ゆったり為替はfacebookページも運営しています(2019年10月現在、休止中)。
そして、facebookページに、ゆったり為替を強烈に批判するコメント(というよりは誹謗中傷)をいただきました。
批判の状況
ウェブで書き難い単語が満載でしたので文章は転載しませんが、今回はこのコメントを考えてみます(今はfacebookページ上にもありません)。以下、状況です。
以下、ゆったり為替の所感です。
詐欺的・違法的な勧誘
詐欺的・違法的な勧誘などは、確かに世の中に存在します。
例えば、海外のFX業者が、金融庁に登録しないで日本で営業する場合が典型でしょう。これは違法行為です。
FXに限らず投資には損失リスクがあります。違法行為に関与してさらにリスクを高めるのは賢明でないでしょう。
合法な業者については、金融庁ホームページに登録業者一覧が掲載されています。
→ 金融庁ホームページ「金融商品取引業者登録一覧」
完全無欠なトレード方法
完全無欠で完璧なトレード方法というのは、恐らく存在しません。仮に存在するとしても、それは公開されることは無いでしょう。例えば、以下の理由からです。
正答率が極めて高いと評判になっている方法が、買いを示唆しました。この時、売る人はいません。損してしまうからです。
世の中にインジケーターやトレード方法が溢れているのは、完全無欠な方法が存在しないことを示唆しているでしょう。
また、トレードの専門家が作ったストラテジを集めたシストレであっても、「このストラテジを使っていればいつでも儲かる!」というものは存在しないでしょう。
誰もが儲かる方法はあり得ない
FXは、通貨と通貨の交換です。スワップポイントも金利の交換にすぎません。
交換する中で思いっきり儲ける人がいれば、その利益に相当する額を誰かが支払わなければなりません。また、取引をすれば、FX業者に手数料を支払う必要があります。
このため、全員が儲かるトレードというのは存在しません。
一部の人が多くのお金を稼ぎ、多数の人は儲からなかったり、広く浅く負ける(大きく負ける場合もあり)という構図が出来上がります。
世の中に出ているトレード書籍はインチキか?
これについては、インチキなものは少数だと考えています。投資本を書いている人が、トレードで実際に稼いでいることでしょう。
ただし、「実際には稼いでいない人」が書いた投資本については、信用できるかどうかと言えば・・・ですが。
なお、実際に稼いでいる著者にとって最良なトレード方法であっても、読者にもそれが最良であるという保証はどこにもありません。
また、全ての為替レートの動きに対して「こうなったらこうします」「ああなったらああします」と書き尽くすことは不可能です。
これが難しいところです。
例えば、ゆったり為替はスキャルピングの勉強をかなりしました。スキャルピングで儲けている(らしい)という人の記事をたくさん読み、バックテストもしました。
しかし思うように稼げず、疲労感がたまる一方でした。スキャルピングは、ゆったり為替の性格に合わなかったのです。
このため、書籍に書いてあることはウソではない、ただし、自分に適するかどうかは分からない。よって、自分の性格と相談しながら「自分の形」を探す必要があるだろう、ということだと思います。
「自分が儲けられない→書籍の内容は嘘だ!」は正しくないと思います。
ゆったり為替の今後の執筆姿勢
今までと同じ姿勢で書きます。
すなわち、FXで勝てる可能性のある方法や有益で前向きな各種情報を提供していくと同時に、現実の厳しさをお知らせする記事を書いていきます。
現実の厳しさを書いた記事は、主にカテゴリー「FXで勝つ人と負ける人」にあります。
このブログの有用性はどこにあるか?…ゆったり為替自身が考てみますと、次の2点だと思います。
- 過去データを分析して書いている記事が多いこと。
- FXで勝つことは難しい、と正直に書いていること。