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トラリピ ループイフダン

トラリピ、ループイフダンで分散投資するなら

2019年2月23日

トラリピやループイフダンで取引する場合、複数の通貨ペアで分散取引したいと思うかもしれません。

しかし、気を付けないと、分散投資したつもりになっているだけで、全然分散できていない場合があります。

複数の通貨ペアで分散投資する理由

具体的な通貨ペアを考える前に、なぜ分散投資したいかを考察します。改めて検討するまでもなく、リスクを分散するためです。

取引したい通貨ペアが3つあるとして、以下の通り期待しているとします。

  • 通貨ペアA:収益期待度
  • 通貨ペアB:収益期待度
  • 通貨ペアC:収益期待度

本来なら、最も期待できる通貨ペアAだけで取引したいです。それでもなお、BやCを考慮に入れるのは、複数の通貨ペアで分散取引したいからです。

Aに期待していますが、実際はBの方が良好な成績かもしれません。

あるいは、Aが大損になってしまう場合、そこに資金の多くを投入していたら、大損になるかもしれません。

BやCに分散していれば、ダメージを減らせるかもしれないし、BやCが頑張って利食いして、そこそこの成績になるかもしれません。

これが、複数の通貨ペアで分散投資する目的です。

分散投資は長期運用の場合に考える

なお、分散投資を考えるのは、長期投資の場合だけでしょう。短期ならば、考える必要はありません。

その理由ですが、以下の通りです。

長期投資の場合

先ほど「Aが大損になってしまう場合~」と書きましたが、この言葉により、相場に応じた柔軟な取引を想定していないと分かります。

と言いますのは、本来なら、大損する前に損切りして逃げるべきなのに、そうしていないからです。

よって、「放置で運用」という感じになります。含み損が大きくなっても、そのまま継続運用。すなわち、長期投資です。

ちなみに、長期投資の場合、複数の通貨ペアで分散投資する場合もありますし、しない場合もあります。分散投資のメリットとデメリットは、以下の通りです。

メリット

  • ある通貨ペアの成績が不調でも、別の通貨ペアがカバーしてくれる
  • 賑やかで楽しい

デメリット

  • 取引金額が大きくなりがち
  • 監視する通貨ペア数が多くなる
  • 全滅したら、どうする?

メリットの2つ目、「賑やかで楽しい」ですが、意外に重要です。

と言いますのは、値動きが乏しくて全然利食いしない状況もありますが、そういう時はつまらないからです。

複数の通貨ペアで取引していれば、利食い頻度を多少でも引き上げることができます。利食いしているという事実は、精神衛生上大切なことです。

とはいえ、デメリットもあります。これらを無視するのは難しいです。

短期取引の場合

一方、短期取引の場合、取引開始から終了までの期間が短いです。よって、為替レートが期待と反対の方向に動きそうになったら、取引を終了します。

すなわち、分散投資で安全を確保する必然性は低く、機動的な取引をします。

複数の通貨ペアで取引する場合もありますが、リスク軽減のためというよりは、取引チャンスになっている複数の通貨ペアで積極的に取引する、という意味合いが強いです。

なお、リスクを察知して途中で取引を終了すると、保有ポジションをいくらか損切りする場合が多くなります。

この結果、損失になるか?ですが、それは以下の合計次第です。

  • 今までの利食いで得た金額
  • スワップポイント合計額
  • 最後の損切りの額

すなわち、損切りになっても、必ずしも損で終わるとは限りません。利食いを繰り返して収益を蓄積すれば、損切りは怖くありません。

これが、リピート系FXの大きなメリットです。

円を含む通貨ペアの長期チャート

では、分散投資の有効性を考えるため、円を含む主要通貨ペアの長期チャートを確認しましょう。1996年以降のデータです。

通貨ペア

  • 米ドル/円
  • ユーロ/円
  • ポンド/円
  • 豪ドル/円
  • NZドル/円

この5つの通貨ペアを眺めますと、特徴的なことが分かります。

主要通貨ペアの特徴

為替レート水準は、通貨ペアごとに大きく異なります。リーマンショック前のポンド/円は、200円前後という高水準でした。一方、NZドル/円は、100円に満たない水準で推移しています。

