昨日、下のツイートを発信しました。
ツイッターで相場をつぶやくようになって4か月弱。まだ一度も米ドル/円で取引していない…が!4時間足できれいなレンジができそうだったら、狙ってみる。 #usdjpy
— ゆったり為替 (@yuttarifx) December 10, 2020
そこで、4時間足チャートで米ドル/円を確認しつつ、その後の動きはどうだったか、見ていきます。
米ドル/円の4時間足チャート
下は、YJFX!からの引用です。いい感じでレンジ相場になっていることが分かります。
上のチャートを左側に少しずらし、赤で線などを追記したのが、下のチャートです。
赤枠部分で、レンジになっていることが分かります。
レンジの下限がはっきりしませんが、103.70円くらいでしょう。その一方、上限は比較的分かりやすく、104.75円前後です。
ならば、チャート右側矢印のような動きをしたら、売りで取引できるよね?という考察です。
実際の値動き
では、その後の値動きはどうだったか?です。下の通りとなりました。
半分正解、といったところでしょう。すなわち、レンジで下落したら…の部分は正解であり、レンジの上限まで来たら…という部分がハズレ。
なお、正確にはハズレや正解という概念でなく、「チャートがこうなったら取引しよう」という想定にすぎないので、今回はそうならなかったということです。
なお、想定をガッチリ守っても良いのですが、もっと思考を柔軟にして、1時間足チャートを交えてトレードすることも可能でした。
しかし、夜10時過ぎに眠くなり…アンティークコイン情報を調べて寝ました。そして朝起きてギャー!売れたやん!というオチ。眠かったんだから、仕方ない。
次の機会に取引します。
インジケーターを使う場合
上のライントレードの場合、想定通りに為替レートが動かない時のトレードは見送るか、頭を柔軟にして取引するか、になります。
しかし、「柔軟に」ってどういうこと?という話になります。
要は、基本形から外れても取引OKという意味ですから、トレード開始位置が明確でありません。こういう分かりづらさを回避するには、インジケーターが有効です。
そこで、今回の値動きでオシレーター系インジケーターを使ったらどうなっていたか?を見てみましょう。
RSI
RSIだったらどうだろう?を確認します。パラメーターは14です。
チャートの一番右側、上昇から下落への転換点辺りを見ますと、RSIは70弱になっています。数字が少々小さい。
しかし、その前の山二つを見ますと、両方とも70に到達していません。すなわち、RSIを使っていれば、一番右の下落で利食い可能だったという判定になります。
MACD
MACDはトレンド系インジケーターとして使う例も多いですが、一般的にはオシレーター系に分類されます。ここでも、オシレーター系インジケーターとみなして考察です。
チャートの一番右側、MACDがデッドクロスを作ってから売った場合、レンジの下の方で売ることになります。すなわち、MACDでは反応が遅すぎてダメだったという判定です。
自分のやり方で取引
今回の事例では、RSIが最良、MACDはダメ、ライントレードは取引が難しいという結果でした。
では、今後も同じ結果が出続けるか?といえば、そんなことはなく、RSIが今一つでMACDが最良という場合もあるでしょう。
その時々で変わってきますが、手法をごちゃ混ぜにしてトレードしていると、「RSIは売りサインだけれどMACDは買いサイン継続だし困った…」という感じで右往左往してしまい、最終的に損する将来が簡単に予想できます。
自分が最も取り組みやすい方法を選んで、それにしがみついて技術を習得すれば、徐々にではあっても資金を増やしやすくなるでしょう。