七福神5FXの業界団体「金融先物取引業協会」では、会員企業における顧客のFX取引について、様々なデータを公開しています。

そこで、最新データである2017年6月分を使って、取引高の多い通貨ペアを確認しましょう。

以下は、取引高全体に占める割合(%)と、実際の取引高です。上位10通貨ペアについてまとめています。

通貨ペア  割合  取引金額
米ドル/円(USD/JPY)  72.4%  247.6兆円
ポンド/円(GBP/JPY)  10.4%  35.6兆円
ユーロ/円(EUR/JPY)  5.4%  18.3兆円
ユーロ/米ドル(EUR/USD)  4.1%  14.0兆円
豪ドル/円(AUD/JPY)  4.1%  14.0兆円
ポンド/米ドル(GBP/USD)  1.6%  5.3兆円
NZドル/円(NZD/JPY)  0.5%  1.7兆円
豪ドル/米ドル(AUD/USD)  0.3%  0.9兆円
ユーロ/豪ドル(EUR/AUD)  0.2%  0.5兆円
加ドル/円(CAD/JPY)  0.1%  0.4兆円

取引高上位10通貨ペアで、全体の99.2%の取引がありました。金額は338.9兆円です。すごい額です。飛んでもなく大雑把に、FX業者の収入を計算してみましょう。

米ドル/円(USD/JPY)=100円として、収入を0.3銭相当としましょう(本当はもう少し大きいでしょう)。すなわち、100万円あたり30円の収入です。米ドルの取引額は247.6兆円ですから、収入は7.42億円です。

米ドル/円(USD/JPY)だけで、1か月に7.42億円。

FX業者は何十とありますし、極めて高度な取引システムを開発・維持しています。また、カバー取引が必要ですし、従業員への給料やオフィスの賃料等も支払います。果たして、この額は多いのか少ないのか。良く分かりません。


なお、取引高1位は、やはり米ドル/円(USD/JPY)です。しかし、ゆったり為替から見て、米ドル/円(USD/JPY)は極めて取引しづらいです。特に短期トレードで。他の通貨ペアに比べて、フラフラと動く傾向が大きいと思います。

確かにスプレッドは狭いですし、情報量も圧倒的に大きいですが、この「フラフラ感」が厄介です。皆さんはどのようにして、この問題をクリアしていらっしゃるでしょう?ゆったり為替は、短期トレードでは、一部を除いて米ドル/円(USD/JPY)を扱いません。


また、この一覧を見ると、トルコリラ/円(TRY/JPY)と南アランド/円(ZAR/JPY)がないことに気づきます。「買って持つ」というスワップポイント狙いの取引が多いと予想されますので、それが影響しているかもしれません。

買って長期で持つという取引の場合、見た目の取引金額は小さくなりがちです。

最後に、ゆったり為替が好きな、下の通貨ペアもありません。かなりマイナー通貨ペアなので、一般にはあまり受けが良くないのかもしれません。

ユーロ/スイスフラン(EUR/CHF)
豪ドル/スイスフラン(AUD/CHF)
豪ドル/NZドル(AUD/NZD)
その他あれこれ・・・。

あまりに取引高が小さいと、FX業者は取り扱いを止めてしまうかも・・・。それは困ります。マイナー通貨ペアが好きなゆったり為替としては、FX業者に頑張ってほしいです。