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米政策金利の見通し&過去の長期推移【2018年3月】

投稿日:2018年3月22日 更新日:

米政策金利が発表され、大方の予想通り政策金利引上げとなりました(1.5%~1.75%)。

そこで、現状と将来見通しを確認しつつ、過去の長期的な推移を振り返ります。

日米の政策金利推移

下の政策金利グラフは、1995年以降のものです。2015年末から、米国金利が上昇している様子が良く分かります。

しかし、2008年より前の水準と比較しますと、依然として低い水準だと分かります。

interest-rates

比較のために日本の政策金利を掲載しています(青線)。

20年以上もこの水準だと、金利正常化がどうのこうのという話を聞いても、「現在の0%~1%が通常水準なのでは?」と思わずツッコミを入れたくなってしまいます。

米ドル/円(USD/JPY)の為替レートは上下動しますが、日本よりも米国の短期金利の方が高いという状態は恒常化しています。

よって、強制ロスカットに気を付けながら、適当に米ドル/円(USD/JPY)を買って保有し続けるというのも、トレード戦略として成り立つと思います。

ゆったり為替は、円高になるたびに少しずつ買うという方法を採用しています。75円という歴史的水準になっても買い続ける予定です。

少しずつ買っているので、大幅円高になっても大丈夫という状態にしています。

将来の米政策金利見通し

FOMCでは、将来の政策金利見通しも発表しています。FOMC構成員がそれぞれ、将来の米政策金利はこの辺だろうな、という数字を公開し、それを表にまとめたものです。

下の表はFOMCホームページからの引用です。赤枠と青枠を追加しました。赤は2018年末の政策金利予想、青は長期的な見通しです。

prediction

これを見ると、2018年末の米政策金利は2.0%~2.5%の間になりそうだと分かります。

すなわち、今年の政策金利引上げ回数は3回~4回ということになります。トランプ大統領の政策が気がかりではありますが、これくらいの金利を期待できそうです。

青い枠の長期見通しを見ますと、だいたい3%くらいに落ち着くと見込まれています。長期的な政策金利水準が3%というのは、あまりに低くて面白くない…というのが、率直な感想です。

Federal Funds Rate(FFレート)の推移

政策金利が低すぎて面白くない…の意味ですが、過去のレート推移を見ると分かります。

下のグラフは、FFレート(米国の短期金利)の推移です。macrotrendsからの引用です。米国の政策金利を変更することで、この短期金利を調整しています。

historical-fed-rates

1970年代から1980年くらいにかけて、FFレートは極めて高い水準でした。

オイルショック&スタグフレーションの時期ですので、この時期の政策担当者は大変だったろうなあ…と、このグラフを見るだけで大変さが予想できます。

ゆったり為替は、米ドル建て債券を買っていた時期があります。今は金利が低すぎて買う気になれませんが、1990年代くらいの短期金利に戻ってくれれば、再び米ドル建て債券の購入を検討したいと思います。

今すぐに米債を買うならば、満期まで半年未満の債券を買って、満期になったら再投資を繰り返すことになるだろうと思います。

そして、FOMCの長期見通しである3%あたりまで来たら、長期債を買い始めます。しかし、FFレートで3%だと、高格付事業債を買うと大した金利になりません。ジャンク債は買いたくないし。

というわけで、低レバレッジで米ドル/円(USD/JPY)を買って長期保有、ということになりそうです。




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