本日のツイートは、こちら。
ただ今の注目通貨ペア:
・スイスフラン/円
・ユーロ/円
・カナダドル/円 など。スイス円は週足が上値抵抗線で下向きピンバーのため、下方向重視に転換。ユーロ円は引き続き上方向注視。
— ゆったり為替 (@yuttarifx) February 21, 2021
スイスフラン/円について見方が大きく変わっていますので、何があったのか確認します。まずは、日足チャートから(DMMFXから引用)。
補助線を一本追加していますが、これは上値抵抗線を示しています。
この辺りまで為替レートが上昇すると、なぜかいつも反落するという動きが繰り返されてきましたが、矢印部分で上方向に抜けました。
すなわち、今後も上昇を期待できますので押し目を狙って買うか?という感じです。
しかし、これはダマシの可能性があります。その理由は、月足チャートや週足チャートを見れば分かります(下は月足チャート)。
月足チャートで見ますと、120円弱の位置に上値抵抗線があり、為替レートはこのラインを越えたとは言えません。
日足チャートで超えたとしても、2017年から続く強力な上値抵抗線に弾かれて反落する可能性があります。この形状は、週足チャートでも確認できます。
という状況で、時間が経過しました。下の週足チャートで新しくできたローソク足を見ますと、下向きのピンバーができています(矢印部分)。
すなわち、下落示唆となります。
- 日足:上昇示唆
- 週足:下落示唆
- 月足:上値抵抗線
というわけで、日足の上昇示唆は月足と週足によってかき消され、下落する可能性があります。そこで、本日のツイートで下落示唆に転換しました。
ゆったり為替の場合、上方向と下方向で示唆が入り組んだ状態の場合、トレードしません。また、示唆が入り組んだ状態になるかも?と事前に想定できる場合も、トレードを見送る場合が多いです。
さらには、取引開始後に示唆が入り組んでしまった場合は、微益を確保して撤退することが多いです。
ちなみに、今回の場合、ユーロ/円の日足も上昇示唆だと見積もっていました。というわけで、ユーロ/スイスフランのチャートも監視し続けています。
ユーロ/円とスイスフラン/円の見通しに誤りがあれば、それがユーロ/スイスフランに表現されるためです。