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リピート系全般

リピート系FXを比較(トラリピ、トライオートFXなど)

2020年3月28日

当ブログでは、様々なリピート系FXをご案内しています。そこで、各社のリピート系FXについて、どこが最も良いのか、比較します。

最良のリピート系FXはユーザー次第

最初に確認したいのは、万人にとってNo.1のリピート系FXは存在しないということです。と言いますのは、ユーザーによって重視する内容が異なるからです。

ある人は、簡単にできることを重視するでしょう。別の人は、完全放置できることを重視するでしょう。

そこで、項目ごとに、各FX会社を比較していきます。

比較対象のFX会社

この記事で比較しますのは、以下の各サービスです。これらは、当ブログで登場頻度が高いものです。

  • トラリピ
  • ループイフダン
  • トライオートFX
  • 連続予約注文(マネーパートナーズ)
  • みんなのリピート注文

比較項目

比較する項目は、以下の通りです。

上半分は、比較的分かり易い分野です。下半分は、複利運用だったり、損失回避のしやすさだったり、発展版の内容です。

スプレッド

スプレッドは、表を掲載するまでもなく、連続予約注文(マネーパートナーズ)の優勝でしょう。

と言いますのは、連続予約注文は、通常の裁量取引と同じスプレッドで売買できるからです。取引手数料もありません。

他社の場合、スプレッドは広く設定されています(下は、主要な通貨ペア一覧です)。

米ドル/円ポンド/円豪ドル/円
トラリピ4.0銭8.0銭6.5銭
ループイフダン2.0銭5.0銭4.0銭
トライオートFX0.3銭1.0銭0.6銭
連続予約注文0.3銭1.0銭0.6銭

なお、この表には注が3つあります。

・注1:
トラリピは、変動スプレッド制です。取引ツールで確認した数字を掲載しています。概ね、表に書いてあるくらいの数字です。

・注2:
トライオートFXは、スプレッドのほかにマークアップ手数料が必要です。

・注3:
マネーパートナーズ(連続予約注文)には、口座が2種類あります。表の数字は、パートナーズFX(PFX)口座のスプレッドです。

表と注を合わせて考えますと、スプレッド重視の場合、連続予約注文が最有力です。

もっと直接的に書くなら、スプレッドだけで判断するなら、連続予約注文以外の選択肢は採用しづらいです。

スワップポイント

スプレッドと異なり、スワップポイントはどこが最良か?という明示が困難です。

と言いますのは、スワップポイントの数字は、日々変化するためです。すなわち、日によって最高の数字を出すFX会社も変わってきます。

しかし、全体的な傾向としまして、下の3社が上位の候補になるでしょう。

  • ループイフダン
  • トライオートFX
  • 連続予約注文

この3社は、スワップポイント1位を狙って、日々競争しています。では、残る2社はどうでしょう?

トラリピのスワップポイントは、上の3社と比較すると見劣りします。スワップポイントを重視する場合、トラリピは選択しづらいです。

みんなのリピート注文は、スワップポイントが非公開です。シストレのストラテジーとしてサービスを展開しており、スワップポイントは取引損益に含まれて表示されます。

すなわち、みんなのリピート注文のスワップポイントは、顧客にとって有利なのかどうか判断できません。

最低取引数量

最低取引数量は、ほとんどが1,000通貨です。しかし、連続予約注文につきましては、以下の通りです。

  • パートナーズFX(PFX)口座:1万通貨
  • FXnano口座:100通貨

きめ細かな取引をしたい場合は、FXnano口座の連続予約注文が最有力となります。

「きめ細かい」の具体例

米ドル/円の買い注文をするとしましょう。すなわち、円高になると含み損です。できるだけ含み損を抑えつつ、大きな利食いを狙いたいとします。

その場合、米ドル/円の範囲に応じて、以下のような取引例を検討できます。

  • 110円~120円:1,500通貨で取引
  • 100円~110円:2,000通貨で取引
  • 90円~100円:2,500通貨で取引
  • 90円未満:3,000通貨で取引

