FX口座あれこれ

大災害発生時も、自分のFX口座は大丈夫だろうか?

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428504-2大小さまざまな地震が、日本列島を襲っています。大規模な地震が来た時、自分や自分の家には損害がなくても、FX業者がダメージを受けたら、どうしましょう?

あるいは、大災害があっても、通常通り営業してくれるでしょうか。この点から、FX業者の準備状況を確認しましょう。

FX各社のBCP

BCPとは、事業継続計画です。大災害などがあったとき、被害を最小限に食い止め、かつ、事業を継続するための計画です。FX各社はおおむねこの計画を立てているようですが、公開されている情報は概略にとどまり、具体的なことは分かりません。

例えば、このような情報まであればいいな・・・と思います。

・ サーバは複数の場所に分散しているか。
・ サーバが分散している場合、同期のレベル(頻度)はどれくらいか
・ バックオフィスはあるか など。

人づてに聞いた話では、沖縄にサーバーを構えているFX業者もあるそうです。ただ、サーバーがどこにあるかという情報は機密に属しますから、どのFX業者も公開しないでしょう(東京、大阪、といった大雑把な公開ならばあるかもしれません)。

ウェブサイトを調べても良く分からないので、どうしたものか・・・。こういう時は、過去の大きなショックが発生したときどうだった?を確認すれば、参考になるでしょう。

スイスショック発生時の状況

災害とは毛色が異なりますが、FX業界にとっては、スイスショックも一種の災害のようなものでした。スイスショックとは2015年1月15日に発生した為替の急変動を指します。スイス国立銀行の政策変更により、ユーロ/スイスフラン(EUR/CHF)が一気に暴落しました。

下のチャートは、2015年1月15日前後のEUR/CHFの日足チャートです。

eurchf-daliy-chart-201411-201502

ユーロ/スイスフラン(EUR/CHF)=1.20付近だったのが、一気に1.00割れ水準まで暴落しました。これが原因で、複数のFX業者が経営破たんや身売りの憂き目に遭いました。

顧客も、預入資産額以上に損した人が続出し、追証(=借金)の額は34億円弱にも上りました(詳細は「スイスショックで発生した損失の状況はどんな感じだろう?」をご覧ください)。

まさに大災害です。

追証の額がこれだけ大きく膨らんでしまった理由の一つとして、「レート配信を止めた業者がある」ことが考えられます。レート配信があれば損切り注文が成立しますが、レート配信がなければ損切りさえできません。

やっとレート配信が再開されたと思ったら、そのレートは損切り注文よりもはるか下にあり、結果として借金を背負ったという構図です。スリッページが1,000pipsにもなったという顧客がいたとか・・・。

この場合、「大災害にあってもレート配信を継続したか否か」が顧客の運命を分けたことになります。レート配信を止めるとはすなわち、為替レート変動によるリスクを全て顧客に転嫁するという意味です。

私たち顧客としては、大災害にあってもレート配信を継続する口座で取引したいです。このあたりの詳細につきましては、姉妹サイト「FX究極のスワップ派」で記事にしていますので、ご覧ください。

→ 危機の時にこそ、FX業者の「本当の実力」が示される

なお、SBIFXトレードでは、バックオフィスを構えて常に稼働可能な状態にあることなど、比較的詳細に情報を公開しています。普段はあまり気にしない情報でしょうが、時折確認してみると有益でしょう。

→ スイスショック後、スイスの金利とスワップポイントはどうなった?
→ ユーロ/スイスフラン(EUR/CHF)暴落時のスリッページはどうだった?
→ スイスショック!損切りせずロスカット回避に成功した方法とは?

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