進国通貨ペア

初心者向けで、いきなり豪ドル/NZドルなどを対象にするのは、心理的に難しいでしょう。やはり、米ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円などが対象になりやすいです。

また、トルコリラ/円などの新興国通貨ペアは避けます。新興国特有のリスクがあるためです。

スワップポイント

日々のスワップポイントがマイナスになると、落ち着きません。プラスの方がいいです。

また、スワップポイントがプラスやマイナスに変わりやすいのも、初心者向けとは言えないでしょう。10年も20年もプラスのまま、という通貨ペアが取り組みやすいです。

取引範囲の設定が分かりやすい

難解なチャート形状だと、初心者向けではありません。取引設定を考えるのが難しいです。

どこまでトラップを設定して、為替レートがどうなったら損切りするか、というのが分かりやすい通貨ペアが良さそうです。

情報を得やすい

何かがあっても、英語や現地語を読まないと情報を得づらいというのも避けたいです。日本語でゆっくり読んで、間違いのない判断をしたいです。

細かい値動きを読まない

初心者向けの設定なので、日足チャートなどで相場を読もうと思っても、それは難しいでしょう。そこで、月足チャートや週足チャートを使って、ざっくりと相場を眺めることにします。

以上の5つを踏まえますと、候補となる通貨ペアは、いくつかに絞られそうです。下の3つあたりでしょうか。ポンド/円などでも良いでしょう。

  • 米ドル/円
  • 豪ドル/円
  • NZドル/円

最も馴染み深いという意味で、米ドル/円のチャートを確認します。

米ドル/円のチャート

下は、米ドル/円の週足チャートです。M2Jからの引用です。

日足チャートでなく、週足チャートを使います。初心者向けですので、取引を設定したら放置で取引を継続したいです。この場合、日足では表示期間が短すぎるでしょう。

米ドル/円のチャート

2015年半ばからのチャートです。これを見ますと、米ドル/円=100円辺りが下限に見えます。よって、100円を明確に下回ったら損切りするというルールで、トラリピで買うことを検討できます。

トラリピにログインして取引設定しますと、入金した額の範囲内でどのようなトラップを仕掛けられるか、簡単に分かるようになっています。

このあたり、トラリピは初心者に優しいシステムです。

ちなみに、100円~115円の範囲で、50銭ごとに1,000通貨買うトラリピの場合、必要な証拠金は40万円くらいです。

損切りを想定したくない場合は、過去の円高記録を視野に入れることになります。米ドル/円=75円くらいです。とても遠いので、初心者向きと言えるかどうか、少々怪しいです。

豪ドル/円のチャート

過去の最低値まで視野に入れたい場合は、豪ドル/円がわかりやすいです。下は、豪ドル/円の月足チャートです。

豪ドル円のチャート

1995年以降の表示で、最低値は55円くらいです。1995年、2000年そして2008年に超円高を記録しています。55円あたりの数字はとても遠いですが、過去の下限を判定しやすいです。

この意味で、初心者向けと言えるでしょう。

55円~85円くらいの範囲で買いのトラリピをすれば、放置で取引できそうです(円安すぎる位置で買うと、その後の円高で含み損が痛いです。そこで、円安部分の取引は見送ります)。

ただし、豪ドル/円=55円の円高記録を更新する可能性はゼロではありません。この点には注意が必要です。

注意事項

注意事項としては、「トラリピでうまくいっても複利運用しない」ことです。

スワップポイントや利食いで資金が増えると、その資金を使ってトラップを追加したくなります。しかし、我慢です。初心者だけでなく経験者もやりがちですが、耐えます。

と言いますのは、為替レートが不都合な方向に動いてしまう場合に備える必要があるからです。

含み損がどうしようもなく大きくなったら、損切りします。このとき、最終的に利益になるか損になるかは、下の合計値次第です。

  • 今までの利食いとスワップポイント益の合計値
  • 損切りの損失額

獲得した資金を使って複利運用してしまうと、損切りしたときにマイナスになってしまいます。それではイケません。

円安になるときは、もちろんプラスです。円高が進んで損切りになってもプラスで終われるよう、利益は確実に保管したいです。

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