スキャルピングのトレード手法
1か月で資金を2倍にするスキャルピングの名人から、手法(デイスキャFX)の指導を受けました。
「ゆったり為替なら、インジケータのパラメータ以外は何でも書いてよい」と許可を得ましたので、手法をご案内します。
しかし、1記事ですべてを書くのは困難です。ブログの特性を生かして、複数の記事を書いていきます。
ゆったり為替は、短期取引の素養がありません。しかし、多くの皆様は、ゆったり為替よりもスキャルピングの素養があると思います。
今回の公開内容で、すぐにプラスの成績にできると期待するのは、難しいかもしれません。しかし、何らかの参考になるのでは?と思います。
スキャルピングで使うチャート【時間軸】
スキャルピング名人のデイスキャFXは、ローソク足のチャートを使います。しかし、どの時間軸で取引しましょうか。
デイスキャFXの手法では、以下の3つを使います。いわゆる「マルチタイムフレーム」です。
- 1時間足
- 5分足
- 1分足
特徴は、3つの時間足を使うこと、そして、1分足を使うことです。また、スキャルピングですが1時間足も使います。それぞれの役割は、以下の通りです。
相場の大きな流れをつかむ
直近の相場の流れをつかむ
実際の取引で使う
1時間足で、上昇または下落のトレンドを把握します。そして、5分足を見ます。5分足が、1時間足と同じ方向のトレンドだったら、取引チャンスです。
すぐに1分足チャートにして、取引開始の機会を待つという方法です。
スキャルピングで使うインジケータ
今回のスキャルピングで使用するインジケータは、以下の通りです。
- EMA(平滑移動平均線)
- ZigZag(ジグザグ)
- MACD(マックディー)
- ゾーン
- ボリンジャーバンド
インジケータを表示したチャートは、下の通りです(FXTF及びデイスキャFXから引用)。チャート内の黄色い線がEMA、赤いジグザグの線がZigZag、チャート下側のインジケータがMACDです。
なお、上側のチャート(メインウィンドウ)が、色分けされています。これはゾーンと呼ばれるものです。
EMA(平滑移動平均線)
黄色い線は、取引開始の判断基準にしたり、損切り位置を決めたりするのに使います。とても重要な線なので、目立つ黄色で示されています。
ZigZag(ジグザグ)
ZigZagは、その名前の通りです。チャートの高値と安値を結ぶ直線で、ジグザグに動いている様子が分かります。
1分足や5分足で移動平均線を使いますと、相場の方向性が分かりづらい場合があります。しかし、ZigZagなら、その心配はありません。直線だから分かりやすいです。
MACD
MACDは、説明も不要なくらいに有名なインジケーターの一つです。よって、詳細は他のブログ等で確認いただくとしましょう。
相場の強弱だったり、トレンドの方向性を把握したりします。
ゾーン
スキャルピング名人は、研究を進める過程で、「為替レートがある範囲にあると、大きく上昇したり大きく下落したりしやすい」という傾向を発見しました。
これを色で示したのが、ゾーンです。
ピンク色は、上昇しやすいゾーンです。すなわち、買いのトレードを狙います。青色は、下落しやすいゾーンです。すなわち、売りのトレードを狙います。
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドは、デイスキャFXではオマケ的な存在です。極端な話、これがなくてもトレード可能です。
利食い位置の目安を判定する際に使います。
これら5つのインジケーターを、1分足、5分足、1時間足すべてのチャートに表示します。
具体的な取引方法
では、具体的な取引方法に入りましょう。ここでは、買いで取引する場合を想定します。
1時間足
1時間足の為替レートが、以下の状態にあることを確認します。
- ピンク色のゾーンの中にある
- EMAの上にある
- ZigZagが、押し目を作っている
- MACDが、プラス圏でゴールデンクロス状態にある
下のチャートは、デイスキャFXからの引用です(以下、同じ)。上の表の数字と、下のチャートの数字が対応しています。
5分足
ゾーンを除いて、1時間足と同じチェックをします。
1時間足が上昇トレンドだと判定したら、5分足も上昇トレンドにあるかどうか確認します。上昇トレンドでなかったら、上昇トレンドになるのを待ちます。
1分足
1分足も、5分足と同様です。
ただし、1分足チャートを使って取引開始や決済を判定しますので、1分足チャートならではの内容があります。下の「エントリーのタイミング」です。
エントリーのタイミング
上のチャートは1時間足ですが、1分足と同じインジケータですので、上のチャートで解説します。
1分足で買いチャンスになったら買うのですが、どのように判定するか?です。以下の通りです。
- 為替レートが、EMAの上にある
- ZigZagが、押し目を作っている
