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株とFXを比較:どっちが難しい?

2016年11月25日

株式投資で有名なブロガーから、「株では勝ってるんですが、FXはさっぱりで…」という話を聞きました。

ゆったり為替と正反対です。FXの方が楽ですし、株式投資は苦手です。

株式投資とFXを比較

ゆったり為替は、株のトレードで利食いした記憶がありません。勝率0%はありえないはずなので、勝っているときもあるはずです。しかし、記憶にありません。

そこで、株とFXを比較します。どちらが有利でしょうか。

最初に結論を書いてしまえば、株式の方が有利です。難しさという点では株もFXも難しいですが、有利なのは株です。

配当とスワップポイント

株式の方が有利だと断定的に書いた理由は、配当(株式)とスワップポイント(FX)にあります。

両方とも、似た性質を持っています。

株式を持っていれば、定期的に配当をもらえます(無配の場合もあります)。FXだったら、スワップポイントがプラスになるようにポジションを持てば、収入が毎日あります。

しかし、この二つは全く異なります。投資という面で見ると、配当の方が圧倒的に有利です。

配当とは

配当とは、企業が得た利益の分配です。

企業は経済活動をして利益を得ていますが、その利益を、配当という形で投資家に還元しています。極端な話、下のように投資家全員が儲かる例も可能です。

ある企業が1株1,000円で株を売り、その株を1万人が買いました。企業価値は1株1,000円に等しいため、株価は変動しませんでした。

この状況で期末が来て、配当は1株当たり50円です。投資家は全員、1株当たり50円をもらいました。

実際には、株価は徐々に変動しますし、途中で株式を売却する人もいるでしょう。しかし、株主全員が儲かるというのは可能です。

非公開株式だったら、このような例はいくつもあるでしょう。

また、配当は常にゼロ以上という安心感があります。「配当がマイナスになるかも?」という難しさはありません。

スワップポイントとは

一方、スワップポイントは「金利の調整」です。すなわち、ある人から別の人に、金利調整額(スワップポイント)の受け渡しをします。

スワップポイントをもらう人はプラスですが、支払う人は損です。

すなわち、配当と違って、スワップポイントで全員儲かるというのは不可能な話です。

また、スワップポイントは、時とともに変化します。プラスのスワップポイントだったはずなのに、いつの間にかマイナスに転落している…ということもあって難しいです。

この点から、株式投資の方がFXよりも有利だと言えます。

企業は倒産するが…

ここで、反論があるかもしれません。

株式を発行している企業が倒産すれば、株価はゼロ円になります。その一方、国家は倒産しないので、FXの価値はゼロ円にならない、と。

しかし、この反論はおそらく適切でありません。

と言いますのは、FXでは相場が消滅することがあるからです。実際に、消滅した事例がありました。2008年のアイスランド・クローナです。

2008年といえば、リーマンショックのあった年です。

アイスランド・クローナは暴落を続け、ある日突然、相場が消滅してしまいました。すなわち、その時点で保有していたポジションは、全て強制決済されました。

アイスランド・クローナを売っていた人は、利食いで決済です。しかし、買っていた人は、強制的に損失が確定しました。この強制力は、企業が倒産した場合に似ています。

価格の透明性で比較

また、価格の透明性で比較しても、株式投資の方が圧倒的に有利です。

株式の場合、主に取引所で売買されます。日本全国どの証券会社から取引しても、全員が同じ株価を見ています。

ある証券会社だとA社の株価は500円だけれど、別の証券会社でチェックしたら520円だった、ということはありません。

価格の透明性が極めて高く、価格の表示に不正がありません。

その一方、FXの場合、価格の透明性がしばしば問題になります。と言いますのは、FX会社ごとに為替レートが微妙に異なるからです。

スプレッドを広げるかどうか、スワップポイントの数字をどうするか。こういったことは、FX会社が自由に決められます。すなわち、不適切なレート表示も可能だということです。

顧客から見て、とても難しい問題です。この点で比較しても、株の方が有利です。

株主優待

本質から外れるかもしれませんが、株主優待も見逃せないかもしれません。

配当が形を変えただけだと言えなくもありませんが、定期的に商品が届くのは、とてもうれしいです。

FXでも、会社によっては、取引高に応じて商品をプレゼントしてくれるサービスがあります。しかし、売買を繰り返す必要があります。

株主優待は株式を保有するだけでOKですから、差は大きいです。

売買手数料

売買手数料についても、確認しましょう。FXの場合、手数料はスプレッドの中に入っています。いくらなのか、明示的には分かりません。

一方、株の場合は、手数料が明確です。この明確さも、株式のメリットと言えるでしょう。

主なインターネット証券の取引手数料は、以下の通りです。株式売買代金ごとの手数料比較です(税込)。

実際には、売買代金ごとの区分けはもっと細かく、それぞれに手数料設定があります。しかし、証券会社間の手数料の安さ順位について、ほぼ変化はありません。

購入時手数料10万まで50万まで100万まで
LINE証券無料無料無料
DMM株88円198円374円
SBI証券無料無料838円
楽天証券99円275円535円
カブドットコム99円275円1,089円
マネックス110円495円1,100円

