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リピート系全般

週足・月足で中長期のリピート系FX【概要&米ドル/円】

2020年11月15日

可能なら、放置で勝手に資産が増えて欲しいです。それが実現可能なのが、リピート系FXです。

そこで、主に週足チャートと月足チャートを使って、リピート系FXの攻略方法を見ていきます。

この記事は概要を米ドル/円で考察し、別記事(後日執筆予定)でその他の通貨ペアを検討していきます。

中長期なら、日足チャートは使わなくてOK

リピート系FXでこれから頑張ろう!…すなわち初心者の場合、以下の例に陥りがちです。

希望

  • 延々と利食いして欲しい
  • 途中の含み損は嫌だけど、最終的に大幅プラスならOK

実際の行動

  • 使うチャートは日足
  • スワップポイントも欲しいから、買い取引

希望と実際の行動に分けて書きましたが、これでは成功するかどうか、運を天に任せているも同然です。と言いますのは、希望と行動に不一致が起きているためです。

希望は、可能な限り延々と取引して資産を増やしたい!です。可能な限り延々と…なら、日足チャートでは分析期間が短すぎます。

週足~月足でないと、突然の相場急変で慌てることになります。

チャートを具体的に見ていきましょう(チャートは、みんなのFXからの引用)。

リピート系FX失敗例

米ドル/円でリピート系FXをしようとしています。下の日足チャートを見て、底値は106円だと判断しました。

スワップポイントも欲しいので、買いで取引します。さあ、実行!

米ドル/円のチャート

ところが、為替レートは上下動します。そして、年に1回や2回くらいは波乱相場が起きます。その結果、下の値動きになりました。

106円を大きく下回り、104円台になってしまいました。

「くそ~。大損で損切りになってしまった!」

米ドル/円のチャート

ところが、為替レートは上下動します。下のように、復活しました。こうなると、悔しさ倍増です。

米ドル/円のチャート

このような例は、探せばいくらでも見つかります。また、年単位で延々と円高になり続け、その後に円安に復活するという場合もあります。

この場合、年単位で損切りを我慢していると、損失額が際限なく膨らんでしまって回復不能と思えるような損失になりかねません。

このような損失が起きる理由

以上の損失が起きてしまう理由の一つに、「延々と取引したいと希望しているのに、日足チャートを見ているから」があります。

日足チャートを表示すると、表示期間は3か月~6か月くらいでしょう。上のチャートは、3か月くらいの表示です。

3か月~6か月の表示期間しかないのに、将来「延々と」取引希望というのは無茶な話です。3か月~6か月の表示期間なら、1か月~2か月程度の取引期間を想定した取引になるでしょう。

すなわち、取引終了タイミングについても、取引開始と同様に詳細な検討が必要です。

しかし、取引終了についても気合を入れて検討するのは、特に初心者にとっては難しいと予想できます。そこで、上の例のような損失が起きます。

週足チャート

このような損失を回避するための方法の一つに、「週足チャートまたは月足チャートを使う」があります。

週足や月足なら、表示期間がとても長くなります。その分だけ、過去の波乱相場も考慮した自動売買設定が可能になります。

下のチャートは、週足チャートです。日足とは印象が全く異なることが分かります。

米ドル/円のチャート

目に飛び込んでくるのは、チャート中ほどにある急落と急上昇です。これは、新型コロナウイルス問題を受けた値動きです。

世界を大きく驚かせたときの円高記録が101円台ですから、ここまでの下落を想定すれば、少なくとも短期的には大丈夫だろうと想定可能です。

月足チャート

では、中長期的にも101円でOKか?を知るために、チャート表示期間をさらに伸ばします。下は、2016年以降の月足チャートです。

米ドル/円のチャート

チャート中ほどで、大きな下落と急上昇があります。

大きな下落の時にあったのは、イギリスのEU離脱を問う国民投票と米大統領選挙です。そして、急上昇は、米大統領選挙が終了した直後に起きています。

この時の底値は、100円をわずかに割り込むくらいです。その前の2014年を見ますと、101円くらいが底値になっています。

すなわち、「米ドル/円で中長期で延々と利食いを目指すなら、米ドル/円=100円を念頭に置く必要がある」と分かります。

この認識があると、この記事の冒頭で見た失敗例を回避できます。

さらに長期を確認

では、2014年よりも前のチャートを見たら、もっと長期間放置して、延々と利食いできるかも?と期待できます。

そこで、1998年以降の値動きを確認します(表示期間が長いので、見やすさ重視でエクセルのラインチャートです)。

米ドル円のチャート

2010年~2012年にかけて、70円台が実現しています。よって、100円よりも円高になりうると分かります。

その一方、1998年~2008年を見ますと、米ドル/円=100円が重要水準だったと分かります。すなわち、100円近くまで円高になると、なぜか反発して円安になってきました。

