トレード手法等

良いトレード方法とは:読者の皆様のお便り

本日は、久しぶりに読者の皆様からのお便りと、ゆったり為替の回答です。

読者の皆様のお便り

こんにちは。一時ブログを拝見していなかったのですが、また最近見るようになりました。

デモトレードばかりやり、まだリアルトレードの経験ないです。色々勉強はしましたが、まだ初心者です。超臆病者のため、ポジション長く持つのが怖いと思い、デイトレードの勉強ばかりしていました。しかし、色々忙しく、長い時間チャートを見る事ができなくなりました。

また、朝は6時か7時頃起き、早い時は夜20時半には寝てしまうという生活で、チャートを見れる時間は朝少しだけ、後はお昼ごろから夕方の4時くらいまでです。東京時間はfxはあまり動かないですし、どういうトレードをしていいのかわかりません。

最近はゆったりめのトレードがいいかもと思い、ゆったり為替さんのブログを読んでいますが、長期トレードは臆病者なので、長くポジション持てないと思います。そうするとスイング気味のデイトレードがいいのでしょうか?何か参考になる手法などありましたら、教えて下さると嬉しいです・・・。

まだ自分の手法も確立しておりません。ただ、fxはシンプルに考えたいと思っています。

自分の性格や環境を知る

Mさん、お便りありがとうございます。当ブログに戻ってきてくださり、ありがとうございます!いろいろ書いていただいて困っている様子が分かりますが、良い点がたくさん見つかりますのでそこから確認しましょう。

デモトレードばかり

私の場合、デモトレードはつまらなく、少額で構わないから資金を投入したいと考えます。しかし、技術が身についていない状態で現金を投入すると、一時的に資金が増えることはあっても最終的に損しがちです。

その点、デモトレードから始めるのは合理的ですし、損していませんので素晴らしいです。

また、しびれを切らして「えいっ!」と実弾トレードをしていないということですから、我慢強いということでもあります。我慢強さは、トレードで成功するための必須条件です。

超臆病者

これは、自分の性格が分かっているということです。臆病だから現金を投入しない、すなわち、自分に自信がつく、あるいは納得できる状態になるまでは現金を投入しないだろうと予想できます。

また、現金を投入する際も少しずつ始めるだろうと予想できますので、安全度が高いトレードが可能です。

ポジション長く持つのが怖い

ポジションを長く持つのが良いのか悪いのかでなく「怖い」ですから、自分の感情を把握できています。なぜ怖いのか、短期なら怖くないのか、自動売買は怖いと感じるだろうかなど、範囲をさらに広げると自分のトレードに対する感情がよりはっきりとするでしょう。

長い時間チャートを見る事ができなくなりました

ここは、事実を把握しています。チャートを長時間見られないことが分かりましたので、短時間で済む方法を探すことになります。この事実を把握できただけでも前進しています。

どんなに素晴らしい方法でも自分の生活リズムを崩すと長続きしませんし、リズムをFXに合わせるとFXが自分の主人になってしまいます。自分の主人は常に自分でありたいです。

チャートを見れる時間は朝少しだけ、後はお昼ごろから夕方の4時くらいまで

自分の1日の生活を把握しているので、この内容が出てきます。この時間帯で取引可能な方法を探しますが、さらに突っ込んで「その時間なら毎日FXをしても大丈夫か」「週1回なら良いか」などを把握したいです。

私の場合は毎日のチャートチェックに飽きてしまい、今はチャートを見たいときに見るという感じを好みますので、週足チャートや月足チャートがピッタリです。

東京時間はfxはあまり動かない

東京時間でも特定の時間と通貨ペアでやや大きく動くことがありますが、概ねその通りで、すなわち相場の大まかな特徴を把握できているということです。おそらくデモトレードをする中で把握されたことだろうと思いますが、こういった経験がとても大切です。

