仮想通貨(暗号資産)

GameFi【Play to Earn】でどうやって稼ぐか

2022年3月12日

2021年頃以降、仮想通貨の世界では「ゲームをしながらお金を稼ぐ」ことに注目が集まっています。そこで、なぜそんなことが可能なのか、実際に稼げるのかを検討します。

ちなみに、ゆったり為替自身もいくつかGameFiをしていて、小学生のお小遣いくらいの収入になっています。暇つぶしのゲームでお金がもらえるのですから良い感じです。

GameFi、Play to Earnとは

最初に、この分野で当然のように出てくる GameFi と Play to Earn の意味をざっくりと確認します。

GameFiとPlay to Earn

GameFiはGame(ゲーム)とFinance(金融)を合わせた造語であり、明確な定義は実は存在しないのですが、ゲームをしながらお金を稼ぐこと全般を指します。Play to Earn(稼ぐために遊ぶ)も明確な定義は存在せず、事実上GameFiと同様の意味で使われています。

仮想通貨分野の進歩はすさまじく速いので言葉の定義が定まっていないのは珍しくなく、細かい点を見ていけば違いはあるでしょうが「まあこんな感じだよね」という理解で十分です。

アクシー・インフィニティ

画像:人気ゲーム「アクシー・インフィニティ

GameFi銘柄の上昇要因・下落要因

GameFiで稼ぐ仕組みを簡単に書くなら「ゲームで遊んでゲーム内で流通する仮想通貨を稼ぎ、それを売って現金を得る」ですが、なぜそんなことができるのかを確認します。これがぼんやりとでも分かると、GameFiで損しないで稼ぐ方法が見えてきます。

まず、ゲームで仮想通貨を稼ぐというのは簡単に理解できます。従来はゲームでもらえるのはポイントだったのですが、それが仮想通貨に置き換わっただけです。

その次が問題で、仮想通貨を売って現金を得るということは、誰かがその仮想通貨を買ってくれるということです。買う人がいるから、売ることができます。では、ゲームで遊べば仮想通貨を稼げるのに、なぜわざわざ現金を支払って仮想通貨を買う人が出てくるのでしょうか。

しかも、その仮想通貨は特定のゲーム内でのみ通用しますからビットコインのように有名ではなく、いわゆる草コインの仲間です。

ゲーム内の仮想通貨を買う理由

ゲーム系の仮想通貨、すなわちゲーム銘柄を買う理由はいくつかあるでしょうが、代表的と思うものを列挙します。

ゲームを始めるために必要

一般的なのは、ゲームを始めるためにその仮想通貨が必要だからという理由でしょう。ゲームをするためにキャラクターやアイテムを買う必要があり、買うにはそのゲームで使われる仮想通貨が必要という場合、新規参入者がいる限りその仮想通貨の買い需要が続くことになります。

では、いくら必要なのか?ですが、無料で始められるゲームだったらもちろん0円ですが、超人気ゲームで仮想通貨価格が高騰している場合だと、10万円前後になる場合もあります。

10万円前後の場合、もはやゲームという感覚でなく投資に近いかもしれません。

ゲームを早く進めたい

ゲームで仮想通貨を稼ぐ場合、どうしても地道な作業が必要になりますから時間がかかります。その過程を楽しむのがゲームなのですが、ゲームでなく儲けることに焦点を当てている場合、この時間と作業を省略したいです。

この場合、そのゲームの仮想通貨を大きく買い、その仮想通貨で強力なアイテム等を買ってゲームを一気に進めて巨大な報酬(=仮想通貨)獲得を狙うというのが、有力な選択肢になります。

この方法をゲームが公開された初期段階で採用すると、自分以外の多くのプレーヤーは低レベルなのに自分は高レベルでゲームを始められますから、圧倒的な強者となって大きく稼ぐことができます。

ゲーム人口が増えた後でこの方法を採用する場合も、強者の仲間入りをして通常よりも稼ぎやすくなります。

トレードで儲ける

新規にゲームを始める人が増え続け、そしてゲームを早く進めたいという人がその仮想通貨を買うようになると、価格が上昇していきます。すると、これを利用してトレードで稼ごうという人も出てくるでしょう。

トレード目的で買う人は価格が目標値に到達すると売却しますから、中長期の観点からは価格の上下動に対して中立になるでしょうが、少なくとも買って保有している時点では買い圧力となって価格上昇に寄与します。

ゲーム内の仮想通貨を売る理由

上の仮想通貨を買う理由は、仮想通貨価格の上昇要因です。次に、価格の下落要因を確認しましょう。ゲーム内の仮想通貨価格が下落する理由は、その仮想通貨を売る人がいるからですが、売る人は誰か?というのを考えますと2種類に分けられます。

トレードで買った人

仮想通貨の価格変動で利益を狙ってやろう!という人は、買った仮想通貨の売り時を狙っています。

そして、希望の価格に到達したら売却しますので売り圧力となりますが、売った仮想通貨の数量と同じ数量をあらかじめ買っていますから、中長期的にはトレードによる価格への影響は軽微でしょう(買う時に買い圧力、そして売るときに売り圧力となり、合計すると価格に対する影響は軽微)。

