446305-1イギリスの国民投票が終了しました。結果は離脱派の勝ちです。ここでは、トレードの面に絞って反省会を試みましょう。

ポンドの値動き


最初に、6月24日昼過ぎまでについて、ポンド/円(GBP/JPY)を30分足でざっくりと確認しましょう。トライオートFXからの引用です。

gbpjpy-30m-chart-20160624

24日朝にかけて、じわじわと円安が進んでいる様子が分かります。そして、24日午前6時すぎに維持派優勢のニュースが伝わると、円安の速度が速くなりました。このチャートでは、窓のように見えます。

しかし、開票が進むにつれて離脱派優勢はゆるぎないものとなり、大きく円高になりました。

このチャートでは、午前6時過ぎの円安方向の値動きが小さく見えます。しかし、実際は大きな動きでした。その後の円高の動きが巨大すぎて、円安の動きが小さく見えてしまうということです。

当確が出てしばらくした午後2時で上のチャートは終了しています。午前6時過ぎから午後2時前までの価格差は27円(2,700銭)くらいという大きなものでした。


インヴァスト証券の緊急レポート


さて、この投票に先立ち、インヴァスト証券ではポンド/円(GBP/JPY)の値動きについて緊急レポートを出していました。そこでは、悲観シナリオの場合、価格変動は30円以上になりうるとしていました。

このシナリオを受けて、ゆったり為替はポンド/円(GBP/JPY)=120円もありうるという立場でトレードを考えたりブログ記事を書いたりしました。

実際のところ、120円にはなっていませんが、30円近く動いています。

インヴァスト証券のレポートを受けてリスク管理を万全にしたとしましょう。すると、仮にポンド/円(GBP/JPY)を買っていた場合、損失を出すことはあっても強制ロスカットにならずに済んだと予想できます。

買いポジションを減らしてリスク対策をした場合には、リスク管理をしなかった場合に比べて損失が減った可能性もあります。


くりっく365におけるポジション保有状況


くりっく365では、週次で顧客の取引状況を公開しています。そこでは、ポンド/円(GBP/JPY)が大きく買い越しになっている姿が明らかになっています。下のグラフの通りです。

縦軸の単位は万枚(1枚=10,000通貨)です。

20160621 gbpjpy取引動向

買いポジションを持っていた場合、残念ながら損失となった人が多いと思います。

しかし、トレードに損失はつきものです。よって、損失を出したこと自体ではなく、損失の場合に備えたリスク管理ができていたかどうか、これを振り返るべきかなと思います。


イベント時のトレード実行について


ゆったり為替が為替レートを眺めた限りでは、概ね各社で為替レートが配信されていました。しかし、ポンド/円(GBP/JPY)のスプレッドがひどく大きくなっていた例がありました。

スプレッドがあまりに大きいと、利食いするための難易度はとても高くなります。

イベント発生時には次の値動きやニュースの内容について予見が難しいです。そこで、トレードする場合は、できる限り数量を少なく、そして、準備する証拠金は多くすることが大切でしょう。


ゆったり為替はトレードをしたか?


大きく円高になったところで、長期ポジションで米ドル/円(USD/JPY)を少しだけ買いました。年単位で保有を続ける予定です。といいつつ、ポジションの扱いは相場次第ですが。

ポンド/円(GBP/JPY)を狙ったリピート系の取引は実行できませんでした。

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