上の中で目立つのは、LINE証券です。どれだけ多額の株式を買っても、株式購入手数料は無料だからです。ということは、株主優待や配当狙いで長期保有したい場合に特にお得です。

ちなみに、LINE証券でも売却時には手数料がかかりますが、売却時手数料を半分にして購入・売却に分けて考えたとしても、LINE証券が最安値水準となっています。

さらに、「口座開設時に簡単なクイズに解答して正解すると、株式を無料でもらえるキャンペーン」を展開するなど、従来の証券会社にない魅力的な施策を展開しています。

お得に株式を買いたい場合は、LINE証券が有力な選択肢です。

LINE証券 口座開設

なお、SBI証券も手数料が無料ですが、これは「アクティブプラン」というデイトレードの料金体系です(デイトレード以外の場合は、手数料が必要になります)。

取引時間

以上を見ますと、株が有利だと分かります。しかし、FXが良い点もありますので、ここでは2点紹介しましょう。1つ目は、取引可能時間です。

FXだと、土日を除いて概ね24時間取引できるのに対し、株は、取引時間が限られます。

取引所取引だと、1日あたり5時間くらいです。私設取引所(PTS)を使えば取引時間を長くできますが、それでもFXにはかないません。

また、株の場合、ゴールデンウィークやシルバーウィークなどの連休が厄介です。ある株を持っていて、連休中に大幅マイナスになる情報が出てきても、売れません。

連休明けに取引しようと思っても、大幅下落から始まってしまい、苦しい展開が怖いです。こうなるのは、取引時間が限られるのが原因です。

なお、FXは24時間取引できるからと言って、ずっと取引すべきという話ではありません。取引したいときだけ取引すればOKです。

日本では祝日でも、海外が平日ならば取引できます。

流動性

もう一つ、FXのメリットは流動性です。

株式の流動性も大きいですが、銘柄数が多いため、個別銘柄別に見ると流動性が小さくなります。

よって、巨大な資金を持っている人や、情報発信力のある人が意図すれば、株価操作も可能でしょう(株価操作は禁止されていますが)。

一方、FXの流動性は桁違いに巨大です。1日の取引高は何兆ドルにもなります。すなわち、通常の状態なら、いくらでも買いたいだけ買えますし、逆に売ることもできます。

ゆったり為替がFXをする理由

では、比較すれば株の方が有利なのに、ゆったり為替は、なぜFXをしているのでしょうか。

「FXが好きだから」この点に尽きるのですが、もう少し合理的に解説します。

価格変動率が小さい

FXは、価格変動率がとても小さいのが特徴です。下のチャートは米ドル/円で、20年もの間、75円~140円台の間で推移しています。

米ドル円のチャート

今後、米ドル/円は大きく跳ね上がるかもしれませんし、逆に円高になるかもしれません。

それは不明ですが、実績として、狭い範囲で価格が動いてきました。値動きも、株に比べればとても小さいです。これが魅力です。

値動きの小ささが不満な場合は、レバレッジを使えます。しかし、ゆったり為替の場合、レバレッジを使うとしても極めて小さいレバレッジにしています。

ほぼ24時間取引できる

好みが分かれる部分かもしれませんが、FXは相場が24時間動いていることが魅力です。日本が祝日であっても、月曜日~金曜日の間なら、取引可能です。

相場は24時間動いているといっても、取引画面をずっと見ている必要はありません。自分が好きな時に取引します。

株式の場合、取引できる時間がある程度決まっていて、FXほどには自由度がありません。

株は銘柄検索が面倒くさい

さらに、ゆったり為替は、銘柄検索が好きではありません。とても難しいと感じます。

東証に上場している企業だけでも、全部で3,500を超えます。銘柄選択が極めて重要だと分かります。

一方のFXと言えば、多くのFX会社では20~30くらいの通貨ペアで取引可能です。

そして、そのすべての通貨ペアで取引しているユーザーは、多くないと思います。「銘柄選択が楽しいか?」これが、株式投資をするかどうかに大きく影響するでしょう。

FXのメリットを持つ株式取引

以上を見ますと、概ね株式投資が有利だと言えそうです。しかし、以下のメリットに魅力を感じることもあるでしょう。

  • 取引可能時間が長い
  • 圧倒的な流動性

株式でも、この2点のメリットがある取引が可能です。「くりっく株365」です。

FXと同じ仕組みを使って、日経225やNYダウなどを売買できます。日本は休日だったとしても、海外が平日ならば、取引可能です。そこで、こんな売買ができます。

取引例

日経ETFを買っていて、夜間に嫌なニュースが飛び込んできたとします。この場合、翌朝まで待つ必要はなく、「くりっく株365」で日経225を売ります。

翌朝、日経ETFの価格が下落で始まって損しても、くりっく株365で売っていれば損失を回避できます。

このメリットを持つくりっく株365は、さまざまな証券会社等で取引可能です。

ただ今、当ブログ経由で岡三オンライン「くりっく株365」口座を開設いただくと、入金だけでキャッシュバックをもらえるキャンペーンを実施中です。

当ブログ限定ですので、ご利用ください。

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