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米ドル/カナダドル(USDCAD)の長期チャートと見通し【2020年2月】

米ドル/カナダドル(USDCAD)は、先進国通貨ペアです。その割には、人気が高くないようです。

そこで、長期チャートを使って、値動きの特徴などを確認しましょう。

米ドル/カナダドル(USDCAD)の人気度

長期チャートを見る前に、人気度を簡潔に確認しましょう。

FXの業界団体「金融先物取引業協会」では、各通貨ペアについて、毎月の取引金額をを公開しています。最新の数字(2019年12月分)を見てみましょう。

第1位:米ドル円(142.5兆円)
第2位:ポンド円(67.2兆円)



第19位:米ドル/カナダドル(0.14兆円)

米ドル円の取引高と比べると、0.1%に相当します。というわけで、米ドル円の足元にも及ばない、という表現ができそうです。

しかし、人気度とトレードのしやすさは、別の話です。というわけで、本題に移りましょう。

米ドル/カナダドルの長期チャート

下は、米ドル/カナダドル(USDCAD)の長期チャートです。1973年からの表示で、年足です。

年足というところが、ゆったり為替っぽいです(トレードで年足を使う人は、どれくらいいるでしょう?)。

米ドルカナダドルのチャート

下は、補助線と四角の枠を追加したものです。こちらを見ながら考察しましょう。

米ドルカナダドルのチャート

1.0が重要なポイント

米ドル/カナダドルは、基本的に1.0よりも上側で推移してきたことが分かります。例外は、1970年代前半と、2010年前後です(赤枠部分)。

2000年代に1.0を割り込んだ際、海外発のニュースで話題になっていました(日本では、ほとんど話題になりませんでしたが)。

過去50年近いチャートを見ると、「1.0を割り込んだら、買いを積極的に検討できる」といえそうです。

1.4に抵抗線がある

また、米ドル/カナダドル=1.4辺りに、比較的強力な上値抵抗線があることが分かります(赤の横線)。

為替レートがここまで上昇すると、なぜか反落しています。しかも、1985年以降、繰り返されてきました。大変強力な線だとみなせます。

政策金利を確認

では、米ドル/カナダドルが1.0を下回ったら、買って保有すれば良いでしょうか。

過去の値動きが繰り返されると思うなら、その方法を採用できるでしょう。しかし、実際には難しいです。

スワップポイントの問題があるためです。下は、1999年末からの政策金利の推移です。

政策金利

米国とカナダは、国土が接しています。経済的な結びつきも強いですから、政策金利の推移が似ているのは、自然でしょう。

しかし、一致しているわけではありません。

すなわち、米ドル/カナダドルを売買すると、スワップポイントの受け渡しが発生します。

スワップポイント損が痛い

ここで、2008年~2015年くらいの政策金利を見てみましょう。カナダの方が高いと分かります。

すなわち、1.0を下回ったからという理由で米ドル/カナダドルを買うと、スワップポイントはマイナスになります。

そして、為替レートの上昇を年単位で待ちます。その間、毎日ずっとスワップポイント損を計上し続けます。

この取引を実行するには、大変な根性が必要かもしれません。

少なくとも、ゆったり為替にはできません。当時、1.0を下回って買い場だと気づいていました。しかし、スワップポイント損を受け入れられませんでした。

よって、年足でなく、月足~週足くらいで為替レートの上昇を確認してから、取引するのが有力でしょう。

そして、月足や週足で上昇がはっきりと分かるなら、日足や1時間足等でも、買いの取引を検討できます(売りでは取引しません)。

DMMFXのチャートで確認

上のチャートは、年足です。大雑把すぎて良く分からないかもしれません。そこで、DMMFXのチャートで確認しましょう。

月足で、1992年から表示しています。

米ドルカナダドルのチャート

DMMFXは、超長期のチャートを表示できるのが強みです。

ゆったり為替のような、1973年からのチャートを見る人は、ほとんどいないでしょう。よって、1992年以降の表示で十分です。

長期チャート分析を詳細に実行したい場合、DMMFXの口座が有効です。

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少し話がそれました。下のチャートは、補助線を追加したものです。冒頭のチャートに追加したものと、同じです。

米ドルカナダドルのチャート

もう少し拡大してみたのが、下のチャートです。

米ドル/カナダドルが1.0を下回って推移した期間は、比較的短いことが分かります。

ただし、短いと言っても、1年前後という期間です。この間ずっとスワップポイントがマイナスというのは、少々厳しいです。

米ドルカナダドルのチャート

週足や日足チャートの支援を得ながら、買いチャンスを探ることになります。

週足チャートで確認

以上のチャート分析は、米ドル/カナダドルが1.0を下回るか?という状態になったら有効かもしれません。しかし、この記事を投稿した時点では、1.0付近まで下落しそうもありません。

そこで、この記事を投稿した時点の為替レートを見ながら、トレード戦略を考えてみましょう。

下は、週足チャートです。2015年末からの表示です。

米ドルカナダドルのチャート

1.4付近で、白の横線(補助線)を引きました。これは、年足チャートで見た場合の上値抵抗線です。

この記事を投稿した時点の為替レートは、1.3台です。すなわち、上値抵抗線は700pips近くも上になります。

では、1.4の上値抵抗線は無視できるか?ですが、意外に無視できません。

ゆったり為替が月足チャートについて書くとき、「数百pipsくらいは誤差の範囲」という趣旨でご案内することが珍しくありません。

月足で数百pipsが誤差の範囲なら、年足だったらどうでしょう?さすがに700pipsは誤差というには大きすぎる感がありますが、完全無視は少々心もとないです。

そこで、1.4辺りに上値抵抗線があることを、一応認識しておきます。

下は、四角1と2を追記したものです。1.3台後半で上昇の勢いがなくなり、反落した部分です。年足の上値抵抗線の影響かもしれません。

米ドル/カナダドルのチャート

直近の週足チャート

もう少し直近の週足チャートを見ましょう。下の通りです。

2018年末までは、上昇トレンドでした。その後、緩やかな下落トレンドになっている様子が分かります。

米ドルカナダドルのチャート

すなわち、この記事を投稿した時点でトレードするならば、下落を中心に考えることになるでしょう。

ゆったり為替の場合は、このチャート形状ならば下落だけ狙います。しかし、日足またはそれよりも短い時間軸で考えるなら、上昇を狙う取引も可能でしょう。

と言いますのは、2019年以降の緩やかな下落トレンドにおいて、以下の特徴があるためです。

  • 上昇する場合、週足で陽線が連続する
  • 下落する場合、週足で陰線が連続する

よって、上昇が優勢だなと思えば、買いに集中です。下落が優勢だと思えば、売りに集中です。

トレード手法によっては、毎日のように取引可能かもしれません。

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