スイングトレード

リピート系FXを裁量トレードに応用

先日のツイートで、豪ドル/NZドル(AUD/NZD)のリピート系FXの季節到来か?と書きました。

この話の流れでループイフダンの書籍もご案内しましたが、今回は、リピート系FXの考え方を使ってスイングトレードをするという考察をします。

リピート系FXの避けがたい特徴

期待通りの値動きをするなら、わざわざスイングトレードにする必要はなく、リピート系FXで放置すればOKです。

なぜ裁量トレードに応用する必要があるのか?ですが、理由は二つです。

  • リピート系FXに加えて、裁量トレードの能力を高めたい
  • リピート系FXの避けがたい特徴を回避したい

「避けがたい特徴」と書いていますが、要はデメリットです。

リピート系FXのデメリット

買い注文を出しているときに為替レートが急落すると、含み損ポジションが一気に増える。

下は、買い注文でリピート系FXをしている様子です。

為替レートが下落する過程(青丸1~4)で、徐々にポジションが増えていきます。そして、相場が反転上昇したところで、少しずつ利食いしていきます。

リピート系注文

この値動きが繰り返されれば、どんどん利食いしてくれます。

ところが、上のような値動きでなく、一気かつ巨大な急落が起きたらどうなるでしょう?

買いポジションが積みあがると同時に利食いはわずかで、口座情報を見ると含み損で真っ赤な数字が目に飛び込んでくるでしょう。

これは痛いです。

これが、リピート系FXの避けがたいデメリットです(避ける方法があるにはあるのですが、一般的でないので、いつかの機会に譲ります)。

今回のツイートで言及した豪ドル/NZドルは、取引範囲は最大でも1.00~1.05です。安全を重視するなら、1.00~1.04の範囲にしても良いでしょう。

取引範囲は400pipsや500pipsといった程度ですので、急落でも大損しないで済ませられます。

とはいえ、急落が起きたら嫌だな…というときに、リピート系FXの考え方と裁量トレードを融合させる方法があります。

裁量トレードの難しさ

分かり易さ重視で、通貨ペアは引き続き豪ドル/NZドルにしましょう。

下の日足チャートを見ますと、インジケーターを使わなくても今は下落トレンドだと分かります(チャートはマネーパートナーズから引用)。

豪ドル/NZドルのチャート

では、どこで売りましょうか。

何かの手法を使って売ることになりますが、損切り注文を確実に入れる必要があります。反発狙いの買いも同様で、どこかに損切り注文を入れます。

しかし、初心者になればなるほど、損切りの苦痛は大きいです。

「儲けるためにFXをやっているのに、どうして損切りせにゃならんのだ!復活まで待てば良し!」という感じです。

ところが、適切に損切りしないと、大損が待っているかもしれません。

さて、この難しい問題を、どうやって解決しましょうか。ここで、リピート系FXとの融合の話が登場します。

裁量トレードとリピート系FXの融合

今回の豪ドル/NZドルでは、下落局面ですが買いのリピート系FXを想定しています。その理由は、下の記事でご確認いただけます。

fx
豪ドル/NZドル(AUD/NZD)でループイフダン

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そこで、裁量トレードも買い注文にします。

今後、為替レートが特定の状況になり、買いチャンスが来たとします。買います。そして、利食いの指値注文を発注します。

では、損切り注文はどうする?ですが、2つの選択肢があります。

  • 発注しない(豪ドル/NZドル=1.00をしっかり下回ったら、手動で決済)
  • 豪ドル/NZドル=0.9950あたり(?)に、あらかじめ逆指値注文を出しておく

すなわち、裁量トレードの損切り注文を採用せず、リピート系FXの損切りポイントを採用します。

今後の豪ドル/NZドルの値動きは不明ですが、1.00のラインは過去50年ほど続くサポートラインです。日足や週足のサポートラインとは比較にならないほど強力です。

それに期待する方法です。

損切りになったら?

しかし、「損切りになってしまったら、やはり損でしょう?」という疑問が出るでしょう。

実際に損しても、基本形のリピート系FXをする場合に比べて、損失額を減らすことが可能です。もう一度、リピート系FXのイメージ図を確認します。

リピート系注文

リピート系FXの場合、青丸1~4で買います。為替レートがさらに下落すれば、5、6、7…とポジションが追加されます。

その一方、裁量トレードで買い注文を狙う場合、青丸1~3では買わず、青丸4を超えたところで買うことになるでしょう。

すなわち、リピート系FXに比べて高値ポジションがありません。ということは、損切りになっても損失額を限定的にできます。

裁量トレードをする場合の取引数量は、青丸4あたりで買うなら、1~4で買うはずだった数量の合計と同じでも良いですし、それよりも少なくてもOKです。

1~4で買うはずだった数量の合計と同数を買っても、損切り額はリピート系FXよりも小さくなります。

なぜなら、リピート系FXに比べて、損切りポイントに近い位置で買うからです。

例として、豪ドル/NZドルを合計5万通貨買って、1.0000で損切りする場合の損切り額を比較しましょう。

リピート系FXの場合

1.05で1万通貨の買い:損失額はNZD500
1.04で1万通貨の買い:損失額はNZD400
1.03で1万通貨の買い:損失額はNZD300
1.02で1万通貨の買い:損失額はNZD200
1.01で1万通貨の買い:損失額はNZD100
損失合計:NZD1,500

裁量トレードの場合

1.01で5万通貨の買い:損失額はNZD500

取引数量は同じですが、損切り位置に近いところで買うと、損失額を小さくできます。

豪ドル/NZドルの買いを狙うスイングトレード

では、豪ドル/NZドルのこの形で、買いを狙うスイングトレード手法には何がある?です。

すぐに思いつくのは、ゆったり為替自身の手法です(当然ですが)。

下は、週足チャートです。1.03付近に、相場の壁があるのが何となく見えます。1.03付近まで下落したら反発を狙える、と分かります。

豪ドル/NZドルのチャート

同様に、日足チャートや月足チャートでも、相場の壁が見つかります。その付近まで下落したら、反発警戒。買いチャンスを狙います。

こんな感じで簡単な手法ですが、実際に取引を開始するタイミングなどを明確に文字化しているわけではないので、習得には時間がかかるかもしれません。

この点、インジケーターを使った手法の方が、分かり易さで優れている可能性があります。

下は、移動平均線とボリンジャーバンド(±1σ)を表示したものです。これを見ると、「鹿子木(かなこぎ)さんの勝ちパターン1で買えそう」と速攻で分かります。

豪ドル/NZドルのチャート

鹿子木さんの勝ちパターンの中で、特に1、2、3は分かりやすいです。

勝ちパターン2と3は、ゆったり為替の手法に似ているからかもしれません(取引開始や決済のタイミングは異なるものの、考え方は似ています)。

インジケーターを使うと、解説しやすく、また、分かりやすいです。「為替レートがインジケーターの上に進んだら買い」という具合です。

ちなみに、過去の豪ドル/NZドルは、1.000を瞬間的に下回ったことはありますが、明確にしっかりと下回ったことはありません。

このため、バックテストをすると、1.000をしっかりと下回ったら損切りという案を採用すると、勝率100%になります。

しかし、バックテストは過去の検証にすぎず、将来について何の保証もしません。よって、損切りをなるべく避けたいという場合でも、あらかじめ損切りする位置を決めておきましょう。

ちなみに、例として鹿子木さんの手法を持ち出しましたが、1.000まで放置OKという手法ではありません。リピート系FXと融合させると…という考察です。

【参考】株式会社メデュ(鹿子木さんのサイト)

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