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トライオートFX【裁量トレード・自動売買セレクト・ビルダー】

トライオートfx

トライオートFXは、主に3つの取引機能があります。

  • 裁量トレード
  • 自動売買セレクト
  • ビルダー

インヴァスト証券ホームページの構成や、取引ツール(スマホアプリ含む)の作りを見ると、裁量トレードは脇役です。

そこで、自動売買セレクトとビルダーに絞って確認しましょう。

…ところが、2020年7月現在、ビルダーはリニューアル準備中で使用できません。再開後の機能が不明ですので、自動売買セレクトに絞りましょう。

トライオートFXの取引画面

下は、ログイン直後の画面です。黒を基調としており、スッキリとした画面です。画面上部に、預入証拠金の状況が書かれています。

トライオートFX

下は、白枠を2つ追加したものです。画面下半分には、ポジションの様子が表示されます。自動売買で取引していないので、空欄です。

そして、メニューは左上にあります(矢印の先)。

トライオートFX

下は、メニュー部分を拡大したものです。シンプルに、3機能が選べるようになっています。すなわち、裁量トレード、自動売買セレクト、ビルダーです。

(ビルダーは灰色になっていて、選択できません。)

トライオートFXのメニュー

メニューでそれぞれのアイコンをクリックすると、取引画面に移動します。

裁量トレード

下は、裁量トレードの取引画面です。この画面で全ての取引が完了する仕様になっています。

トライオートFX

下は、上の画像に枠と番号を付けたものです。

トライオートFX

  • 1:発注ツール
  • 2:為替レートパネル
  • 3:チャート
  • 4:ポジション照会等

また、2と3の上に、細長い枠を追加しています。ここに、ニュースが表示されます。

それぞれの画面は、別ウィンドウで大画面表示が可能です。ニュース一覧を見たい場合、チャート分析する際などに活躍するでしょう。

ちなみに、4部分に数多くのポジションが書いてあります。これは、リニューアル前の自動売買で買ったポジションです。

ビルダー

2020年7月、トライオートFXがリニューアルし、ビルダー機能もバージョンアップしました。

ビルダーと自動売買セレクトの違い

自動売買セレクトに話を移す前に、この2つの違いを確認しましょう。両方とも、最終的にトレードするのですが、そこに至るまでの経路が異なります。

ビルダー

  1. 通貨ペアを選択
  2. チャート分析
  3. チャート分析を元に、取引プランを作成
  4. ビルダーで、プランに沿う自動売買注文を制作

自動売買セレクト

  1. 自動売買注文を選ぶ
  2. どのような注文になっているか確認する
  3. チャート分析
  4. 納得したら、取引開始

ビルダーは、通貨ペアの選択やチャート分析から始めることが多いでしょう。分析後に、その内容に合う自動売買注文を作ります。

一方、自動売買セレクトは、成績から選ぶことが多いでしょう。ただし、公開されている成績は、バックテスト結果です。バックテストと将来の成績は一致しません。

そこで、注文内容を確認し、チャートと比較して、今後も好成績を収めてくれそうかどうか、検討が必須です。

ビルダーと自動売買セレクトは、どちらが良いというものではなく、お好みの方法を使うことになります。

自動売買セレクトは、自分で自動売買注文を作る必要がない分だけ、負担が小さいです。

ビルダー機能の使い方の詳細につきましては、別記事「トライオートFXの始め方:「ビルダー」を使いこなそう」でご確認ください。

自動売買セレクト

下は、自動売買セレクトの取引画面です。左側に、制作済みの自動売買注文がズラリと並んでいます。右側は、選択した自動売買注文のバックテスト結果です。

成績が悪いと選択肢から排除されますので、掲載されているのは成績が良好な設定です。

トライオートFX

上の画像左上を拡大したのが、下の画像です。

矢印部分にカテゴリが書いてあり、それぞれのカテゴリの中に、複数の自動売買注文が格納されています。

トライオートFX

  • ハイブリッド
  • コアレンジャー
  • ハーフ
  • スワッパー
  • スペシャル

上のそれぞれについて、内容を確認しましょう。

コアレンジャー

インヴァスト証券は、このような独特な命名が大好きです。

あまりにユニークなので、意味を理解するのに時間がかかることもありますが、すぐ覚えられます(ユニークだから)。

コアレンジャーの取引の様子は、下の動画の通りです。

為替レートを3つに分けます。真ん中の「コアレンジ」と、その上下の「サブレンジ」です。

コアレンジでは、数多くの注文を両建てで実行し、利食い回数を稼ぎます。

サブレンジでは、注文数を少なくして利幅を大きくします。上側のサブレンジでは売り注文のみ、下側のサブレンジでは買い注文のみです。

すなわち、為替レートがコアレンジを中心としたレンジで推移する場合に、有効な設定です。

ハーフ

ハーフは、為替レートを上下2つに分けます。そして、上側では売り注文飲み、下側では買い注文のみを実行します。

コアレンジャーとの違いは、中心価格帯に注文が集約されていないことです。注文設定範囲に、同じ値幅で注文を出します。

レンジ相場で有効な設定です。

スワッパー

これは、トルコリラ/円と南アランド/円の2通貨ペアのみ採用されています。

この2通貨ペアの共通点は、スワップポイントが大きいことと、長期的に円高傾向だということです。

そこで、スワップポイント益を獲得するために買い取引をするものの、利食いに成功したら、元の注文よりも円高の位置で買います。

利食いするたびに取引レートを円高にずらすことによって、買った後に利食いできず含み損になるのを回避します。

ハイブリッド

最後に、ハイブリッドです。ハイブリッドは、複数のコアレンジャーを組み合わせたものです。

例えば、自動売買注文「ハイブリッド_スイスフラン/円_ユーロ/英ポンド」は、スイスフラン/円のコアレンジャーと、ユーロ/英ポインドのコアレンジャーを同時に取引します。

