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長期チャート分析:豪ドル/米ドル(AUD/USD)2017年5月

投稿日:2017年5月11日 更新日:

ゆったり為替はマイナー通貨ペアが好きです。値動きが比較的分かりやすいと思うからです。

そこで、日本では馴染みがあまりないかもしれない豪ドル/米ドル(AUD/USD)について考察してみましょう。どのような特徴があるでしょうか。

豪州と米国の政策金利

最初に、豪州と米国の政策金利を比較しましょう。豪州は高金利通貨の代表格として知られていますが、現在の政策金利はとても低いです。

方、米国も低金利ですが、徐々に政策金利が引き上げられています。

そこで、両者の位置関係を確認してみましょう。下のグラフをご覧ください。両国の政策金利推移です。

interest-rates

1990年代初めの豪州は、15%くらいだったと分かります。すごい数字です。当時、個人向けにFX市場は開放されていませんでしたが、仮に豪ドル/円(AUD/JPY)あたりを買うことができたら、スワップポイントはどうなっていたでしょう。興味深いです。

さて、豪州と米国の関係に目を向けますと、おおむね豪州の方が政策金利が高いと分かります。

よく見ると、1997年から2001年くらいにかけて、米国がわずかに上回っていた時期があります。それ以外は、豪州の方が金利が高いです。

すなわち、豪ドル/米ドル(AUD/USD)を買って持っていれば、スワップポイントは継続的にプラスだったということになります。

しかし、現在の政策金利はどうでしょうか。グラフの一番右です。まだ豪州の方が大きいですが、米国の政策金利が上に来そうな勢いです。米国は年内にあと2回~3回ほど政策金利引上げが見込まれています。

一方、豪州は維持でしょうか。

今後、豪ドル/米ドル(AUD/USD)の推移はどうなるでしょうか。

豪ドル/米ドル(AUD/USD)の長期チャート

下の長期チャートは、アイネット証券からの引用です。1995年からの超長期チャートです。そこに、赤枠を追加しました。米国の政策金利が豪州よりも大きかった時期です。

audusd-chart

今後、このチャートの動きと同じようになる…と予想するならば、豪ドル/米ドル(AUD/USD)は下落するだろうと予想できます。

実際にどうなるか不明ですが、現在のボックス相場から下方向に離れていく可能性を考えても良いだろうと思います。

では、下方向に離れる場合の最大目途を計測しましょう。ゆったり為替お得意のチャート分析手法です。分析手法の詳細は「長期チャート分析:トルコリラ/円(TRY/JPY)2017年5月」でご確認ください。

audusd-chart-2

この手法を使うと、目標値は0.4くらいになってしまいます。過去最低値を余裕で超えるという結果です。実現するかどうかはさておき、単純な分析だとこのような結果となりました。

なお、山の頂点から計測するのではなく、その下の山から計測する場合は、少し穏やかな目標値になります。こちらの方が現実的かなあ、と思います。

先進国通貨ペアで過去新記録を作るというのは、大きなエネルギーが必要だと思うからです。

audusd-chart-3

こちらの目標値を採用する場合は、0.5台前半まで下落を見込めるという結果になりました。

2018年9月時点のチャート分析につきましては、下の記事からご確認ください。

大幅下落を警戒:豪ドル/米ドル(AUD/USD)【2018年9月】

ゆったり為替の姉妹サイト「FX究極のスワップ派」で、豪ドル/米ドル(AUD/USD)について記事化しています。 その記事を読むと、今後のAUD/USDについて、大幅下落への警戒が必要な可能性が見えてき ...

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