当ブログ経由でトレイダーズ証券の口座を開設いただきますと、リピート系注文で重要な情報をまとめたレポートを差し上げています。
詳細は、下のリンクをご確認ください。
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【リピート系FX】ゆったり為替のレポートプレゼント
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しかし、レポートを読んだだけでは、良く分からないかもしれません。
そこで、ゆったり為替の実際の公開トレードを題材にして、どこでトレードを始めるべきか、やめるべきかについて考察してみましょう。
レポートで考え方を確認したうえで、他人(ゆったり為替)の公開トレードを肯定的・批判的に検証することにより、皆様のトレードを素晴らしいものにしてください。
NZドル円のリピート系注文
2016年7月、ゆったり為替は、マネーパートナーズの連続予約注文を使って、NZドル円のリピート系注文を実行しました。
これは、公開トレードです(詳細は、下のリンクからご覧いただけます)。
損益状況のグラフは、下の通りです。
取引期間は、およそ半年です(横軸の数字は、月です)。獲得額は小さいですが、成功トレードだと言えるでしょう。
取引設定等
取引設定等は、以下の通りです。
- 2016年7月に取引開始
- 証拠金は30万円
- 100銭ごとに300通貨を買う
- 利食い幅は100銭
- NZドル円が79円程度まで円安になったら終了
- 損切りしない
- NZドル円=73.73円で買って、中長期の保有(1,000通貨)
この公開トレードの特徴は、リピート系注文に加えて、中長期の保有があるということです。すなわち、スワップポイントと大幅利食いを同時に狙っています。
ということは、近い将来の円安を想定していたということになります。
また、損切りしない想定でした。すなわち、円高記録の42円になっても、証拠金に余裕があるようにしています。
少ない証拠金で安全を確保するために、100銭あたり300通貨を買うという、とてものんびりな設定です。
月足チャート
では、取引開始時のチャートはどうなっていたか、確認しましょう。トレイダーズ証券からの引用です。
まずは、月足から。チャートの右端が、2016年7月(取引開始月)です。
チャート内に、赤の横線があります。これは、この画像を取得したときの現在値です。
偶然ですが、ちょうどいい感じの位置に赤線があります。
チャートの左端部分で、一気の円高が実現しています。2008年のリーマンショック前後です。42円くらいまで円高になりました。
その後、急反発するものの、赤線の為替レートを超えられず、レンジが続きます。
その後、ようやく円安方向に進みました。そして、再び円高になってきたという状態です。補助線(赤線)での反発を期待して、取引を始めました。
週足チャート
次に、週足チャートを見ましょう。下の通りです。
週足チャートで判断すると、「ここで買いのリピート系注文を始めるのは、大丈夫だろうか?」という感じがするかもしれません。
下落トレンドにしか見えないからです。
月足チャートを使って、トレード可否を判断していたことを示しています。
ちなみに、週足チャートの右から4つ目で、大きく上下に動いたことが分かります。
これは、2016年に実施された、イギリスのEU離脱を問う国民投票です。イギリスの話ですが、NZドル円にも影響を与えたことが分かります。
この値動きを見ると、2016年7月でなくて6月に開始していれば良かった~ということになります。
なぜ、6月でなくて7月に始めたのか?というのは、さすがにもう記憶にありません。
チャートの優先度
上の考察で、以下のことが分かります。
月足と週足で形が異なる場合、月足を優先して考えます。週足チャートは、月足チャートの一部に過ぎないからです。
同様に、週足チャートと日足チャートが異なる場合、週足チャートを優先します。
トレード結果
トレード結果は、下のグラフの通りです(再掲)。成功だったと言えそうです。
12月に、一気に数字が伸びています。これは、中長期保有のポジションを利食いしたためです。
リピート系注文は、利食いを繰り返してくれるので楽しいです。しかし、1回の利食いで得られる金額は、比較的小さいです。
それに比べて、中長期保有のポジションで利食いする場合は、一気に数字が大きく動くことが分かります。
取引終了時の週足チャートは、以下の通りです(チャートの右端が、おおよその取引終了位置です)。
月足チャート分析が正解だったことを示しています。
取引開始後しばらく、下値支持線の上で上下動を繰り返しました。その後、ぐんぐんと円安になりました。12月には、80円を優に超えて円安になりました。
当初の予定では、NZドル円=79円あたりで取引終了でした。よって、公開トレードはここで終了です。
取引開始から終了まで、およそ半年となりました。
収益率等
準備した証拠金は30万円、そして収益は1.6万円ですから、利益率は5%超(年率11%くらい)という結果でした。
このトレードでは、NZドル円が円高記録を再現しても損切りしない、という方針を採用しました。
そうでなく、70円あたりの下値支持線を明確に下回ったら損切りする、という方針だった場合、準備すべき証拠金は大幅に少なくなります。
その場合は、実現した利益率の桁は、1つ大きくなったことでしょう。
考察のポイント
ゆったり為替の特典レポートでは、トレンドの読み方をご案内しています。
それに加えて、このトレードのような、上値抵抗線・下値支持線での反発を考慮すると、精度が高いトレードが可能です。
取引をどこで終了するか?についても、上値抵抗線・下値支持線あたりを目途にしますと、考えやすくなります。
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