FXゆったりトレード派

のんびりFXトレードすることを目指すブログです。

NZD(ニュージーランドドル)

豪ドル/NZドル(AUD/NZD)の長期チャート戦略

ゆったり為替は月足チャートを使った長期投資が好きです。その理由は以下の通りです。
・ 急がなくてよい
・ トレードチャンスが長期間にわたって続く

実際のトレードでは過去最低値・過去最高値にある通貨ペアが狙い目です。今回は豪ドル/NZドル(AUD/NZD)を考えましょう。続きを読む

ニュージーランドの金融政策を確認しよう

ニュージーランドは景気が回復していることもあり、徐々に政策金利を引き上げてきました。

最近2回の金利見直しでは引き上げが見送られ、現在は3.5%です。ニュージーランド準備銀行(ニュージーランドの中央銀行)の公表文書から、最近の金融政策を確認しましょう。 続きを読む

AUD/NZDで儲けました!(読者のお便り)

今回は、読者の方から届いたお便りを紹介しましょう。

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以前お邪魔しましたしたものです。今年AUD/NZDをはじめて300万になりました。マイナススワップでも頑張ってま~す。
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NZD/CHFのトラップ系の取引

NZD(ニュージーランドドル)シリーズの9回目です。
今回がNZDシリーズの最終回です。

NZDを2年程度保有して利益を上げられるかもしれない候補ペアとして、NZD/CHFが出ました。
もう一度、為替レート推移を見てみます。
赤線は補助線です。
NZDCHF補助線あり
ここ数年はNZD/CHF=0.8000付近の壁が強烈で、何度も押し戻されています。
ということは、トラリピで儲けられるかもしれません。

ニュージーランドとスイスの政策金利は「NZDのロング(その1)」で見たとおり、ニュージーランドのほうが継続的に高いです。 

赤:ニュージーランド政策金利
青:スイス政策金利
nz、ch政策金利

このため、スワップポイントはプラスです。
今後2年間は、このプラス幅がさらに広がる見込みです。

次に、ヒストリカル・ボラティリティを確認します。

2012年 8.6%
2013年 12.1%

ヒストリカル・ボラティリティの大きさも問題ありません。
ヒストリカル・ボラティリティを比較する」 で検討した通貨ペアと比べたグラフは下の通りです。
NZD含むヒストリカルボラティリティ

というわけで、0.8000あたりを上限としてトラリピすると、いい感じで儲かるかもしれません。 
ただし、為替レート急落時に備えて、十分な証拠金を積むことが必要でしょう。 

M2JではNZD/CHFのトラリピができませんので、手動かMT4を使うことになるでしょう。 
あるいは、トライオートでもトラリピと類似のトレードができます。
これについては、日を改めて書きます。


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今回で、NZDシリーズは終了です。
長い間読んでいただき、ありがとうございます。 

ご質問等がございましたら、ご遠慮なくお知らせください。
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→ ニュージーランド金利上昇の理由
→ ニュージーランドドル(NZD)の長期保有で稼げるか
→ NZドル/スイスフラン(NZD/CHF)を買って保有したら、どうなる?

NZドル/スイスフラン(NZD/CHF)を買って保有したら、どうなる?

今回は、NZD/CHFについて考えます。

まず、ニュージーランドとスイスの政策金利比較をすることにより、スワップポイントの傾向を把握しましょう。

赤線: ニュージーランド
青線: スイス
nz、ch政策金利

ニュージーランドの現在の政策金利2.75%は、ニュージーランドの歴史から見れば低金利です。しかし、スイスはそれよりもずっと低い金利です。そして、政策金利の方向性は以下の通りです。

ニュージーランド: 今後2年で2%程度上昇見込み
スイス: 今後の動向によっては、マイナス金利もありうる

方向性は全く反対です。買って保有し続ける観点から見ると、好都合です。今後も、予見できる将来において、金利逆転は考えることが難しい状況です。現在のスワップポイントはプラス。今後はその値がさらに大きくなることが予想されます。

なお、スワップポイントの算出には、本来はフォワードレートとスポットレートの差を用いますが、簡易的に政策金利を用いています。


NZドル/スイスフラン(NZD/CHF)の長期チャート


次に、為替レートを考えてみます。青線は為替レートの推移、赤線は補助線です。為替レートは、毎月の値をエクセルでグラフ化したものです。 

NZDCHF補助線あり

このチャートを見ますと、過去20年間の最高値は1.05弱くらい、最安値は0.6弱です。平均値は0.83弱くらいです。現在のNZドル/スイスフラン(NZD/CHF)は0.75前後ですので、過去の平均値よりも低い水準にあります。


