神主ネコ月足チャートを眺めていると、AUD/JPY(豪ドル/円)を過去最安値で買っていたら今頃・・・なんて無駄な妄想をしてしまうことがあります。

そこで、過去20年程度を振り返り、安値のレートで買うチャンスが何回あったかを確認しましょう。 

通貨ペアは代表的なものにしました。下の表をご覧ください。これは、長期的に見て安値圏にあった年に丸印をつけたものです。

20141027 安値で買うチャンスはいつ?

1995年、2000年~2001年、2008年~2009年、2011年~2012年の4回にわたって、過去最安値水準だったときがありました。わずか4通貨ペアを見ているだけですが、過去20年のうちの7年間で過去最安値水準の通貨ペアがあったということですから、高い頻度だと言えるでしょう。

そして、過去最安値付近にある年というのは共通点があることが分かります。それは、不況だった、大きな事件や事故があった、ということです。世界の発展にとってマイナスの出来事があったときです。

1995年 : 阪神淡路大震災
2000年~2001年 : ドットコムバブル崩壊
2008年~2009年 : リーマンショック及びその後の展開
2011年~2012年 : ギリシャショック及びその後の展開

そこで、一つの仮説が成立します。歴史的な安値で買おうと思うならば・・・

「大事件や大不況で世界経済がダメージを受けているときに買う」

これです。

実際に買うときには、レバレッジは小さくすべきでしょう。というのは、市場全体が動揺しているため、価格変動率が極めて高くなる場合があると予想されるためです。

また、このような状態のときは社会全体も動揺しています。マスコミの論調も悲観的になりがちです。そのような状況で買う。これはかなり勇気がいることですが、それを実行すると利益を得られる可能性があるでしょう。

では、2011年~2012年当時を思い出してみましょう。
USD/JPYは底なし沼にハマっているかのように円高になりました。歴史的安値圏にあったのです。しかし、そこで買えるか?です。ほとんどの人は買えません。

しかし、ゆったり為替は80円前後で買いました。そして、USD/JPYが100円を超えたところで売り抜けました。ゆったり為替も恐怖を感じますし、さらに円高になって含み損が巨大になったら?と考えると落ち着きません。

このときに使ったトレード方法が、書籍『安値で買う方法』で書いた方法です。

この方法を使えば必ず勝てると保証することはできません。将来を完全に見通すことは、どんなに優秀なトレーダーでも不可能です。しかし、この方法は考える上での一助になると思います。