FX業者は、顧客の住所等を適切に管理する必要があります。
これが原因かどうか分かりませんが、口座開設できる人を、日本国内に住んでいる人に限るFX業者が少なくありません。
そこで、日本から海外に引っ越す場合と、逆に、海外在住で日本に引っ越す(帰国する)場合の2つに分けて、問題点を確認しましょう。
そして、これらの問題を全て解決できるFX口座を検討します。
海外転勤などで、海外に引っ越す場合
日本に住んでいる人だけがFX口座を開設できるとはすなわち、海外転勤など、何らかの理由で海外に引っ越す場合は、口座の解約を求められるということです。
ゆったり為替のように、長期トレードを好む場合はダメージが大きいです。
長期保有のトレードを好む場合
例えば、スワップポイント狙いで米ドル/円を保有しているとしましょう。
スワップポイントを主目的とする場合、ポジション保有期間は年単位に及びます。しかし、海外に引っ越す場合、残念ながら決済しなければなりません。
含み益だったら、まだ納得できるでしょう。しかし、含み損だったら、全く面白くありません。スワップポイント狙いなら、長期間の保有で含み益になるかもしれないからです。
また、スワップポイントが日々貯まっていきます。よって、含み損のままでも、スワップポイント益と合計すればプラスになる日がやってくるかもしれません。
しかし、海外転勤や留学等がある場合、決済しなければなりません。
海外でFX口座を開設すれば良いか?
では、海外に住んでいる間だけ、その国のFX口座を作れば良いか?という話ですが、簡単ではありません。
まず、言語の問題があります。また、引っ越し先の国の金融規制について知っていますか?と問われれば、かなり難しいでしょう。
知らず知らずのうちにその国の法律に違反してしまい、警察の御厄介に・・・なんていうのは最悪です。
かといって、引越した事実をFX会社に告げずに口座を維持し続けるのは、お勧めできる選択肢ではありません。利益を得た場合に税金をどうやって支払うかという問題も出てきます。
海外在住で、日本に帰る予定がある場合
逆のパターンもあるでしょう。すなわち、今は海外在住だけれど、そのうち日本に戻るという場合です。
- 今は日本以外に住んでいる。
- しかし、日本に帰国する予定だ。
- FX取引をしたいが、帰国後を考えると日本の会社と取引したい。
外国で永住しているならば、その土地のFX会社で口座を作れば問題ありません。しかし、日本に帰国するとなると、少々厄介です。
帰国してからも、その海外の業者で売買したいかもしれません。
しかし、その会社が日本の金融庁に登録していないならば、おすすめできません。日本のFX規制はとても厳しいので、その海外の会社が金融庁に登録していない可能性があります。
金融庁の規制とは、例えば最大レバレッジが25倍だったり、預かり証拠金は全て信託銀行に保全しなさいといったことです。
金融庁に登録していないFX業者は、日本の居住者に営業活動できません。帰国後も使い続けると、そのFX業者を違法行為に追い込むことになります。
新規に口座を作るのも厄介
では、帰国時に外国のFX口座を解約して、日本で改めてFX口座を開設するのはどうでしょうか。
帰国時は何かとあわただしいものです。そんな中、FX口座から資金を全て引き出して、解約の手続きをして…とやるのは大変です。
外貨で入金しているでしょうから、円に両替しなければなりません。その時、円高だったら、両替はもったいないかもしれません。
また、再び海外に行く予定があるなら、円に両替するのは合理的でないかもしれません。
そこで、海外に住みながら取引できる、そんな日本のFX業者を探すこともあるでしょう。
日本と海外を行き来する人のためのFX口座
こういった諸問題は、ある一つのFX口座を作ることによって、すべて解決します。セントラル短資FXです。
セントラル短資FXでは、以下の全てが可能です。
- 海外に引っ越しても、口座維持可能
- 海外在住者でも口座開設可能
- 外貨で入出金できる
- 外国から入金できる
- 証拠金を外貨で保有できる
入金可能な外貨は、米ドル、ユーロ、ポンド、スイスフラン、豪ドル、カナダドル、NZドルです。これだけ多くの外貨に対応していれば、多くの場合、困らずに済むでしょう。
日本と海外を行き来する国際人にとって、セントラル短資FXは力強い味方になってくれます。
2021年7月2日追記:
スキャルピングもできる
ちなみに、セントラル短資FXは、スキャルピングを積極的に歓迎するFX業者です(一般的には、スキャルピングを禁止している場合が多いです)。
下は、セントラル短資FXの画像です。3つのメリットが書いてあって、一番上が「スキャルピングに最適!」です。
すなわち、セントラル短資FXなら、スキャルピングからスワップポイントの長期投資まで、自分のやりたい手法が気兼ねなくできます。