下は、取引成績です。良好だと分かります。

  • 緑色の帯:実現損益
  • オレンジ:評価損益
  • 白線:上2つの合計

ハイブリッド

上のグラフは、とても良い成績になっています。それは自然なことで、好調な自動売買注文を複数同時に稼働しているからです。

ハイブリッドは難しい

ゆったり為替の意見としては、ハイブリッドは難しいと感じます。と言いますのは、複数の自動売買注文を同時に稼働しているからです。

すべての自動売買注文がいつも好調なら良いですが、時が経過するとともに不調な設定が出てきます。

好調・不調の波

2つの自動売買注文AとBを稼働しているとすると、いつの日か、以下のパターンになるでしょう。

  • Aは好調、Bは不調
  • Aは不調、Bは好調
  • A、B共に不調

成績グラフを見て「おかしいな?」という状態になった時、上の3つのどれに該当するか、調べる必要があります。

これが必要という時点で、ちょっと面倒だな…と感じます。

監視通貨が多い

また、「ハイブリッド_スイスフラン/円_ユーロ/英ポンド」の場合、監視すべき通貨は4つあります。スイスフラン、円、ユーロ、ポンドです。

4つの通貨の関連ニュースを同時にチェックし続けるのは、大変です。

なぜニュースをチェックし続ける必要があるか?ですが、大きなイベントが起きそうだという雰囲気を察知し、その通貨を含む通貨ペアの取引を見直すためです。

見直した結果、取引継続と判断することもあるでしょうし、取引を止めようと決める場合もあるでしょう。

いずれにしても、4通貨は種類が多くて大変なのでは?と感じます。3通貨ペアのハイブリッドの場合、監視するのは6通貨になります。

放置できるのがメリット

トライオートFXは、自動売買で放置できるのがメリットです。監視対象になる通貨をあまりに多くすると、放置というメリットが減ってしまう可能性があります。

忙しくならない範囲で、自動売買注文を選ぶのが良さそうです。

スペシャル

以上、自動売買セレクトで選べる自動売買注文を概観しました。残るは、スペシャルです。

スペシャルとは、トライオートFXのユーザーや、トレーダーなどが作った自動売買注文です。ゆったり為替も、2つの自動売買注文を公開させていただきました。

  • レンジ買い_米ドル/スイスフラン
  • 永遠の利食い_カナダドル/円

自動売買注文を提供したトレーダーなどの中には、自分のブログを運営している人もいます。スペシャルから選んで取引する場合は、そのブログ等を必ず読んでください。

と言いますのは、その注文を作った理由や、公開後の値動きを受けて今後の方針をどうすべきか、などを書いている場合があるからです。

レンジ買い_米ドル/スイスフラン

「レンジ買い_米ドル/スイスフラン」は賞味期限切れの雰囲気です。こちらは、2019年12月に公開させていただきました。

2020年5月末~12月くらいに取引を終了するというのが、当初の意図でした。ところが、2020年3月に新型コロナウイルス問題を受けた値動きがあり、前提条件が変わりました。

よって、利が乗っているうちに撤退するのが吉なのでは?と感じています。

永遠の利食い_カナダドル/円

一方、「永遠の利食い_カナダドル/円」は、2020年5月に公開させていただきました。こちらは、延々と取引できる可能性があります。

安全重視のため、80円よりも円安になると売買しなくなります。よって、80円より円安になっても売買したい場合は、取引設定を修正するなどして調整します。

以上、トライオートFXの良い点を見てきました。次に、デメリットとも言える部分に注目してみましょう。

デメリット

どんなツールにも、デメリットがあるものです。トライオートFXの場合は、マークアップ手数料でしょう。

取引数量 新規 決済
1万通貨未満 2.0pips 2.0pips
1万通貨以上10万通貨未満 1.0pips 1.0pips
10万通貨以上50万通貨未満 0.5pips 0.5pips
50万通貨以上 無料 無料

例えば、1万通貨の買いポジションを持っていて、110.00円で利食い決済したいとします。

この場合、為替レートが110.01銭になったら利食い決済します。そして、約定レートは110.00円となります。

すなわち、マークアップ手数料とは、文字通り手数料です。

この手数料を見てしまうと、トライオートFXで売買する気が無くなってしまうかもしれませんが、スプレッドがとても狭くなっています。

主要な通貨ペアについて、スプレッドを比較してみます。

米ドル/円 ユーロ/円 豪ドル/円
トライオートFX 0.3銭 0.5銭 0.6銭
トラリピ 4.0銭 4.5銭 5.8銭
ループイフダン 2.0銭 3.0銭 4.0銭

(トラリピのスプレッドは変動制なので、取引画面で確認した数字を掲載しています。)

スプレッドを見ますと、トライオートFXが最も狭いです。そして、マークアップ手数料を考慮しても、競争力を持っていることが分かります。

手数料の「見せ方」の違いだといえそうです。すなわち、スプレッドに含めて表示するか、別建てで表示するかの違いです。

トライオートFXを選ぶ理由

では、比較対象にしました3社で、トライオートFXを選ぶ理由は何でしょう?各社のメリットを簡潔に書きだします。

トライオートFX:好みに応じて多彩な売買設定が可能。
ループイフダン:簡単に取引を始められる分かり易さ
トラリピ:リピート系FXの元祖。特許取得。

多種多様な売買注文を作れるので、自動売買セレクトができます。私たちは、その中から選んで取引すればOKということになります。

トライオートFX 口座開設

 

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