そして、2014年以降の分析を思い出しますと、米ドル/円=100円くらいが重要水準でした。

すなわち、「米ドル/円は100円を下回る例があったが、100円が極めて重要だ」と分かります。

米大統領選挙

以上の前置きを念頭に置きつつ、2020年の米大統領選挙の際の米ドル/円を見てみましょう。日足です。

米ドル/円のチャート

見事なまでに、米ドル/円=100円台前半で円高が止まり、その後急反発している様子が分かります。

米ドル/円=100円の重要性を認識して売買していれば、大きな成功を得られたと分かります。

リピート系FXで中長期運用

ここまでくれば、売買設定について、ある程度の目途がつきます。

  • スワップポイントも欲しいから、買いで取引
  • 米ドル/円=100円が下値の目途

ここでは、買い取引で考えています。経験値が上がるにつれて、売り取引にも視野が広がるでしょう。

そして、最終的にどうなるか?です。

  • 円安になる場合、ハッピーエンド
  • 100円を大幅に超える円高の場合、損切り

なお、リピート系FXの場合、損切りになっても損失になるとは限りません。以下の2つがあるからです。

  • 損切りするまでに得た利食い額
  • スワップポイント累積額

これが、リピート系FXのメリットです。最終的に損切りしても、トレード成績はプラスになりうるのですから。

資金管理

このトレードを成功させるために、資金管理を考えます。

最終的に損切りになったら、損切り額はいくらのマイナスになる?必要な証拠金額はいくら?…こういったことを確認するのが、資金管理です。

例えば、取引の結果、米ドル/円が100円を下回り、99円で損切りするとしましょう。

この時の損失額を試算すると、100万円だったとします(実際には利食い等がありますから、利食い等の金額が100万円を超えていればプラスになります)。

この100万円という数字を見た時、自分はこの損に耐えられそうもないと思えば、取引設定を見直します。

例えば、1回の取引で2,000通貨買うのを1,000通貨に減らしたり、25銭ごとに買うのを50銭ごとに買うという設定に変更したり、です。

こうすれば、損切りするときの損失を減らせます。

あとは、時々発生する暴落&急騰を期待しつつ、日々の利食いを楽しみます。この暴落&急騰は強烈で、1日のうちに約定メールが何十本も届いて、メールの画面が通知でいっぱいになることもあります。

こうなったら、とてもハッピーです。

リピート系FXの資金管理は意外にややこしい

では、資金管理をしましょう…なのですが、リピート系FXの資金管理は、意外にややこしいです。と言いますのは、ポジションの多さが原因です。

リピート系FXのイメージ図は、下の通りです。下の絵では、ポジションを4つ持つという想定です。

リピート系注文

実際には、何十ものポジションを持つことも珍しくないでしょう。

その一つ一つについて、損切りになる場合の金額や、ポジションを維持するための証拠金額を計算して、合計して、とやるのは大変すぎます。

計算ツールを公開しているFX会社もありますが、応用的な使い方が難しいです。

  • 取引開始後、損切り予定位置を変えたくなった
  • 取引途中で、ポジションを少し増やしてみたくなった
  • 逆に、取引途中でポジションを少し減らしたくなった
  • 損切り予定に達する前に、損切りしたくなった

こういった場合に、変更後に必要な証拠金はいくら?損切り額はどれくらい変わる?といった計算結果を得るのが困難です。

この計算を可能にするエクセルツールを、口座開設キャンペーンで差し上げています。

当ブログ経由で「みんなのシストレ」を開設いただき、取引していただければOKです(みんなのシストレで、みんなのリピート注文を取引できます)。

中長期のリピート系FXで成功する秘訣も、惜しみなく公開しています。ご覧いただき、延々と利食いを繰り返すリピート系FXを検討していただきたいと思います。

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