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相場

相場の狙い目【2021年6月16日】米ドル/カナダドル

米ドル/カナダドルは長期間に渡って下落トレンドが続いています。しかし、月足チャートを眺めている限りではエントリーチャンスが見つからず、ただ眺めている状態が続いていました。

ところが、そろそろトレードできるかも?と思える動きが出てきたので、その内容を考察します。

米ドル/カナダドルの月足チャート

下は、アイネット証券から持ってきた米ドル/カナダドルの月足チャートです。ゆったり為替としては表示期間が短めの16年ほどですが、今回はこれでも分析できます。

米ドル/カナダドルのチャート

上のチャートの直近の値動きを見ますと、(画像が小さすぎて少々分かりづらいですが)1.2000付近まで下落してから反発し、1.2200弱まで上昇している様子が分かります。

「すなわち、米ドル/カナダドル=1.2000付近にサポートラインがあるかも?」というわけで、下のチャートはサポートラインを追加したものです。

米ドル/カナダドルのチャート

2010年までの月足チャート

上のチャートは表示範囲が広すぎるので2つに分けて、最初に2010年までのチャートを見ます。赤矢印部分が、サポートラインまたはレジスタンスラインと見なせる部分です。

米ドル/カナダドルのチャート

一番右の矢印については、サポートラインと見なすのは強引だと感じるかもしれません。

意図は、「1.2000のラインを下から上に抜けた後、反落するものの1.2000付近で反発を繰り返し、しかし最後には力尽きて下落した」…というわけで、サポートラインと見なせます。

2015年以降の月足チャート

次に、2015年以降の長期チャートで確認します。赤矢印部分で為替レートが反発していますので、全てサポートラインとして機能している様子が分かります。

米ドル/カナダドルのチャート

なお、一番右の月足は終値が確定していません。月末になった時点で確認すると、一気に下方向に抜けた感じになっている可能性もあります。

週足チャート

では、直近の値動きはどうなっている?を見るために、週足チャートに切り替えます。

下の通り、米ドル/カナダドル=1.2000付近までダダダと下落した後、小休止で反発しているように見えます。問題は、この後どうなるか?です。

米ドル/カナダドルのチャート

将来の値動きは誰にも分かりませんが、値動きパターンとして下の4つを想定しています。

米ドル/カナダドルのチャート

数字1は、1.2000を下方向に抜けて下落し続けるという意味です。数字2は、どこかで戻しを作ってから下落、3はレンジ、4は反発してそのまま上昇し続けるという内容です。

このうち、4の可能性は低いと考えていますが、下に掲載した2015年以降のチャートを見ますと、赤枠部分でレンジ相場になっていると分かります。2015年以降の長期間に渡るレンジですから、そこそこ強力です。よって、4の可能性も考えています。

米ドル/カナダドルのチャート

いつトレードするか

では、以上の分析を踏まえつつ、いつトレードするかを検討します。

検討します…と言いますか、既に答えは決まっていて、2の動きをする場合(=1.2000を下方向に抜けてから戻しを作る場合)に売ります。少なくとも、3や4の場合は取引しません。

その理由は簡単で、3や4の場合、ゆったり為替が得意とする値動きにならないだろうと予想できるためです。できるだけ自分が得意とする値動きで勝負したいです。

なお、1の場合(=1.2000を抜けてダダダと下落を続ける場合)は、取引する可能性があります。

具体的には、月足チャートでは一直線に下落しているように見えても、週足や日足で見ると大きめの戻しを形成している場合です。この場合は取引しやすいです。

いずれにしましても、基本は月足で見ていますので、この記事を掲載してから実際にトレードするまでに長期間要するかもしれませんし、結局トレードしないで終わるかもしれません。

月足トレードは、こののんびりした感じがメリットであり、またデメリットでもあります。

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