お金(最終更新日:2015年12月5日)

米雇用統計発表時に両建てでトレードできないか?を考えるとき、スプレッドの問題があります。通常は狭いスプレッドでも、この時ばかりは広がってしまうFX口座が多いでしょう。

そこで、何とかできないかを考察しました。 

下のキャプチャをご覧ください。マネーパートナーズ(マネパ)のホームページからの引用です。マネパの「FXnano」の場合、米ドル/円(USD/JPY)のスプレッドが0.3銭です。

そして、配信率が驚異の100%です。すなわち、米雇用統計発表時も0.3銭ということです。そこで、米雇用統計発表を狙うトレードをする場合は、マネパのFXnanoを使うことになるでしょう。

FXnano配信率100%

そして、この口座を使ったトレード方法を考えてみました。
1 米雇用統計発表の少し前に、FXnanoで米ドル/円(USD/JPY)を両建てします。
2 その後、買い(ロング)・売り(ショート)ともに、雇用統計発表前にOCO注文で利益額と損失額を決めますが、
ア) ロングの利益は、ショートの損失よりも大きくなるようにします。
イ) ショートの利益は 、ロングの損失より大きくなるようにします。
これを図にすると、以下の通りになります。
マネパ両建て

この方法を使うには、雇用統計発表前後でスプレッドが狭いままであることが必要です。

米雇用統計を狙う両建てトレードの問題点

しかし、上のトレード方法は問題があるかもしれません。考えられる問題を出してみます。


問題点1: バックテストができない

これは痛いです。1分足のデータをインターネットで得られますが、 マネパのデータとは異なるでしょう。レート変動が極めて大きい雇用統計発表時のデータです。他社のデータを使った分析は役に立たないのではないかと思います。

1分足では発表直後の値動きを追えそうもないことも痛いです。

問題点2: 利益と損失の幅

問題点1に関連する話ですが、例えば、雇用統計発表後レートが上昇し、ショートの損失確定注文が成立。その後、そのままレートが上昇してロングで利益を得られてめでたし、めでたし。

・・・のはずが、ロングの利益が確定できる前に急落下して ロングも損失確定注文が成立。

この場合、ロングもショートも損失となり、被害は甚大です。十分あり得ます。しかし、この事態になるのを恐れるあまり、ショートの損失確定注文とロングの利益確定注文の差を小さくしてしまうと、利益が小さい。

スリッページが生じてしまったら、意図通りに注文が成立したのに損失を計上!なんてことに。マネパのサイトを見ると、その心配はとりあえずはないようですが。

問題点3: 1か月に1回しか取引できない。

利益が得られたときの気持ちを予想してみます。

「ヨシッ。儲かった。次の取引でも儲けよう。次にトレードできるのは・・・何?一か月後?待ちきれんな~。」

損した時の気持ちはどうでしょうか。

「くそー。損かよ。次はしっかり儲けないと。 次にトレードできるのは・・・何?一か月後?1か月間、負けの気分を引きずるのか・・・。」

問題点4: 瞬発力が必要

ゆったり為替はポジショントレードやリピート系(トラップ系)の取引が好きです。朝起きてからゆっくり日足を確認して、さあ取引するかな、クリック・・・と。よし。こんな感じです。

しかし、この両建てはそうはいかないでしょう。現在のレートをにらみながら両建てして、即座にOCOで利益と損失を決める注文を出す。注文をうっかり間違えたり、トレードチャンスを逃したり、そんなことがありそうです。

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以上の問題点を考慮しますと、最初はごく小さなトレード数量で何か月かトレードする必要があるでしょう。そして、問題点が本当にあるのかないのかを確認します。

→ マネーパートナーズでFXトレードするのがお得な4つの理由