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CFD

くりっく株365でNYダウを取引するメリットとデメリット

2017年3月14日

くりっく株365のメリットの一つは、NYダウを売買できることです。では、具体的にどのようなメリットがあるのか考察してみましょう。

くりっく株365のメリット

くりっく株365のホームページを見ると、NYダウを売買するメリットが数多く書いてあります。その中で、大きなメリットの一つは「為替変動を無視できる」ことです。

一般的な外国株投資と、くりっく株365を比較しましょう。

NYダウを現物で取引する場合

下の画像は、くりっく株365ホームページからの引用です。NYダウ構成銘柄の株式を現物等でトレードする場合の、損益要因を示しています。

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取引金額(円)=NYダウ株価 × 米ドル/円

NYダウは、米ドル建てで株価が決まっています。ということは、円換算でいくらの損益になるかについては、米ドル/円の為替レートも大きな要因になります。

  • NYダウの値動きで利食い
  • 米ドル/円が円安傾向

この2つを同時に実現できれば、利食いしたときの額はとても大きくなるでしょう。しかし、以下の場合は少々厳しいかもしれません。

  • NYダウの値動きで損切り
  • 米ドル/円が円安傾向

NYダウの値動きでプラスの時は円安、負けるときは円高になってくれれば、都合が良いです。しかし、それを期待するのは無理です。これが、外国株で取引する際の大きなリスクです。

米ドル/円の上下動を考えるのさえ、大変です。さらに株価変動まで考慮しなければならないのは、一般の人には難易度が高すぎます。

米ドル/円の値動きが分かるなら、くりっく株365をしないで米ドル/円の取引に集中したほうが良いかもしれません。

さらに、NYダウの値動きで利食いできたのに、円高になったおかげで損してしまったという例もあり得ます。これは全く面白くない展開です。

くりっく株365でNYダウを売買する場合

一方、くりっく株365の場合は、以下の通りです。

clickkabu365-nydow-2

為替レートは米ドル/円=100円で固定です。これが大きなメリットです。米ドル/円の値動きは無視して、純粋にNYダウの値動きだけに集中できます。

また、くりっく株365はCFDです。すなわち、FXと同じ仕組みです。よって、買いだけでなく、売りから取引を始めることも可能です。

NYダウは高くなりすぎでは?と感じる場合、いつかやってくる暴落で売りで勝負するために、あらかじめ口座を開設するという選択肢もあります。

そして、その日が来るのを待ち続けます。

ちなみに、米国株が暴落するとき、イメージとしては日本株も暴落するような感じです。そして、日本株が大幅に下落するときは、米ドル/円は円高になるような印象があります。

  • NYダウが下落
  • 米ドル/円は円高

このパターンの場合、NYダウの下落が的中して収益を得ても、円高が邪魔です。収益が減ってしまったり、為替レートによっては損してしまう可能性もあるでしょう。

くりっく株365ならば、米ドル/円=100円で固定です。米国株の下落に備えるという点でも、くりっく株365は有効だと言えるでしょう。

米ドル/円=100円ができる理由

しかし、米ドル/円が100円で固定なんておかしいと思いませんか?なぜ100円で固定なんてできるんでしょう?その答えは、「そういうルールにしたから」です。

くりっく株365の価格は、先物市場の数字を元にしてマーケットメイカーが提示します。

マーケットメイカーは独自の計算式を駆使して提示価格を作りますが、その計算の中に、現在の実際の為替レートを米ドル/円=100円に調整する式があります。

メリット2:取引時間

くりっく株365でNYダウを取引するメリットの2つ目は、取引可能時間です。

下の緑色部分は、くりっく株365で日経225を取引できる時間を示しています(1周で24時間を示します)。これと同じ時間帯で、NYダウも取引できます。

くりっく株365の取引時間

取引可能時間:午前8時30分~翌日午前6時00分
(ニューヨークがサマータイム時間の時は、翌日午前5時まで)

NYダウの構成銘柄を現物で買おうと思う場合、米国時間の日中に売買します。すなわち、日本時間の深夜です。

深夜に取引できる生活スタイルなら、問題ないかもしれません。しかし、多くの人は寝ます。深夜ずっと起きていると、日中に悪影響が出てしまいます。

また、取引時間が短いので、前日終値と本日始値の価格差が大きくなります。

しかし、くりっく株365の場合は、1日20時間以上の取引時間帯があります。自分の生活スタイルに合わせて売買可能です。

デメリット

次に、デメリットを考察しましょう。

くりっく株365のNYダウは、株式そのものを売買するのとは異なります。よって、株式を買っても株主総会で発言権はありません。

この種のデメリットは、トレード益を求める場合には無視できるでしょう。トレードに注目する場合のデメリットは、以下の通りです。

金利相当額の受渡し

くりっく株365でNYダウを売買すると、営業日ごとに金利相当額の受け渡しがあります。FXのスワップポイントのイメージです。

NYダウを買う場合:金利相当額を支払う
NYダウを売る場合:金利相当額を受取る

NYダウを売れば、金利相当額を受け取ることができます。よって、売りで勝負したい場合は、デメリットでなくてメリットになります。

よって、デメリットとしてこの項目を書いていますが、正確には、NYダウを買う場合はデメリットで、売る場合はメリットということになります。

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