買いやすい水準にある、と考えることが可能かもしれません。

では、世界情勢が今後安定してNZD/CHFが上昇する場合、1.05まで上昇を期待できるか?これには注意が必要だと思います。

というのは、1997年の高値と2007年の高値を比較すると、2007年のほうが低いためです。補助線を引きますと、長期的には高値が下がるトレンドだと分かります(長いほうの赤線です)。

このため、今後高値を狙う場合は、このトレンドを参考にしながら利食いポイントを探ることになるでしょう。

次に、もう少し範囲を狭くして、2010年以降で考えます。NZD/CHF=0.8000付近から上昇できずに反落している様子が分かります。このため、今後もしばらく0.7台をウロウロすることになるかもしれません。

教科書的に言えば、この相場の壁を越えれば、すーっと為替レートが上昇することを期待できます。 


NZドル/スイスフラン(NZD/CHF)の取引に必要な証拠金


では、NZドル/スイスフラン(NZD/CHF)を取引する際、証拠金をいくら積んでおくべきかについて考えましょう。

ゆったり為替のスタンス、すなわち、含み損はやむを得ないが強制ロスカットは避けたいという場合、少なくとも、過去最低値まで下落しても耐える証拠金を準備することになります。 

もちろん、過去最低値をさらに大きく下回る場合もあるかもしれませんが、あまりに証拠金を積み過ぎると利益率が悪くなります。そこで、いくら積むかはトレードする人のリスク許容度によるでしょう。

さて、以上の内容で買いポジションを持つときに必要な証拠金を考えてみます。

為替レート: 0.7600
取引数量: 10,000通貨単位
過去最低値: 0.57
必要保証金: CHF2,204 

過去最低値まで下落しても耐える証拠金として、1万通貨あたり2,204スイスフランとなりました。仮に、0.90で利食いした場合の利益は、スワップポイント抜きで1,400スイスフラン。

現時点のスワップポイントは、1万通貨あたりおよそ0.5スイスフランです。スワップポイントは次第に上昇すると見込まれます。

そこで、スワップポイントの平均値を0.75として2年後に利食いできると仮定する場合、スワップポイントの利益は 0.75 × 365 × 2 = 547.5 スイスフランです。

利食いの利益とスワップポイントの利益合計は、1,400 + 547.5 = 1,947.5 スイスフランです。利益率は、1,947.5 ÷ 2,204 = 0.884 ・・・88.4%です。

悪くない数字です。 


NZドル/スイスフラン(NZD/CHF)の取引がうまくいかない場合


このシナリオがうまくいかない場合も考えましょう。


リスク1: ニュージーランドの景気が腰折れして、金利上昇が止まる。

十分ありうるシナリオです。今後2年間で政策金利が上昇し続ける見込みとはいえ、ニュージーランド準備銀行の確約ではありません。


リスク2: 金利や世界情勢は安定しているのに、なぜか為替レートが上昇しない。

これもあり得ます。為替レートは金利だけで決まるものではありません。しかし、大きく下落しないならば、スワップポイントで利益を得られるでしょう。


リスク3: 何らかの世界的危機が発生し、NZD/CHFが急降下する。

これが、最も怖いです。リーマンショックやギリシャ危機のような事態が再発すると、為替レートの急降下もあり得ます。

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上に書いた以外のリスクもあるでしょう。必ず儲かるトレードは存在しませんので、どの程度のリスクならば許容できるかを考えながら、慎重に取引する必要があるでしょう。

また、取引で損してもゆったり為替は何の責任も負えませんので、ご自身の判断と責任においてトレードの実施をお願いします。

ニュージーランドドル(NZD)の長期保有で稼げるか

ニュージーランドの政策金利は、今後2年間で2%ほど上昇する見込みとなりました。

政策金利の上昇は、通貨の上昇要因です。そこで、スワップポイントも期待できますし、これから2年程度買いポジションを持ち続けて利益を上げられそうな通貨ペアがあるかどうか、探してみます。


NZD/JPY(ニュージーランドドル/円)