ゲームで稼いだ人

ゲーム内で通用する仮想通貨の価格が下落する最大要因は、ゲームで遊んで稼いだ人が売るからです。

ゲームで遊ぶ人は、無料または一定の金額を投入してゲームを始めます。そして、たくさんゲームをして仮想通貨を稼いだら、それを売ります。すなわち、ゲームを始めるために購入した数量よりも売る数量が圧倒的に大きいのですから、価格下落圧力が強くなります。

ゲーム銘柄のチャート例

ここで、ゲーム銘柄のチャートを確認しましょう。下は、世界的に人気のある「アクシー・インフィニティ」で使われる仮想通貨「AXS」のチャートです(CoinMarketCapから引用)。

axie-infinity

人気に火がつく前、すなわちチャートの左側の価格は10円台~という状態でしたが、人気に火がつくと一気に価格が上昇し、最高で18,000円台を記録しました。その後は反落しましたが、当記事執筆時点で5,500円台をキープしています。

売り圧力よりも買い圧力の方が強ければ価格は上昇、その逆なら価格は下落しますから、チャートの頂点あたりでこのバランスが逆転したのだと分かります。

買い圧力を継続するにはゲームに参入する人が必要ですが、しかし、ゲームに参入した人は確実に売り圧力の原因となります。よって、価格をずっと上昇させるために、あるいは下落させないために、開発チームは新規参入者をどんどん増やす方策を実行するか、何か別の手段を投入する必要があります。

この施策に成功すれば価格は維持・上昇あるいは緩やかな下落となり、失敗すると価格は大きく下落することになります。

価格下落を防止する仕組み

この章の話はユーザーの立場からは何もできませんが、開発チームが価格下落防止手段を講じているかどうかを確認することで、仮想通貨価格の上昇が短期間で終わるのか、それともある程度の期間を見込めるのかを想像できます。

価格下落防止手段とはすなわち、ゲーム内仮想通貨を市場で売却させない施策であり、例えば以下の例があります。

レアアイテムを販売

そのゲームをしている人なら欲しがる人もいるだろうというアイテムを販売し、買ってもらいます。そして、開発チームは売上を回収することで流通している仮想通貨の枚数を抑えます。流通枚数が減れば、仮想通貨の希少性が上がって価格が下がりづらくなります。

開発チームはアイテムを無料で作れますから、これは効率が良い方法かもしれません。

ガチホしないと先に進めないルール

例えば、「このダンジョンに進むためには仮想通貨を○○だけ保有する必要があります。」というルールにすると、ゲームを進めたい人は条件を満たす仮想通貨を貯め込むことになりますから、売り圧力を減らせます。

そして、「○○の数字を下回ったら、そのダンジョンで獲得した機能は無効になる」などという鬼ルールを採用すると、ユーザーは条件を満たす仮想通貨をずっと保有してくれるでしょう。いわゆるガチホ状態になります。

報酬を徐々に減らす

GameFi銘柄は星の数ほどもあり、新規に登場したゲームはユーザー集めに苦労します。その状態で集まってくれたユーザーに対して、開発チームはお礼の意味を込めて報酬獲得条件を少し緩くしてあげます。

そして、そのゲームが有名になってユーザーが集まってきたら、報酬獲得条件を厳しくします。有名になってから参入するプレーヤーは、ゲームが不人気で仮想通貨価格が暴落するかも?というリスクを小さくして報酬を得られるのですから、報酬を減らしてOK!という考え方です。

この報酬獲得条件の引き上げについて、ユーザーが逃げない程度に厳しくすれば、仮想通貨価格の下落回避に貢献します。

複数のゲームで使用可能

どんなに完成度の高いゲームでも、何年もずっと世界的に大人気であり続けるのは至難の業です。「あんなに人気があったのに、そういえばいつの間にか消えたね」…そんなゲームは山ほどあります。

そこで、開発チームは新ゲームを投入し続け、それぞれのゲームで同じ仮想通貨を使用可能にします。こうすれば、古くなったゲームの仮想通貨価格は本来なら暴落するはずだったのに、新規に投入されたゲームでも使用可能なので価格が維持・上昇に結び付くことになります。

そして、開発チームのキャパシティには限界がありますから、古くて人気がなくなったゲームは終了させます。

どうやって稼ぐか

以上、この記事のタイトル「GameFi【Play to Earn】でどうやって稼ぐか」を考察するための情報を、長々と考察してきました。以上を踏まえて、どうやってGameFiで稼ぐかを検討します。

初期コスト無料

絶対に損したくない、あるいは、ゲームは遊ぶためのものだから少額でも稼げるなら満足という場合、初期コストが無料のゲームが最有力です。

無料で始めて途中で自己資金の投入もしないという場合、大きく稼ぐことは困難ですが、1か月に数百円~数千円くらいなら可能です。

時代を振り返ると、インターネットが出現する前はお金を支払ってゲームをするのが当然で、インターネット出現後も無料ゲームは「そこそこ」な品質のものが多数だったのに、今では高品質ゲームを無料で遊べるだけでなく稼ぐこともできてしまいます。時代の進化はすさまじいです。