それよりも、圧倒的に重要なことがあります。

  • 円安になるとき、主要通貨ペアすべてが円安になる
  • 円高になるとき、主要通貨ペアすべてが円高になる

これは、分散投資を考えるうえで、強烈な特徴です。

全ての通貨ペアが、同時に円安・円高になるわけではありません。最大で数年程度の誤差があります。しかし、高値と安値につき、概ね下の関係があります。

  • 1997年:高値
  • 2000年:安値
  • 2007年:高値
  • 2008年:安値
  • 2015年:高値

これだけはっきりした関係があると、分散投資の効果を期待できません。円高になるとき、主要通貨ペアがすべて円高になってきました。

「自分は、米ドル/円とポンド/円で分散投資しているからOK」などと考えていると、両方の通貨ペアとも円高になって大損になりかねません。

円を含む主要通貨ペアで取引するなら

以上の特徴を踏まえますと、円を含む先進国通貨ペアだけで取引したい場合、分散投資は無駄だといえるかもしれません。

通貨ペアを分散すると、それだけ管理コストが大きくなります。このコストには、自分の精神力の消費や、調査等に必要な時間の消費を含みます。

それならば、長期的に見て経済的・政治的に安定している通貨ペアを1つ選んで、長期取引する方が良いかもしれません。

ゆったり為替は、豪ドル/円を好みます。すると、オーストラリアの財政状況や経済状況に注目していればOKということになります。

オーストラリアは中国との結びつきが強く、経済面で多少の不安があるかもしれません。この場合は、カナダドル/円が選択肢になります。

ポンド/円やユーロ/円は、政治的・経済的に問題を抱えていますので、トラリピやループイフダンで一気に利食いを狙うのに適しています。

ただし、値動きが大きいので、肝を冷やす場面があるかもしれません。

肝を冷やすかも?というリスクの対価として、大きな報酬(利食い)を期待できるということになります。

分散投資向けの通貨ペア

長期投資をする場合、どの情報をみても「分散投資しましょう」という感じで書いてあります。

ゆったり為替は、管理コストが大きくなるという理由で、分散投資を好みません。完全に1つの対象に集中するということはありませんが、分散はほどほどにします。

そうはいっても分散投資したい、という場合は、以下の方法を検討できます。

通貨が重複しない2つの通貨ペアで運用

例えば、以下の2つの通貨ペアで取引するという具合です。

  • カナダドル/円
  • 豪ドル/NZドル

登場する通貨は、カナダドル、円、豪ドル、NZドルです。各通貨が1回ずつ登場します。こうすれば、分散度を高くできます。

どのFX会社が良いか

リピート系FXができるFX会社は、数多くあります。分散投資という視点で見るなら、数多くの通貨ペアで取引できるのが有利です。

通貨ペア数が多いとはすなわち、選択肢が多いという意味だからです。

  • トラリピ:13通貨ペア
  • ループイフダン:20通貨ペア
  • 連続予約注文:20通貨ペア
  • みんなのリピート注文:13通貨ペア

連続予約注文は、マネーパートナーズで利用可能なリピート系FXです。

トラリピやループイフダンと似た取引ができます。しかも、裁量取引(通常のFX)と同じスプレッドとスワップポイントで売買できます。

また、FXnano口座を作ると、もれなく1,000円もらえます。これもメリットでしょう。さらに、100通貨から取引できます。

あれこれとメリットが大きい割に、トラリピやループイフダンほど知られていません。これは単に、「マネーパートナーズが積極的に宣伝していないから」なのでは?と思います。

下のリンク先記事でご案内しています通り、スプレッドの狭さは、他のFX会社を圧倒する勢いです。

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