円安になればなるほど、1回の取引数量を小さくします。こうすれば、円高になっても、総ポジション数量の割に含み損を小さくできます。

取引可能通貨ペア数

取引可能通貨ペア数は、以下の通りです。

  • トラリピ:13
  • ループイフダン:20
  • トライオートFX:17
  • 連続予約注文(PFX口座):20
  • 連続予約注文(nano口座):18
  • みんなのリピート注文:13

ループイフダンと、連続予約注文(1万通貨単位の場合)が20で並びました。通貨ペア数の多さを重視する場合は、この2つから選ぶことになるでしょう。

2社の取引可能な通貨ペアを比較

では、取引可能通貨ペア数が最も多いループイフダンと連続予約注文で、具体的な通貨ペアを比較しましょう。

米ドル/円など主要通貨ペアは取引可能ですので、それ以外の通貨ペアで確認します。

マネーパートナーズ 連続予約注文
香港ドル/円 不可
シンガポールドル/円 不可
ポンド/豪ドル 不可
米ドル/スイスフラン 不可
豪ドル/スイスフラン 不可
米ドル/カナダドル 不可

同じ20通貨ペアと言っても、その中身は特徴的だと分かります。興味深い通貨ペアがあれば、取引可能な方のFX会社で取引を検討できます。

取引途中で発注数量を増減できるか

例えば、取引途中で、注文を1つだけ追加したくなったり、逆に1つだけ削除したくなったら、実行できるか?ということです。

注文1つの増減でなくても構いません。2つでも3つでも、任意の数だけ注文を増減できれば、都合が良いです。

これができるのは、下の3つです。

  • トラリピ
  • トライオートFX
  • 連続予約注文

取引途中で発注数量を増減したい場合は、この3つから選ぶことになります。

具体例

取引数量を増減する場合の具体例を、2つご案内します。

具体例1

リピート系FXで利食いを繰り返した結果、証拠金残高が徐々に増えてきました。そこで、増えた証拠金を使って、注文数量を増やします。

しかし、全体の注文数量を2倍にするほどの証拠金はありません。そこで、1,000通貨ずつ、徐々に取引数量を増やしていきます。

具体例2

買いでリピート系FXをしたところ、為替レートが急落しました。証拠金に余裕はありますが、さらに大きく円高になったら不安です。

そこで、まだ約定していない新規注文について、取引を修正します。

50銭ごとに買うという設定を75銭ごとに変更してみたり、2,000通貨ずつ買うという設定を1,000通貨ずつ買うという設定に変えたりします。

こうすれば、さらに円高になる場合、含み損増加スピードを抑えることができます。

具体例1、2の方法を実行できるのは、トラリピ、トライオートFX、連続予約注文です。

逆指値注文で一括決済できるか

短期トレードでは特に、特定の為替レートで全ポジションを決済し、新規発注をストップする機能が必要です。

これがないと、相場が不都合な方向に進む場合に、損失が大きく膨れ上がってしまう可能性があります。

逆指値注文で一括決済の機能を持っているのは、以下の通りです。

  • トラリピ
  • トライオートFX
  • 連続予約注文

すなわち、短期トレードは、この3つから選ぶことになります。

ただし、トラリピはスプレッドが広いので、短期トレードに向きません。また、トライオートFXは、特定の為替レートで一括決済可能なものの、その設定方法は煩雑です。

よって、スプレッドの狭さや簡単さを考慮すると、連続予約注文が最有力となります。

各リピート系FXの特徴

こうして比較すると、各社のリピート系FXにはそれぞれ特徴があることが分かります。

次に、各社のリピート系FXについて、特徴を見ていきます。

トラリピ

リピート系FXと言えば、トラリピです。最初に主要な特許を獲得し、確固たる地位を築いてきました。

よって、「リピート系FX」というよりも「トラリピ」と呼ぶ方が、分かり易いかもしれません。

最も歴史が長いだけあって、発注画面は分かり易く、どんどん使いやすくなっています。細かい設定も可能ですので、上級者のニーズに応えることもできます。

なお、取引を繰り返すと、ポイントをもらえます。このポイントを使って、各種商品と交換できるのも嬉しいです。