トレードのヒント

私はMさんについて全く存じ上げていません。すなわち、Mさんの年齢・資金力・いつまでにいくら稼ぎたいか・損失の許容範囲・そもそもFXである必要はなく株式でも良いのでは?など、多くの事柄が全く分かりません。

そこで、以下はFXを考える際のヒントという扱いになります。

損失許容額

お便りを拝読していて気になったのが、損失許容額、すなわち「いくらまで損しても我慢できるか」です。仮に0円(1円の損も嫌だ!)だとしたら、ほぼ全ての投資活動が不可能になります。

頭で考えるのでなく実際に紙に数字を書いてイメージしながら、どこまでなら耐えられるか考えてみてください。これはとても重要なステップで、損失許容額を決めずに大きな金額で取引して含み損が増える場合、大いに冷や汗をかくことになります。

また、優秀なトレード手法でも、損したり利食いしたりしながら資産が徐々に増えていきます。損失許容額を見越してトレード金額を決めないと、途中の損切り場面で自分の許容範囲を超えてしまって退場することになりかねません(そこで耐えていれば資産が増えるのに)。

損失許容額が決まれば、大きな一歩を踏み出したことになります。

他の投資対象

FXはデモトレードだけということですが、他の投資対象も同様に自己資金を投入していないでしょうか。国内外の株式や債券・仮想通貨・投資信託・保険など、投資対象はたくさんあります。

もし株式を持っているなら、保有期間は長いでしょうか、短いでしょうか。そして、なぜ持っているのでしょうか。株式投資でお気に入りの部分があればそこを極めても良いですし、それをFXに応用しても良いでしょう。

金融商品等に全く手を触れていなくてFXだけだという場合は、FXに限定しないで様々な金融商品を見て回ると新しい発見があるかもしれません。

ちなみに、円の預貯金も投資の一分野です。最近、エネルギーや食料品等の価格が上昇していますが、それはすなわち円の価値が低下しているということであり、円保有で損しているということです。円を基軸としつつも、自分の資産価値を下げない方法を見つける必要があります。

バックテスト

今回のお便りの中で、バックテストについて書いてありません。これはバックテストをしていないという意味なのか、それともたくさんこなしているのか不明ですが、ここではバックテストをしていないという体裁で話を進めます。

バックテスト

特定のトレード手法で過去に取引した場合、どのような成績を収めたか確認すること。

世の中にはトレード手法が溢れており、しかも、良い手法であっても自分の性格に合わないと資金を増やすことができません。また、「良い手法」とは何か?と言えば自分の資産が増える方法ですが、特定の手法を使って将来の自分の資産が増えるかどうか、それは誰にも分かりません。

そこで登場するのがバックテストです。特定の手法で過去のチャートで取引した場合に利益になるか損失になるか確認します。過去に成功したからといって将来も成功するとは限らないのが難しい点ですが、少なくとも過去にダメだった手法を排除できます。

また、特定のトレード手法を使ってリアルタイムでデモ取引をするのをフォワードテストと呼びますが、長期間のバックテストで良好、フォワードテストでも良好なら、今後も良好だろうと推測できます。

問題点

問題があるとすれば、このバックテストとフォワードテストは一般的に根気が必要だということです。

トレードで稼げる人々を見ますと、私が見た限りでは全員が異なる手法を使っています。そして、それらの手法は他人の手法をいただいたというよりも、様々な情報を参照しながら自分で苦労して作り上げたという例ばかりです。

仮説を立て、検証してうまくいかずに再度仮説を立てる。この繰り返し。そして、自分に合った方法を見つけたらそれにしがみついて極める。そんな感じです。すると、その手法の特徴をよく知っているだけでなく、検証でうまくいかなかった例についても知識が蓄積されることになります。

ただ、この方法を一般の人もすべきか?ですが、少々現実味がないように思います。

今はインターネットで様々な情報を得られますから、他人の手法を使わせてもらい、バックテストやフォワードテストも公開情報を使うなどして省力化可能です。

どんな手法を使うか

Mさんにとってどんな手法が良いか?については誰にも分かりませんので、自分自身で探すことになります。大雑把に分類しますと、下のようになります。

  • スキャルピング
  • デイトレード
  • スイングトレード
  • ポジショントレード
  • 超長期
  • 裁量取引
  • 自動売買(MT4やリピート系FXなど)
  • インジケータを使う
  • インジケータを使わない

