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続:EUR/CHFが1.20を下回るとき

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旗を持つ女性昨日の記事「EUR/CHFが1.20を下回るとき」について、早速お便りが届きました。そこで、お便りを紹介するとともに対策を考えていきます。

(一部を抜粋)
現在、清算できていないロングが17本分あり、このまま損切りレートをすっ飛ばして、いっきに大幅下落したら大きな損失がでてしまいます。
ブログで言及されていた通りショートを建てておこうかと思いますが、必要証拠金が増えてしまうので自分の資金力と相談しながらどれくらのショートを建てるべきか検討します。 (抜粋終わり)


kaneさん、お便りありがとうございます。

まず申し上げるべきは、昨日のEUR/CHFの1.20割れ記事はシナリオの一つでしかないということです。ゆったり為替は、1.20を割れる可能性よりも1.25を超えて上昇する可能性のほうが高いと考えます。

また、1.20を割れる場合も、窓ができるかどうか分かりません。よって、先日の記事「EUR/CHFが1.20を下回るとき」のシミュレーションは最悪の状態を想定しています。

とはいえ、それが実現する可能性はゼロではないわけですから、今から方針転換することを考えたとします。
考えられる方法をいくつか書きます。

(1) 現在の取引のまま継続する

スイス国立銀行によるEUR/CHF=1.20の防衛線が設定されて以来、スワップポイントを除いて、現在のトラップ系取引を変更しなければならない決定的な変化は見られません。

よって、今の取引を継続するというのは有力な選択肢です。

ただし、スワップポイントがプラスであることがこの取引の前提にあるならば、現在の取引から撤退する理由になるでしょう。

(2) 新たにショートを建てる

これは、先日の記事「EUR/CHFが1.20を下回るとき」で書いた方法です。

(3) 今まで得た利益の範囲で、少しずつポジションを解消する

既にEUR/CHFのトレードでいくらかの利益があるでしょう。その利益の範囲で、すでに持っているポジションを清算していきます。

現在の利益が2万円だとしましょう。EUR/CHF=1.2200のポジション(10,000通貨と仮定)を清算しても、損失は2万円の範囲に収まるでしょう。このとき、このポジションを清算します。損しますが、総計ではプラスを維持します。

このようにして、利益が出るたびにゆっくりポジションを清算していきます。最終的には、全てのポジションが清算されても利益が残ります。

注意点は、高値のポジションから順番に清算することです。安値のポジションから清算すると、値動きによる利益獲得機会が失われてしまいます。

また、この方法の問題点は、時間がかかることです。全てのポジションを清算するまでに何か月かかるか、1年を要するのか、分かりません。為替レートの変動次第です。

とはいえ、何もしない場合に比べて、EUR/CHF=1.20を下回って損するときのダメージは緩和されるでしょう。

(4) 両建て

例えば、EUR/CHF=1.21を下回るとき1.20割れの危険を意識してしまう、とします。
この場合、1.20~1.21で両建てでトラップ系の取引をします。

1.21を上回れば1.20割れの危険は遠のくだろうと判断するならば、1.21あたりにショートの損切りを設定します。

こうすることで、1.20~1.21にあるときの利益獲得速度を高めます。
そして、利益を得たら、(3)の方法で高値のポジションを清算していきます。

1.21を超えてしまうとショートの損切りが発生してしまいますが、それは保険料としてあきらめます。

ゆったり為替の対応

ゆったり為替の対応は、「現状維持」です。
スワップポイントがプラスでないのは痛いですが、トレード益のほうが上回ると予想するためです。

スイス国立銀行(スイスの中央銀行)の政策担当者の発言やプレスリリース等を注視します。

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