【特集記事】本気のトラリピ運用

ループイフダン

ループイフダンは、簡単に取引できる点がメリットです。具体的には、以下の4つを決めるだけでOKです。

  • 通貨ペア
  • 買いか売りか
  • 注文1回の取引数量
  • 何銭(何pips)ごとに発注するか

設定を決めたら、後はスタートするだけです。いつまでも取引を繰り返してくれます。

【カテゴリ】ループイフダン

トライオートFX

当ブログでは、トライオートFXを使って公開トレードをしてきました。

【参考記事】トライオートFXの公開トレード

これは、年金を作るためのトレードです。よって、20年でも30年でも継続して取引したいと考えています。

これだけ長期間になりますと、途中で何度も暴落に逢うでしょう。それでも、取引を続けます。

暴落は、利益の元です。と言いますのは、暴落すれば、乱高下するからです。どんどん利食いします。

そして、安値で長期保有のポジションを持ちます。将来、為替レートが上昇したら、大きな利食いを得ます。公開トレードでは、その様子を確認いただきたいと思います。

連続予約注文

連続予約注文は、スプレッドが最も有利です。そして、スワップポイントも良好です。注文を1つ追加したり、1つ削除したりもできます。

では、なぜ連続予約注文は、他社を抑えて一人勝ちにならないのでしょうか。

理由は、おそらく2点なのでは?と思います。

  • 1つずつ発注する
  • 一つの注文につき連続20回利食いしたら、注文取消し

たとえば、100円~110円の間に、注文を10本発注したいとしましょう。他社ですと、1回の操作で完了します。

しかし、連続予約注文ですと、10回の発注作業が必要です。

また、連続で20回利食いできたら、注文は取り消しになります。継続して取引したい場合は、再発注します。

短期トレードなら、問題なし

この2点は、大した問題ではないでしょう。と言いますのは、連続予約注文は、スプレッドが狭いため、短期トレードで特に優位性を発揮するからです。

短期トレードということは、以下の通りです。

  • 取引開始から終了までの期間は、比較的短い
  • 一般的に、注文を何十個も同時に出すわけではない

短期トレードの場合、1つの注文で20回も利食いすることはないでしょう。その前にトレードが終わります。

また、短期の場合、何十も注文を出す例は多くないでしょう。よって、スプレッドの狭さや、スワップポイントのメリットの方が、圧倒的です。

もちろん、長期トレード用としても、連続予約注文のスペックの高さを利用できます。

みんなのリピート注文

みんなのリピート注文は、最後発のサービスです。すなわち、先行他社に割って入るのは大変です。

では、どこに焦点を合わせてサービスを展開しているでしょうか。それは、「簡単さ」です。下の3つを決めるだけで、取引可能です。

  • 取引する通貨ペア
  • 買いか売りか
  • 注文1回の取引数量

では、利食い幅などはどうなのか?ですが、素晴らしい数字に設定してあります。おそらくは、会社よりも顧客の利益を重視した設定です。

【参考記事】みんなのリピート注文の特徴

全社に足りないもの

以上、各社の特徴を概観しました。

これら各社のツールで、1つ不十分だと思われる点があります。それは、「証拠金はいくら必要か」を知るツールです。

リピート系FXは、数多くの注文を出します。よって、証拠金計算をしないと、気づいたら損失が大きくなってビックリ!というのがあり得ます。

よって、事前に計算が必要です。

トラリピなどは計算ツールを工夫して作っており、高品質です。しかし、以下の場合に対応できません。

  • 途中で一部の発注を停止したら、証拠金にどれくらい余裕が出る?
  • 途中で発注を追加したら、証拠金はいくら追加すべき?

取引している途中で方針が変わった、というのは、よくあることです。その場合に、証拠金はいくら必要になるでしょうか。

それが分からないと、注文内容を変更しても大丈夫かどうか、分かりません。工夫が必要です。

【オープン】岡三オンライン証券【くりっく株365】

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