価格変動率が大きいと言われながらも、最近数か月間はボックス相場だったトルコリラ/円(TRY/JPY)です。しかし、ここにきて大きく円高になっています。

この場面で売っている人・買っている人さまざまでしょうが、45円台~47円台で買っていて「うっ・・・」と感じている場合の対応方法を考えます。 

対応方法を考えるには、「なぜTRY/JPYを買ったか?」これを確認しなければならないでしょう。というのは、トレード目的によって対応方法が変わってくるだろうからです。


1. 長期に保有し、スワップポイントを目的に買った場合

この場合は、今回の円高は無視が基本線だと思います。というのは、スワップ派は日々のスワップポイントを得ることが目的であり、その間に含み損が大きくなることは想定済みだからです。

「スワップ派でスワップポイントを目的にトレードしているけれど、この円高は考えてなかった!」という場合は、スワップ派のリスクを十分に把握していなかったということになります。

現在の含み損、資金量、スワップ派として持ち続ける意図はあるか?などを再確認して、損切りするかポジションを維持するかを決定することになるでしょう。


2. 短期トレードで上昇を期待して買った場合

この場合は、あまり考えなくても良いでしょう。というのは、短期トレードなので、どこかに損切りレートを設定して発注済みだからです(損切り注文のない短期トレードは、大負けへの片道切符かもしれません。)。

「やっぱり損切りしたくない!損切り注文を削除!」というのは悪い結果になる可能性がありますので、ゆったり為替はお勧めしません。

短期トレードで損失を出すのは日常茶飯事です。次のトレードに期待しましょう。


3. 何となく買った場合

これが、最も危険だと思います。何となく買ったので、意図があまりありません。

「何となく上がりそう」
「スワップポイントが高いから、何となく良さそう」

この場合、円高で含み損になった場合の対応を考えていない可能性があると予想します。

すると、今回のような比較的急激かつ大きな円高を目の当たりにすると、思考停止に陥る可能性があります(過去のゆったり為替自身がそうでしたし・・・)。結果、塩漬けになります。

TRY/JPYで幸運なのは、仮に塩漬けにしても、毎日のスワップポイントがとても大きいということです。

現在の1日あたりのスワップポイントは110円~120円台というFX口座が多いと予想します。仮に現在のスワップポイントが継続すると仮定すれば、1年間で4円相当の値動きのスワップポイントを得られます。

そこで、損切りして仕切りなおすか、あるいは、このまま持ち続けてスワップ派として頑張るかの選択になります。


ゆったり為替の経験からいえば、何となく買った場合、途中で方針転換してスワップ派になっても、結果が良かったことがありません。

この結果はゆったり為替に限ったことなのかもしれません。しかし、「何となく買って含み損で困りました・・・」という相談を受けるとすれば、「すぐに損切りしましょう」と答えます。

含み損がじわじわと大きくなる中で合理的に判断しましょうと言われても、それは無理な話だからです。今回の負けは授業料にして、損切りということです。

なお、「負けた!残念!」で終わってしまっては授業料の価値があまりないでしょう。上の1.または2.でトレードできるように考えることが必要かと思います。

→ ゆったり為替なら、トルコリラ/円をいつ買うか?
→ 強制清算リスクのないトレード方法(トルコリラ/円)
→ トルコリラ/円の為替レート推移
→ 強制ロスカットにならないスワップ派の超絶(?)テクニック(外部サイト)
→ トルコリラ/円や南アランド/円をスワップ派でトレードするときの注意点(外部サイト)