featured-image先日の記事「外為どっとコムがバイナリーオプションに参入!」で、2011年~2015年ころのユーロ/米ドル(EUR/USD)は分かりやすかった、と書きました。

この内容を、もう少し詳しく確認します。長期トレードだけでなく、短期トレードでも使える内容です。

ユーロ/米ドルの月足チャート分析

下のチャートは、ユーロ/米ドル(EUR/USD)の月足チャートです。セントラル短資FXからの引用です。2本の補助線と、A~Cの記号を追加しています。

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点Aからの反落

点Aの時点で、期待通りならばEUR/USDは下落に転じるかなあ?と期待していました。ただ、上の補助線は、今回の記事に合わせて、少し都合よく描いています。実際は、上値抵抗線を少し超えています。

ただ、点Aの前の高値(EUR/USD=1.5000くらい)に達するかも?という値動きだったので、このあたりで反落もありうると考えて眺めていました。

結果は、反落です。

期待できる最大下落目途は、点Bの位置です。点Bは、下値支持線のあたりです。点Aと点Bの差は3,000pipsくらいあります。月足トレードは取引回数が少ないですが、1回のトレードの破壊力が大きいのが特徴です。

点Bでの反発

順調に下落した後、今度は点Bでの反発を期待していました。実際には、点Bよりも上の位置での反発です。このように、値動きの最大目途に到達する前に反転するのは、相場では日常茶飯事です。

点Bよりも上で反発したのですが、前回安値と同じくらいの価格で反発しています。よって、分かりやすい位置で反発したと言えるでしょう。

点Cでの反発

次に、点Cでの反落を期待していました。点Cとはすなわち、上値抵抗線の位置です。点Cでの反落は、あまりにチャート分析がピタリとハマったので気持ち良い展開でした。

その後、大きく反落です。

下値支持線を伸ばした位置での反発を期待したのですが、そこをあっさり超えて、ドンドン下落していきました。ユーロ/米ドル(EUR/USD)のわかりやすい相場の終了です。

点Aから点Cまで、およそ4年くらいです。4年くらいもの間、「分かりやすい」と言えた相場が続いたので、とても満足しています。

では、今(2018年5月)はどうか?ですが、ゆったり為替にとって分かりやすいとは言えません。そこで、ブログでも静かにしています。分からなければ、ひたすら待ちます。

短期トレードでも重要

なお、上のチャート分析は月足です。長期トレード向きの分析となります。しかし、日足以下のトレードをする場合でも、上の分析は大いに役立ちます。

というのは、「今の大きなトレンドは上か下か?」を理解しながらトレードできるからです。

大きなトレンドが上に向いているとき、買いで勝負するとしましょう。この場合、いくらか強気な利食い幅を設定可能でしょう。なぜなら、全体として上方向のトレンドだからです。

逆に、売りで勝負する場合は、利食い幅を控えめにすべきかもしれません。全体のトレンドが上側なのに、売りで勝負ということは、トレンドに逆らっているということです。深追いは禁物だと警戒できます。

短期トレードをする場合、「15分足だけ」「10分足だけ」という感じで、1つの時間軸だけでチャートを眺めている人は多くないと予想しています。マルチタイムフレーム分析(複数の時間軸のチャートを並べてトレードする方法)が主流だと思います。

よって、ディスプレイがいくつも必要だ、という話になります。

このマルチタイムフレーム分析において、月足も含めて考えると、より大きな視点で相場を把握できると思います。