ちなみに、私が遊んでいるゲームの一つにJobtribes(ジョブトラ)があります。無料で始められますし、そこそこの額を稼ぐこともできます。稼いだ仮想通貨「DEP」は、日本の仮想通貨取引所BITPointで売却できます。

なお、BITPointで口座を作ると自動的に3,000円分のDEPをもらえますし、1万円を入金すると1,000円分のDEPをもらえます。すなわち合計4,000円分のDEPがリスクなしでもらえますから、Jobtribesで遊んで稼いでみようという場合の必須口座といえそうです【このキャンペーンは2022年3月末までの限定】。

BITPoint 口座開設

自己資金を投入する場合

さて、深い検討が必要なのは、自己資金を投入する場合です。必要な初期投資は数万円というのは全然珍しくない世界ですので、ある程度調査してからGameFiを始めたいです。

新規公開ゲーム

しっかり大きく稼ぎたい場合は、新規に公開されるゲームに焦点を当てます。新規ゲームなら、他のユーザーが低レベルのうちに一気に上位に進出して稼いだり、まだ知られていない裏技を見つけて荒稼ぎしたりできます。

そして、「このゲームに関してなら誰よりも詳しいぜ!」という状態になったら、ブログ等で紹介して読者を集め、わずかかもしれませんがアフィリエイト報酬を稼ぐこともできます。

この方法を採用する場合の最大の難関は、「どのゲームに人気が出るのか?」が分からないことです。新ゲームは次から次に公開されますので、その中から選んで自己資金を投入するのは大変なことです。

そこで、どうしても運の要素が出てきてしまいますが、少なくとも下の諸点をチェックしたいです。

チェック事項

  • 開発チームは誰か
  • ファンド等から資金供与を受けているか
  • 過去の実績はどうか
  • ホワイトペーパーは作り込んであるか

この4つの中でどれが最も重要か?ですが、私なら「ファンド等から資金供与を受けているか」を最重視します。

その理由ですが、開発チームの人材情報を調べても正直なところ良く分からない場合が多いですし、GameFiは歴史が浅い分野ですから過去の実績がどこまで通用するか分からず、また、ホワイトペーパーを読み込んでも面白そうかどうか分からない例がたくさんあるからです。

その一方、「ベンチャーキャピタルの〇〇から○○億円を調達」という情報は、分かりやすいです。

ベンチャーキャピタルとは、高い成長が期待できる初期段階の企業等に投資して稼ぐ投資会社を指しますが、ベンチャーキャピタルは経験豊富ですし、判断を誤れば全額が損失になるという状態で多額の資金を投入しますので、本気度が極めて高いです。

すなわち、ベンチャーキャピタルから資金を得た開発チームは、ベンチャーキャピタルから見て高品質だということです。その開発チームが作ったゲームに自己資金を投入して稼ぎます!というのは、合理的な判断基準でしょう。

実績があるゲーム

新規公開ゲームはハードルが高いと感じる場合、既に人気が出ているゲームを狙うこともできますが、公開直後から参入する場合に比べて利益率が大きく下がることを覚悟しなければなりません。

既に確認しました通り、人気が出て仮想通貨の流通量が多くなると、開発チームは報酬獲得条件を厳しくしがちになりますから、その分だけ稼ぐのが難しくなります。

しかし、ハズレのゲームを掴んだらどうしよう?というリスクを減らすことができますし、効率的に稼ぐ方法がブログ等で公開されていることが珍しくありませんから、試行錯誤する時間を短縮することもできます。

確実性を取るか、それとも大きな利益を狙うか、どちらを重視するかで判断が変わってくるでしょう。

複数のゲームを開発する会社

1つのゲームに絞ると、どうしてもゲーム寿命が短いことが多いので稼ぐのは短期勝負になりがちです。しかし、複数のゲームを開発している会社の仮想通貨なら、長期的に稼げるのでは?と期待できます。

実際に稼げるかどうかは、その会社が人気ゲームを継続的に公開できるか?にかかっていますが、一定のユーザーを集められるゲームを出し続けるなら十分です。

この視点で見るとき、例えば以下の仮想通貨が候補になります(この仮想通貨を買うべし!というわけではなく、例です)。

  • DEP
  • GALA

DEPは、先ほど紹介しました JobTribes(ジョブトラ)で使用される仮想通貨です。

楽しむのが一番

以上、GameFi(Play to Earn)で稼ぐぜ!という内容で考察しましたが、大きく稼げるのはレアケースです。しかし、お小遣いを稼ぐ感覚で、しかしゲームもしっかり楽しんで日々の生活を豊かにしてくれるのがGameFi、そんな感じでGameFiと向きあえれば楽しそうです。

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