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FX口座あれこれ

土曜日と日曜日にログインできるFX口座

2019年10月12日

今回は、読者の皆様から頂きましたお便りを元に、考察しましょう。

週末にログインできるかどうか

いつも楽しく読まさせていただいております。

週足トレードの価値の記事内で、土日等でチャート分析するとの事ですが、土日等の取引が行われていないのて、チャート分析をしたいに、メンテナンス中等の理由で、チャート確認が出来ません。

そこで、土日等の取引が行われていない日でも、チャート分析が出来る口座等をご教授頂けないでしょうか。

お手数ですが、よろしくお願いします。

Kさん、お便りありがとうございます。

FX業者全体を見ますと、土曜日と日曜日の両方ともログインできない、あるいは、ログインできてもチャートを確認できないという例は、少数派だろうと思います。

メンテナンス時間

主なFX業者について、週末のメンテナンス時間は以下の通りです(日次メンテナンス除く)。メンテナンス時間帯は、ログインできません。

なお、アイネット証券は、ニューヨーク標準時間の場合を書いています(夏時間は、06:00~12:00)。また、横線(-)になっている部分は、メンテナンスがないことを示します。

FX業者名等 土曜日 日曜日
アイネット証券 07:00~12:00
セントラル短資FX
トライオートFX 00:00~12:00
マネースクエア 16:00~22:00
マネーパートナーズ 02:00~08:00
みんなのFX 12:00~18:00
DMMFX 12:00~18:00
FXプライムbyGMO 午前中に1時間ほど
LIGHT FX 12:00~18:00
YJFX!

上に表示した時間帯以外は、ログインできます。

すなわち、上の10社について、土曜日と日曜日のいずれかはログインできると分かります。

チャートを閲覧できるか

メンテナンス時間以外はログインできますが、管理画面を閲覧できるだけでチャートは閲覧できない可能性があります。

そこで、上の10口座について、土曜日にログインしてチャートを閲覧できるかどうか確認しました。その結果、全てのFX口座でチャートを使えました。

つきましては、上の口座から選んでいただくと、土日でもログインしてチャート分析ができます。

10口座のうちどれが良いか?につきましては、正直なところ回答が難しいです。それぞれが良い特徴を持っているためです。

そこで、下のリンク先記事を参考にしていただくと、イメージしやすいかもしれません。

土日に閲覧できないことも

なお、どのFX業者でもそうですが、土曜日・日曜日の両日に渡ってログインできなくなる場合があります。

大規模な作業が発生する場合です。例として、以下があります。

  • サーバーの入れ替え
  • ソフトウェアの入れ替え
  • 新サービスの導入
  • 旧サービスの削除
  • システムトラブル対応
  • 攻撃に対する大規模な対策実施
大規模メンテナンスは土曜日に実施

ゆったり為替がサラリーマンだったころ、会社の基幹システムの管理者をしていたことがありました。

たいてい、大規模なメンテナンスは土曜日に実施します。そして、日曜日が予備日です。

月曜日から、全社員は何事もなかったかのように業務を始めます。その時にエラーが発生してシステムが立ち上がらないとなると、全社の業務が止まりかねません。

というわけで、何か問題が発覚する場合に備えて、大規模メンテナンスは土曜日に実施します。

どうしようもない事態が発生したら、日曜日に切り戻し(原状復帰)します。

よって、作業内容によって、日曜日もメンテナンス期間として通知します。作業が日曜日にかかる場合に備えます。

ゆったり為替の会社の場合、実際の作業は複数の専門家が実施しました。しかし、トラブルが起きるかどうか、それは実際にやってみないと分からないという面があります。

複数のソフトウェア間の相性、ハードウェアとソフトウェアの相性は、事前の把握が難しいです。

というわけで、大規模メンテナンスが近づくと憂鬱になるという…。ユーザーから見れば、使えることが当然なのであって、中の人が何をしているかというのは、正直どうでも良い話です。

そこで、システムトラブルが起こらないよう、細かく管理しています。

「土日の両日ともログインできないとは、不便すぎるぞ!」という週が連続する場合、何か大規模な作業をしています。

顧客から見て、不便なことには違いないですが、サービス向上に必要な作業です。ここは暖かく見守りたいです。

マネーパートナーズの例

この記事を書くにあたり、何か好例はないかと探したところ、ありました。マネーパートナーズです。

マネーパートナーズでは、2019年10月に大規模なシステム変更があります。旧取引画面のサービス終了と、基幹システムの刷新です。

これは、システム屋の緊張度が高いです。

マネーパートナーズのお知らせを見ますと、パートナーズFXnanoでは10月26日(土)、パートナーズFXでは11月2日(土)に実施する予定となりました」とあります。

基幹システムの刷新が土曜日だけでOKとは!(予備日で日曜日もメンテナンス日にしなくてOKなんだ…)という感想です。

  • テスト環境で実験済みだから、土曜日だけでOK
  • 管理しやすいシステムを構築しているからOK

このあたりの理由かな?という感じがします。いずれにしても、システム開発者の技術力の高さが何となく見えてきます。

週末のチャート分析

次に、週末のチャート分析について、考えます。

週末に分析する最大のメリットは、為替レートの動きが止まっていることです。

分析中に何か用事ができて、数時間チャートから離れたとしても、チャートの形は全く変わりません。気持ちを穏やかにして分析できます。

日足や週足のトレードを考える場合、チャート分析の順番は以下の通りでしょう。

  • 週足チャートで大きな流れを見る(必要に応じて月足も参照)。
  • 日足チャートで、トレード方針を考える。

現在のチャートの形を眺めて考えることになりますが、値動きが止まっていることを利用して、以下の考察をすると良いかと思います。

  • 値動きがどうなったら取引するか、決める。
  • 今後、どのように動くと思うか。その根拠は?

何となく見ているだけだと、週明けからの値動きに対して、後手に回る可能性があります。

あらかじめ、どうなったら取引するか、決めておきます。その他の場合は取引しません。すると、思い付きのトレードが減って、勝率の上昇を期待できます。

また、今後どう動くと思うか?を根拠付きで考えることにより、相場観を養うことができます。

見やすいチャート

最後に、ゆったり為替の視点から見て、見やすいチャートをご案内します。セントラル短資FXとDMMFXです。

両社は、複数のチャートを使えますが、素晴らしいと思うのは以下のシステムです。

  • セントラル短資FX:クイック・チャート・トレード・プラス
  • DMMFX:DMMFX PLUS

セントラル短資FXで伺った話によると、同社のチャート開発は、FXに深く没頭している人が研究開発しているそうです。

「確かにそうだろうなあ」という出来栄えで、素晴らしいです。

見やすいチャートとそうでないチャートでは、ストレス度合いが全く違います。自分にとって見やすいチャートを探すことが重要と思います。

ただし、各FX業者のホームページを見ても、この「見やすさ」を把握できないのが痛いです。実際に触らないと分かりません。

よって、いくつも口座を作ることになるでしょう。気に入ったチャートをメインにして、あとの口座はそのまま放置します(口座維持手数料は不要です)。

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