上の2つが実現している状態で、MACDがプラス圏でゴールデンクロスになった瞬間がトレードチャンスです。ここで買います。
取引チャンスを探す【まとめ】
あれやこれやと書いていますが、要するにこういうことです。
条件がたくさんありますので、取引頻度は低いです。しかし、確実に大きな利食いを狙います。
なお、デイスキャFXには、取引頻度を高くする方法や、デイトレードをする方法もあります。この記事は1分足スキャルピングですので、別記事での解説に譲ります。
決済のタイミング
利食いは、可能ならばどこまでもガマンしたいです。
すなわち、スキャルピングですが、1pipや3pipsで利食いを決め打つのではなく、可能ならば10pipsでも30pipsでも獲得したいです。デイスキャFXでは、これが可能です。
ただし、大きく利食いしたいという欲と、含み損に転じて損したら困るという恐怖が、自分の心の中で戦うことになります。
具体的な利食い位置は、以下の通りです。
利食い位置
「取引開始位置とZigZagの頂点の間の距離の3倍」の含み益で決済します。下の図の通りです。
ただし、必ずそこまで待たなければならない、という意味ではありません。相場状況に応じて、それよりも前で決済する場合もあります。この判断は、ルールではなく、経験も必要そうです。
また、いつも3倍を狙うわけでなく、1倍を狙って勝率重視とする場合もあります。これは、デイスキャFX公式ページでご確認ください。
損切り位置
一方、損切りは比較的明確です。
買っているとき、為替レートが黄色い線を下回ってしまったら損切りです。売る場合は、その逆です。売っていて、為替レートが黄色い線よりも上に来たら損切りします。
1日当たりの利食い目標
この手法で、1日当たりの利幅目標は10pipsです。1か月で200pipsを得られるという計算になります。
ただし、この目標は、訓練を積んで手法を自分のものにした人に適用できる話です。ゆったり為替の場合は、現時点では、毎月プラスの成績にできればOKという段階です。
ちなみに、私にスキャルピングを教えてくれた名人は、1回のスキャルで10pips~30pipsを狙い、毎日複数回の利食いに成功します。
よって、月間利幅は1,000pips弱くらいになるそうです。
年間利益の見込み
仮に、1か月で資金を2倍にできるとしましょう。ゆったり為替にこの手法を教えてくれた人は、実際に2倍にしました(ゆったり為替が、実際に取引画面で確認しました)。
すると、1年で資産は4,000倍になる計算です。
これは計算上の話であって、実際に4,000倍になるかどうかは分かりません。しかし、不可能ではないことを示しています。
よって、慌てて取引する必要はありません。
まずは、ゆっくりと手法を自分のものにします。それから資金を投入してしっかりトレードしても、1年で大きな資産を得られます。
実際のところ、ゆったり為替に手法を教えてくれた人は、FXに飽きていました。勝ちすぎたからです。だから、ゆったり為替に手法を教えてくれました。
「自分はもう稼いだから、教えてあげるよ」という具合です。
ひたすら訓練
今回の記事では、手法の全貌を明らかにしたわけではありません。しかし、無料公開という視点で見れば、とても多くの情報を公開しています。
そこで、スキャルピングに挑戦してみたいという皆さまは、デイスキャFXの研究をしてはいかがでしょうか。
トレードの結果については、ゆったり為替は何の責任も負えません。その点にご留意いただきつつ、研究を進めましょう!
使用するFX業者
なお、使用するFX業者も、重要な要素です。と言いますのは、次の2つが同時に実現している必要があるからです。
- スキャルピングOKなFX口座
- 業界最狭水準のスプレッド
スキャルピング不可のFX口座で、1分足のスキャルピングをするとしましょう。この場合、口座を凍結される可能性があります。
すなわち、FX取引が不可能になってしまいます。
その心配がない口座を使う必要があります。この視点から見ると、FXプライムbyGMOが候補になります。
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なお、デイスキャFXのインジケータを完璧に表示しようと思えば、購入してMT4で表示します。
高額だから購入したくないという場合、この記事を元にして、FXプライムbyGMOで挑戦できます。「ゾーン」は表示できませんが、他の必要なインジケータを全て表示可能なためです。
(ゾーンはオリジナルのインジケータですから、どのFX業者でも表示できません。)
- EMA(平滑移動平均線)
- ZigZag(ジグザグ)
- MACD(マックディー)
- ボリンジャーバンド
「当ブログ限定のキャッシュバックの範囲内なら、損してもOK!」という感じで挑戦するのも、検討できるでしょう。