両建て

FX業者が両建てをおすすめしない理由と、やさしい両建て手法

投稿日:2019年2月3日 更新日:

どのFX業者のサイトを見ても、両建てを推奨しているところはありません。むしろ、後ろ向きの表現ばかりです。

例えば、セントラル短資FXには、以下の通り書いてあります。

両建ては、お客さまの指定するところに従い行うことは可能ですが、お客さまにとって、オファー価格とビッド価格の差、手数料及び証拠金を二重に負担する場合があること、支払いのスワップポイントと受取りのスワップポイントの差を負担することなどのデメリットがあり、経済合理性を欠くおそれがあるため、当社ではお勧めしておりません。

どこの業者も、同じような文章です。

両建てをおすすめしない理由

一般的に言って、どんなにダメそうに見えるトレード手法であっても、ダメだと断定することは難しいです。その方法で勝てる場合があるからです。

あるいは、その手法だとトレードしやすくて合理的だ、という場合もあるでしょう。

両建てについても同様です。確かに、スプレッドの二重負担などのデメリットがありますが、両建てが有効な場面もあります。

では、FX業者が一様に両建てをすすめない理由は何でしょうか。理由は簡単で、FX業者の業界団体である金融先物取引業協会(金先取)が、そのように定めたからです。

金先取の団体内部向け資料

金先取が、FX業者の社員向けに作った資料があります。『金融先物取引の知識』です。これによると、両建てのサービスをする場合は、以下の事柄に留意するように書いてあります。

両建ては、顧客にとって、ビッド価格とオファー価格の差、委託手数料および証拠金を二重に負担すること、支払いのスワップポイントと受取りのスワップポイントの差を負担することなどのデメリットがあり、経済合理性を欠くおそれがある

セントラル短資FXの文章と、ほぼ同じ内容です。セントラル短資FXが金先取の文章をそのまま使っている、という表現の方が正確でしょう。

また、この資料には、「両建てを勧誘することは禁止」と明記してあります。

よって、FX業者にとって両建ては儲かるはずですが、おすすめしていないという表現を使っています。

しかし、両建てが有効に機能する場面があるのは、確かです。そこで、文章を自由に書ける立場の人々が、両建てについて書くことになります。

やさしい両建て手法

では、ここで、やさしい両建て手法の例をご案内します。

ここでいう「やさしい」の意味ですが、技術的に易しいという意味です。インジケーターを細かく理解する必要はありません。ただ、実際に両建てできるか?というのは、また別の検討が必要でしょう。

超円高で、長期保有

まず、超円高になるのを待ちます。実際に超円高になったら、円を売って外貨を買います。このとき、スワップポイントはプラスになっている必要があります。

また、スワップポイントは今後も継続的にプラスだ、と期待できる通貨ペアを選びます。例えば、豪ドル/円がその通貨ペアだとしましょう。

豪ドル/円のチャート

例えば、赤枠の範囲内で10万通貨買うとします。

円安になったら、売りで勝負

その後、円安になったとします。すなわち、為替レートは赤枠の上に進みます。

こうなったら、自由に売りで勝負します。インジケーターを使っても構いませんし、売りのトラリピのように一定値幅で売りをしても構いません。

できるなら、長期チャートの上限あたりで売ると、効果的でしょう。上のチャート形状が今後も続くと想定するなら、豪ドル/円が90円~100円台の時に売ります。

ただし、売りの数量は、7万通貨くらいを上限にします。

売り数量は、買い数量よりも少なく

ここで重要なのは、円高で買って保有している数量よりも、円安になってから売る数量を十分に小さくすることです。

これには、2つの理由があります。

スワップポイント

一般的に、同一の通貨ペアで同数の買いと売りをすると、顧客は損になります。例えば、米ドル/円を1万通貨買うと同時に、1万通貨売るとしましょう。

このとき、スワップポイント(例)は、以下の通りになります。

  • 米ドル/円の買い:65円受取る
  • 米ドル/円の売り:75円支払う

すなわち、買いと売りで同数になると、合計でスワップポイントが損になってしまいます。この差額は、FX業者の収入源になります。

よって、スワップポイントをプラスにするには、売りの数量を十分に小さくしなければなりません。

さらに円安になるとき

また、売った後にさらに円安になる場合の考慮が必要です。

例えば、豪ドル/円=60円で10万通貨買って、豪ドル/円=100円で10万通貨売っているとしましょう。この状態で、豪ドル/円が105円、110円と円安になる場合、損益は増えません。

買いポジションは含み益が増えますが、売りポジションは含み損が大きくなります。含み益と含み損で、差し引きゼロになってしまいます。

それでは面白くありません。そこで、売りの数量を減らします。

こうすれば、円安になればなるほど、合計で含み益が大きくなります。

為替レートが円高になる場合は、売りのトレードでどんどん利食いできます。買いのポジションは含み益が減りますが、超円高で買っているので、含み損まで転落する可能性を低く見積もることができます。

買いのポジションが含み損になりそうだったら、含み益のうちに利食いするという選択肢もあります。

両建てに有利なFX口座

では、この両建てを実行するにあたって、有利なFX口座をご案内しましょう。DMMFXです。

その理由は、買いと売りでスワップポイントの大きさが同じだからです。売り数量を小さくしないと、スワップポイントの合計がマイナスになるよ、とご案内しましたが、DMMFXは例外です。

下の例のように、買いと売りでスワップポイントの大きさが同じです。

  • 米ドル/円の買い:75円受取る
  • 米ドル/円の売り:75円支払う

DMMFXを使うと、両建てのデメリット2つのうち、1つが消えることになります。

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