トラリピ ループイフダン

トラリピ、ループイフダンで分散投資するなら

投稿日:2019年2月23日 更新日:

トラリピやループイフダンで取引する場合、分散取引したいと思うかもしれません。

しかし、気を付けないと、分散投資したつもりになっているだけで、全然分散できていない場合があります。

長期投資の場合に分散投資

なお、分散投資を考えるのは、長期投資の場合だけでしょう。短期ならば、分散投資を考える必要はありません。

分散投資をする理由は、ある銘柄(通貨ペア)が暴落して損しても、他の銘柄(通貨ペア)を生き残らせてダメージを緩和するためです。

すなわち、投資対象は複数になります。

また、「ある銘柄が暴落して損しても~」という部分から、相場に応じた柔軟な取引を想定していないと分かります。暴落して損する前に、損切りして逃げるべきなのに、そうしていないからです。

よって、「買って、放置」という感じでしょう。長期投資です。

一方、短期取引の場合、取引開始から終了までの期間が短いです。よって、暴落しそうだと思えば、買わなければOKです。買っていたら、決済します。

逆に、売りで短期勝負もできるでしょう。分散投資は、長期投資の一環として考えます。

円を含む通貨ペアの長期チャート

分散投資の有効性を考えるため、円を含む主要通貨ペアの長期チャートを確認しましょう。1996年以降のデータです。

通貨ペア

  • 米ドル/円
  • ユーロ/円
  • ポンド/円
  • 豪ドル/円
  • NZドル/円

この5つの通貨ペアを眺めますと、特徴的なことが分かります。

主要通貨ペアの特徴

為替レート水準は、通貨ペアごとに大きく異なります。リーマンショック前のポンド/円は、200円前後という高水準でした。一方、NZドル/円は、100円に満たない水準で推移しています。

それよりも、圧倒的に重要なことがあります。

  • 円安になるとき、主要通貨ペアすべてが円安になる
  • 円高になるとき、主要通貨ペアすべてが円高になる

これは、分散投資を考えるうえで、強烈な特徴です。

全ての通貨ペアが、同時に円安・円高になるわけではありません。最大で数年程度の誤差があります。しかし、高値と安値につき、概ね下の関係があります。

  • 1997年:高値
  • 2000年:安値
  • 2007年:高値
  • 2008年:安値
  • 2015年:高値

これだけはっきりした関係があると、分散投資の効果を期待できません。円高になるとき、主要通貨ペアがすべて円高になってきました。

「自分は、米ドル/円とポンド/円で分散投資しているからOK」などと考えていると、両方の通貨ペアとも円高になって大損になりかねません。

円を含む主要通貨ペアで取引するなら

以上の特徴を踏まえますと、円を含む先進国通貨ペアだけで取引したい場合、分散投資は無駄だといえるかもしれません。

通貨ペアを分散すると、それだけ管理コストが大きくなります。このコストには、自分の精神力の消費や、調査等に必要な時間の消費を含みます。

それならば、長期的に見て経済的・政治的に安定している通貨ペアを1つ選んで、長期取引する方が良いかもしれません。

ゆったり為替は、豪ドル/円を好みます。すると、オーストラリアの財政状況や経済状況に注目していればOKということになります。

オーストラリアは中国との結びつきが強く、経済面で多少の不安があるかもしれません。この場合は、カナダドル/円が選択肢になります。

ポンド/円やユーロ/円は、政治的・経済的に問題を抱えていますので、トラリピやループイフダンで一気に利食いを狙うのに適しています。

ただし、値動きが大きいので、肝を冷やす場面があるかもしれません。肝を冷やすかも?というリスクの対価として、大きな報酬(利食い)を期待できるということになります。

分散投資したいなら

長期投資をする場合、どの情報をみても「分散投資しましょう」という感じで書いてあります。

ゆったり為替は、管理コストが大きくなるという理由で、分散投資を好みません。完全に1つの対象に集中するということはありませんが、分散はほどほどにします。

そうはいっても分散投資したい、という場合は、以下の方法を検討できます。

通貨が重複しない2つの通貨ペアで運用

例えば、以下の2つの通貨ペアで取引するという具合です。

  • カナダドル/円
  • 豪ドル/NZドル

登場する通貨は、カナダドル、円、豪ドル、NZドルです。各通貨が1回ずつ登場します。こうすれば、分散度を高くできます。

分散度を高くしたい場合のFX口座

リピート系注文ができるFX口座は、数多くあります。分散投資という視点で見るなら、数多くの通貨ペアで取引できるのが有利です。

通貨ペア数が多いとはすなわち、選択肢が多いという意味だからです。

  • トラリピ: 11通貨ペア
  • ループイフダン: 14通貨ペア
  • 連続予約注文: 18通貨ペア

「連続予約注文」という文字が、唐突に出てきました。これは、マネーパートナーズで利用可能なリピート系注文です。

トラリピやループイフダンと似た取引ができます。しかも、裁量取引(通常のFX)と同じスプレッドとスワップポイントで売買できます。

また、FXnano口座を作ると、もれなく1,000円もらえます。これもメリットでしょう。さらに、100通貨から取引できます。

あれこれとメリットが大きい割に、トラリピやループイフダンほど知られていません。これは単に、「マネパが積極的に宣伝していないから」なのでは?と思います。

ちょっともったいないかもなあ、というのが、正直な感想です。

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