最初に、NZドル/円(NZD/JPY)の推移を見てみましょう。過去20年程度のチャートは下の通りです。毎月の為替レートをエクセルでグラフ化したものです。

nzdjpy

現在のNZドル/円(NZD/JPY)レートは、過去最高値をうかがう水準です。

そして、日本の政策金利上昇は目途さえ立たず、ニュージーランドは上昇基調。このため、さらなる為替レート上昇を期待できるのかもしれませんが、為替レートは金利だけで決まるものではありません。

よって、何かのショックで下落する可能性を考えると、NZドル/円(NZD/JPY)の買いを長期間持ち続けるのは、躊躇してしまうかもしれません。


NZD/USD(ニュージーランドドル/米ドル)


次に、NZドル/米ドル(NZD/USD)を見てみましょう。

NZDUSD

NZドル/米ドル(NZD/USD)は、過去最高値あたりに位置しています。

ニュージーランド準備銀行は、現在の為替レートは長期的に見て維持できないという立場です。米国の景気回復傾向を勘案すると、これ以上の為替レート上昇を期待して買いポジションを持ち続けるのは危険かも知れません。


AUD/NZD(豪ドル/NZドル)


audnzd

オーストラリアの景気は足踏み状態、ニュージーランドは好景気で政策金利上昇中。このため、史上最安値を伺う勢いです。

AUD/NZD(豪ドル/NZドル)の場合は、買いでなくて売りでポジションを持つことになりますが、最安値近辺にある状況で2年間継続して売り続けることは、難しいかもしれません。


NZD/EUR(ニュージーランドドル/ユーロ)


NZDEUR

ユーロの導入は1999年1月からですので、このグラフも同じ時期から作りました。対ユーロでもやはり、NZDは高値の水準にあります。

ユーロ圏も緩慢ながら景気回復に向かっていることを考えますと、この通貨ペアの買いポジションを長期で持つことは、難しいかもしれません。


NZD/CAD(ニュージーランドドル/カナダドル)


NZDCAD

この通貨ペアでは、NZDの急伸ぶりが目立ちます。最近のカナダドルは、その弱さが目立ちます。最弱通貨かと思われる円に対してさえ、最近は弱くなりつつあります(=円高に振れつつあります)。

ニュージーランドが政策金利を引き上げることは、かなり以前から知れ渡っていました。このため、すでに為替レートに反映されてしまって、今から買うのは難しいかもしれません。


NZD/GBP(ニュージーランドドル/ポンド)


NZDGBP

この通貨ペアでも、過去最高値圏にあります。買いポジションを長期で持つことは難しそうです。


NZD/CHF(ニュージーランドドル/スイスフラン)


NZDCHF

これは、買いポジションを長期で持っても良いかもしれません。現在の為替レートは過去安値圏とは言えませんが、高値圏でもないためです。

NZドルの相手方通貨が、世界最強通貨のスイスフランというところが気になるところです。

そこで次回は、NZD/CHFについて考えてみます。

ニュージーランド金利上昇の理由

今回からしばらく、NZD(ニュージーランドドル)について書いてみます。

先日のニュージーランド準備銀行による政策金利0.25%の引き上げは、市場の予想通りでした。
今後2年間で金利を2%引き上げる旨が公表されています。

2.5%から2%の上昇ですから、4.5%です。

ニュージーランドの過去の一般的な水準から見れば、まだまだ低いものの、世界的な低金利下での4.5%はとても高い数字です。

下のグラフは、ニュージーランドの過去の政策金利推移です。
右端の赤矢印は、予測です。
NZ政策金利

さて、普段私たちが目にするニュースは、中央銀行発表の内容を要約したものになります。
1から10まで完璧に報道する時間はありませんし、そんなことをしていると、他のニュースを配信することができなくなってしまいます。


そこで、ニュージーランド準備銀行のステートメントを確認しましょう。
日本のニュースでは省略されてしまった情報が眠っているかもしれません。

一般的な内容は他のニュースサイト等で読んでいただくとして、ニュースになっていないけれども興味深い情報を探します。

・ ここ18か月間の移民流入が、住宅と消費の需要を押し上げた。 
・ 政府による住宅規制と金利上昇によって需要は落ち着くだろうが、移民流入によって相殺されるだろう。
・ 乳製品価格が高値で推移している。

