考える女性2016年3月10日早朝、ニュージーランド準備銀行(ニュージーランドの中央銀行)は政策金利を0.25%引き下げて2.25%にしました。

政策金利の様子を概観しましょう。 

下のグラフは、ニュージーランドの政策金利推移を示しています。2001年からのものです。

2008年にリーマンショックが発生し、一気に2.5%まで政策金利が引き下げられました。赤の補助線を引いてある部分です。その後は、2.5%が政策金利の下限かと思わせるような動きをしていました。

しかし今回、リーマンショック後の最低値を下回りました。2.25%です。

201603nz-interest-rate

こうなると、どこまで下がりうるか?が興味深いです。そこで、今回の政策金引き下げとともに出された文書を読んでみますと、以下の通りです。

「将来の平均インフレ率がインフレターゲット半ばで定着するのを確実にするために、さらに政策金利を引き下げる必要があるかもしれない。」

現在の政策金利は引き下げトレンドにありますが、それを終了させると読める文言はどこにもありません。そこで、もう1回(または2回?)の政策金利引下げを覚悟しなければならないかもしれません。

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ニュージーランドの政策金利は日本時間早朝に発表されます。指標トレードをしようとする場合、これが厄介です。早朝なので取引が少なく、スプレッドが開き気味になるからです。この時間帯は、固定スプレッドを提示する会社もスプレッドが開くことがあります。

「動いた!取引した!期待通りに為替レートが動いている!・・・でも、スプレッドが大きいから評価損。」

ということにならないように気を付けましょう。

→ ニュージーランドの国旗は変わるでしょうか?
→ 現在のニュージーランドドル/円(NZD/JPY)は重要水準にあり!