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トレーダーの日常生活

FX人口を増やすために【株式投資と比較】

2018年12月7日

ゆったり為替は、数多くの金融商品を触ってきました。その中で、FXが最も性格に合っていたので、FXをしています。

株は、全然ダメでした…。

逆に、FXよりも株の方が良いという人も大勢いることでしょう。それは良いのですが、株式とFXを比較すると、その差は歴然としています。そこで、実質的なFX人口を増やせないかな…と考えています。

FX人口はどれくらい?

最初に、FX人口の状況を確認しましょう。日本のFX業者に存在する口座数は、全体で600万台の模様です。1人1口座としても、全国民の5%くらいになります。

実際には、ゆったり為替のように、一人で数十個も口座を持っているという例もあるでしょう。

また、口座を作って取引してみたけれど、期待通りにできず、面白いとも思えず、FXから退場した人も大勢いることでしょう。

よって、各種サイトの情報も合わせて考えますと、実際にFXを楽しんでいる人口は数十万人だと予想できます。

FXに投入されている金額

FXに投入されている金額は、比較的明確に分かります。と言いますのは、FX業者の業界団体「金融先物取引業協会」と「くりっく365」が、それぞれ取引状況を公開しているからです。

金融先物取引業協会のデータを引用しますと、以下の通りです(2018年10月現在)。

  • 証拠金預託額:1兆2,675億円
  • 建玉金額合計:6兆9,067億円

とても大きな金額です。

株式投資をしている人口や金額はどれくらい?

一方、株式投資をしている人口や金額については、日本取引所グループの「2017年度株式分布状況調査の調査結果について」で確認できます。

  • 個人株主数(延べ人数):5,129万人
  • 個人・その他の保有金額:113兆円

一人で2銘柄の株式を持っている場合、個人株主数は2とカウントされます。

よって、実際に5千万人以上が株式を持っているわけではなく、1千万人くらいかなあ?とぼんやりした予想ができます。

そして、個人が保有している株式の金額ですが、113兆円です。FXの証拠金預託額は1兆円、建玉合計でも7兆円弱ですから、株式の方が桁違いに大きいことが分かります。

さらに、この数字には投資信託が含まれていません。投資信託経由で保有する株式も考慮しますと、その差はさらに大きくなります。

では、実際にこの差に表現されるほどFXは劣るのか?と言えば、そんなことはありません。単に、FXの良さを知らないだけ、報道等でみられるFXのイメージの悪さが影響しているだけ、という可能性があります。

すなわち、株式よりもFXの方が適切な人が、あえて株式だけトレードしているという例が少なくないのでは?と予想できます。

そういう人に、何とかFXをしてもらえないだろうか?と考えています。

株式投資をする目的

株式投資をする人にFXに興味を持ってもらうために、なぜ株式投資をするのか、その目的を確認しました。日本証券業協会「個人投資家の証券投資に関する意識調査について」からの引用です。

  • 49.9% 概ね長期保有だが、ある程度値上がり益があれば売却する
  • 18.0% 配当・分配金・利子を重視している
  • 14.5% 値上がり益重視であり、短期的に売却する
  • 11.3% 株主優待を重視している
  • 0.4% その他
  • 5.9% 特に決めていない

この結果から明らかなことは、長期保有目的が圧倒的だということです。株主優待も、長期保有の枠に入れることができます。

FXでは、短期売買がもてはやされているように思います。しかし、株式の世界では、それは全体の14.5%だけです。

株式投資をしている人にFXを見てもらうには、短期取引を重視してはダメだろうと予想できます。

FXで長期投資・長期保有

では、FXで長期投資するパターンとしては、何があるか?です。ゆったり為替が考える範囲では、2つあります。

  • スワップポイント狙い
  • 長期のリピート系注文

スワップポイント狙い

下の成績は、「FX究極のスワップ派」で実行している公開トレードです。豪ドル/円を5,000通貨だけ買っています。投入額は20万円で、取引開始時のレバレッジは1.9倍と、超安全運転です。

豪ドル/円の成績

2年半くらいで、スワップポイントは2万円くらいを得られる計算です。投入額は20万円ですから、10%に相当します。株式と比べて、悪くありません。

むしろ、銘柄別に見れば、豪ドル/円の長期保有は上位に顔を出すでしょう。

オレンジ線は、含み損益を加えたものです。買ってから円安で推移しています。スワップポイント目的の公開トレードですので、このまま保有しようと思います。

なお、大幅円高になれば、スワップポイント益を含めてもマイナスに転落するでしょう。しかし、それは株式投資でも同じことです。

長期のリピート系注文

下の成績は、「FXリアルトレード道場」で実行している、長期リピート系注文です。

リピート系注文

リピート系注文は、含み損を前提とする手法です。しかし、工夫を加えることにより、上のように、含み損益をプラスにすることができます。

リピート系注文のメリットは、相場が期待と反対側に進む場合です。

例えば、この公開トレードは、豪ドル/円を買っています。この状況で大幅円高になれば、含み損が大きくなります。利食い額を反映しても、純損失になるでしょう。

しかし、円高になっても構いません。円高の位置で細かい利食いを繰り返しますので、時間が経過すれば、利食いとスワップポイントの合計は、含み損よりも大きくなります。

そして、長期間待てば、再び円安になるでしょう。すなわち、含み損は解消され、含み益になり、利食いとスワップポイント益も加わり、ウハウハです。株式のような倒産リスクはありません。

また、証拠金の額を調整すれば、数年で資金を2倍にすることも可能です。この視点につきましては、FXビギナーズ「リピート系注文で資金を増やし続ける凄腕トレーダーのトレード方法」に記事がありますので、ご確認ください。

一方、株式の長期保有の場合、リピート系注文のような取引は簡単ではありません。

株式愛好家に、いかに届けるか

以上の通り考えますと、株式投資よりもFXの方が嗜好に合っている人は、万の単位で存在するのでは?と期待できます。

しかし、ゆったり為替には、この情報を彼らに伝える方法がありません。

このブログは弱小ブログですし、FXが中心です。株式愛好家は読まないでしょう。というわけで、どうしたものか…と考えています。

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