なるほど。ニュージーランドは移民を積極的に受け入れているようです。

試しに "immigration nz" を検索すると、トップにニュージーランドへの移住についてのページが表示されます。
詳しくは読んでいませんが、ニュージーランドは移民の受け入れに肯定的なようです。

世界の景気回復の足取りがまだ不完全な中、ニュージーランドは好景気、むしろインフレを警戒しなければならないほどである理由の一端は、移民にあるようです。


また、乳製品価格が高値で推移しているとありました。
酪農関係はニュージーランドの生産において重要な位置を占めます。
そういえば、日本でも牛乳の値段が上がったような気がしますが、円安の影響かと思っていました。

下に、乳製品の国際価格の推移を添付します。
引用元は、一般社団法人Jミルクのウェブサイトです。 
乳製品の国際価格
リーマンショックでいったん下落するもの、短期間で復活。
再び下落するものの、再度復活して現在に至る様子がよくわかります。
 

金利動向からAUD/NZDを考える

人気記事の上位に「両建てできそうな通貨ペアを探す(AUD/NZD)」が来ています。
AUD/NZDを扱うブログやウェブサイトは少ないので、少し書くだけでも注目を集めるのかもしれません。

そこで、オーストラリアとニュージーランドの金利動向からAUD/NZDの動向を考えてみます。
ニュースを読んで考えるのも良いですが、日本語のニュースは簡単に検索できます。

そこで、今回は両国の中央銀行の発表文書から考えます。


○  オーストラリア
豪州準備銀行(RBA:豪州の中央銀行)のウェブサイトに、金融政策に関する声明が掲載されています。
最新版である2014年2月の声明を読むことにしたのですが、量が多いです。
そこで、声明の概略(Overview)部分を読んでみました。

本来ならば前回の声明文書との比較をしながら読むべきですが、私はRBAウオッチャーではないので、やめます。

・ インフレ基調は予測されていたよりも高い
・ 2014年の国内景気は、昨年11月の予測よりも強い
・ 政策金利は維持する

声明からは、近い将来に政策金利を引き上げると読むことはできませんでした。


○ ニュージーランド 
ニュージーランド準備銀行(RBNZ:ニュージーランドの中央銀行)も、声明を掲載しています。
最新版である2014年1月末の声明を読むと、 

・ 消費者信頼感及びビジネス信頼感(Consumer and business confidence)は強い
・ 物価上昇圧力は今後2年間にわたって強い見込み
・ 中央銀行は、間もなく(soon)政策金利を平常化するプロセスに入る見込み
・ 政策金利上昇幅およびスピードは、経済状況次第である。

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過去の声明との比較を省略していますが、ニュージーランドは近いうちに政策金利を2.5%からいくらか上昇させる可能性が高いです。 

一方、豪州は政策金利を引き上げる様子がありません。

金利面から見る限り、AUD/NZDはさらに下落する可能性があります。
過去最低値の更新を視野に入れる必要があるかもしれません。 

両建てできそうな通貨ペアを探す(AUD/NZD)

今のところ、両建ての通貨ペアとしてAUD/CHFを実戦中です。

本当は、日本円を含む通貨ペアで両建てしたいのですが、レート動向が不適です。
そこで、現時点で、他にも検討できそうな通貨ペアがあるかどうか探してみました。

○ AUD/NZD(豪ドル/ニュージーランドドル)

過去20年間のチャートをご覧ください。
毎月のレートをもとに、エクセルで作ったものです。

audnzd

長期チャートで見ると、現在のレートは最安値に近づいていることが分かります。

そこで、AUD/NZDは両建てする通貨ペアの候補となりますが、問題があります。
短期金利動向です。

オーストラリア、ニュージーランドともに、現在の政策金利は2.5%です。

今後の政策金利の方向につき、両国の中央銀行の発言を見ますと、
オーストラリアは、維持または引き下げ方向です。 
ニュージーランドは、今年引き上げる見込みです。

これが実現しますと、AUD/NZDのロングを建てるとき、スワップポイントがマイナスになります。 
(政策金利が同じという時点で、多くのFX取扱会社は買いのスワップポイントをマイナスにしていると思いますが。)

このブログで書いている両建ては、スワップポイントがプラスであることが条件です。
AUD/NZDのレート推移は魅力的ではありますが、ロングを建てて保持するのには不向きだと思います。 

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