それぞれ良い点・悪い点がありますから、自分に最も合っている方法を探します。私に意見を求める場合、どうしてもスイングトレード~超長期がやりやすいという話になりますが、それは私がその分野で優位性を持っているからです。

スキャルピングの名手に言わせれば、「長期なんてカッタルイぜ!スキャルで毎日給料日がいいに決まってんだろ!」という感じかもしれません。

そこで、お便りでいただいた情報に加えてMさんご自身の生活スタイルや損失許容額等を書き出して、どの方法が良いのか検討してみてください。

ポジションを長く持つのが怖い

この点も、少し確認させてください。ポジション保有期間が短い場合は怖くないということでしょうか。期間が短いとはすなわちスキャルピングやデイトレードという想定で良いでしょうが、これらでも為替レートが大きく動きますので怖さが出ると思いますが、いかがでしょう?

上がったり下がったりするたびにハラハラするようでしたら、それは取引金額が大きすぎます。

極端な話、利食いしても損切りしても「あ、そう。」くらいがちょうどいいです。トレードごとに感情に波を立てていたら、途中で疲れて継続できなくなります。

そして、感情の起伏がなくなってトレードでうまくいくようになると、最終的にトレードに飽きることもあるでしょう。利食いしても損切りしても最終的に資産が増えるのですから、刺激が全然ありません。

私の周囲でガッツリ儲けている人が複数名いますが、皆さん、別の方面に進出したりトレードの指導を始めたり、様々なことをしています。その理由の一つは、トレードだけでは刺激がなくてつまらないからというのもあるのでは?と思います。

(私は進出先が見つからなくて、ツイートでぼやいている状態。)

その状態まで目指すかどうかはさておき、資金を増やすために「損しても感情の起伏が全く出ないような金額で取引する」を考えてみてください。1,000円の損でも無理!という場合は、100円でも構いません。

トレードは他人との競争ではありません。自分の損失許容額は1トレードあたり100円だという場合は、それがベストです(ただし、正直なところ100円だとあまりに辛いので、徐々に損失許容額を増やせるようにしたい)。ポジションを長く持つ話でしたが、いつの間にか損失許容額に話が変わってしまいました。

トレード手法と相場情報

この部分は今までの話の流れと異なりますが、情報の波にもまれている雰囲気を感じましたので書いてみます。

あるトレード手法を身に付けたいという場合、ほとんどの相場情報は閲覧不要です。例えば、「ロシア軍がウクライナ周辺から軍を撤退させる様子が見られず緊張感が持続し、リスクオフ(円高)継続」などという情報は、トレードに役立たない場合が大半でしょう。

トレードは将来の話であって、過去の情報を報道で聞いてもトレードに反映できないでしょうし、今の情報でも報道されている時点で既に相場は動いていて取引するには手遅れですし、ロシア軍が~などという話は再現性(次回の報道でも同じように為替レートが動くか)がないですし、情報を仕入れても疲れるだけです。

トレード手法と相場情報は、全くの別のジャンルとして扱うのが良さそうです。

最終的には自分で決める

文字ばかりで5,000文字級となりましたので、読むのも疲れるでしょうしこの辺りで終了としましょう。

「○○がいいよ!」という情報を期待されていたとしたら、この文章は長いだけで何だよ!という感じかもしれません。しかし、Mさんの人となりを全く存じ上げない状態でどれが良いなどと推薦できるはずもなく、最終的にはご自身で方針を決めていただくことになります。

今回の文章は直接的なメリットはないかもしれませんが、ヒントがあちこちに散らばっていると思いますので、それを参考にしてFXに取り組んでいただくと、良い結果が待っているのでは…と期待しています。

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