博士ネコ2ゆったり為替のループイフダン設定を強化するにあたり、豪ドル/円(AUD/JPY)のスワップポイントがマイナスになると厳しいという結果になりました。

そこで、日本とオーストラリアの金利(1980年以降)を概観しましょう。 

下のグラフは、政策金利等のグラフです(引用元:日銀及びRBA)。

スワップポイントは政策金利を元にして決めるのではありませんが、政策金利は短期金利に大きな影響を及ぼします。そこで、入手しやすい政策金利データを使って検証します。

日豪政策金利

オレンジが豪州(オーストラリア)ですが、1980年から1989年末までの上下動が大きいです。これは、豪州準備銀行が公開しているOCR(official cash rate =政策金利)は1990年以降であるため、その以前の数字を銀行間金利(翌日物)で代用したためです。

このグラフを見ていただくとすぐにわかることがあります。「およそ40年という長期間、ほぼ常に豪州の金利は日本よりも大幅に高かった」ということです。

なお、1983年末に、金利が瞬間的に逆転している様子が分かります。当時の日本の有担保コール翌日物金利を確認しますと、日本の短期金利は、瞬間的に下落した豪州の金利よりも高い数字になっていました。

このため、この時に個人向けFX市場があったならば、わずかな期間でしょうがスワップポイントがマイナスになった可能性があります。

しかし、この当時、平均的には豪州金利は日本よりも10%くらい高く推移していました(!)から、ここで大きく取り上げる必要はないでしょう。

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過去のデータが将来を100%保証するというわけではありません。しかし、過去から現在に至る歴史の積み重ねが将来を決めていきます。このため、40年近くにわたって豪州の金利が日本よりも高かったという事実を過小評価することもできないでしょう。

以上のことから、豪ドル/円(AUD/JPY)のスワップポイントは、今後も買いの側がプラスであり続ける可能性が高いだろうと予想できます(もちろん、マイナス転落の可能性を排除しませんが)。

豪ドル/円(AUD/JPY)のスワップポイント逆転について過度に警戒することなく、これからもループイフダンを継続する予定です。

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