2015年ギリシャ選挙結果(確定値)&月曜日の為替を振り返る

ギリシャの選挙結果(確定値)と、結果を受けた月曜日の為替レートの動きを確認しましょう。



(情報引用元: GreekReporter.com
開票率 : 100%
総議席数 : 300
反緊縮派得票率 : 36.34%
反緊縮派議席数 : 149
(反緊縮財政派=急進左派連合)

緊縮財政に反対する急進左派連合が第1党の座を獲得しました。得票率は36%台ですが、獲得議席数は149です。ギリシャの選挙制度は第1党に有利です。ただし、全議席数の過半数を獲得するには至りませんでした。既に報道されていますが、他の政党との連立政権を模索することになります。

では、これを受けて月曜日の為替レートがどうなったのかを確認しましょう。今回はユーロ圏の話ですので、ユーロ/米ドル(EUR/USD)にしましょう。ユーロ円(EUR/JPY)でも良いのですが、世界での通貨ペア別取引量シェアを考慮すれば、第1位のEUR/USDで考えるほうが良いと思います。

EURUSD20150126

上のチャートは、EUR/USDのローソク足です(データはくりっく365より引用)。一番右側が、選挙直後の月曜日の日足です。

金曜日終値と比べると、窓ができていることが分かります。窓の大きさが80pipsほどありますので、大きな窓です。市場が狼狽している様子が分かります。そのままユーロが弱くなる方に動くかと思いきや、陽線で月曜日の取引が終わっています。「窓は閉まる」としばしば言われますが、今回は閉まりました。

これからギリシャ政府とEU・IMFの間で交渉が進むでしょうが、ユーロが乱高下する要因となることが想定できます。

→ ギリシャ選挙結果(2015年1月選挙、速報値)
→ ギリシャ総選挙の世論調査で選挙後を占う(2015年1月選挙)