ウェブサイト等で、FXを紹介している人は大勢います。そして、「プロっぽい人」も大勢います。
「プロっぽい人」は、2種類に分けられると思います。すなわち、雰囲気だけで現実は異なる人と、実際に毎年プラスの成績を収めている人の2種類です。
この差は、外部からは分かりません。ゆったり為替は、その人が使う単語を見聞きすることにより、その人が本物かどうか、ある程度予想できます。
しかし、予想でしかありません。
ビジネスをするトレーダーは偽者か
すると、こんな考えが出るかもしれません。
ゆったり為替は、この考え方が正しいと考えていた時期があります。しかし、今は違います。実際にトレードで稼げる人でも、ビジネスをします。
今回は、ゆったり為替の経験を踏まえて、その理由を考察します。
FXで稼げる人もビジネスをする理由
FXで稼げる人全員に当てはまるわけではないでしょうが、ビジネスをする理由を、順不同で書いていきます。
理由1:暇すぎる
これは、ゆったり為替のパターンです。ゆったり為替は、2013年8月に会社を退職しました。実際は、有給休暇の消化のために、7月から自由になりました。
そして、1日のトレード時間は5分から10分です。1日のうち、残り23時間50分以上は、自由時間でした。
最初は、とても楽しいです。自由万歳!です。しかし、簡単に飽きます。暇すぎます。そこで、ブログ運営を始めました。下手な文章でしたが、ライティングの勉強を兼ねて書き続けました。
ゆったり為替は、ブログでまともに稼ぐ気ないだろ!という文章が多めです。しかし、どうせブログを運営するんだったら、そこからも収入があった方がいいです。
収入がないと、継続運営するのが辛いです。
(最近は、無収入の苦痛に耐えられず、徐々に収入も意識した文章を書いています。)
理由2:勝ちすぎて飽きる
これは、ゆったり為替の周辺にいるパターンです。FXで一定以上稼ぐと、飽きます。
例えば、インターネットゲームで考えましょう。一定時間、無敵モードになるゲームがあります。その間は、どんどん相手を倒せるので楽しいです。
では、その無敵モードが延々と続くとしたら、どうでしょう。簡単にゲームに飽きてしまうでしょう。スリルも楽しみも、何もありません。
FXも同じです。一定以上勝ち続けると、スリルもドキドキも何もありません。個々のトレードでは損切りがあるとしても、合計でプラスになるのは分かっています。そんなトレードは、飽きてしまいます。
そこで、ビジネスを展開して新しい刺激を求めます。
理由3:新しいことをしたい
ゆったり為替の場合、トレードで感情を排することに注力してきました。結果、大損失になっても大幅利食いしても、「ふーん…」という感じです。トレード中は、ポジションを持っていること自体を忘れる勢いです。
もはや、FXは楽しいからするものではなくて、日々の仕事、日々のルーチーンです。
さらに、「一定額プラスを確保できれば、もういいや」という感じになると、日々の生活に全く刺激がありません。極めてつまらない人生を送ることになります。
だったら、何か新しいことをしてみたいです。
自分の知らない分野でも構わないのですが、どうせだったら、FXと関係がある内容の方が分かりやすいです。
この場合、ビジネスをする基準は「儲かるかどうか」ではありません。「ワクワクできるか」「楽しいか」です。ワクワクした結果、稼げるならOK。
稼げないなら、仕方ありません。次のビジネスを探すまでです。
理由4:本気で頑張りそうな人を支援したい
ゆったり為替の場合ですが、FX攻略.comに遊びに行ったとき、一人のスタッフが暗い雰囲気でした。
「FX雑誌の編集をしていて、FXで成績をプラスにできないのは面白くないよね」という理由で、授業をすることにしました。私の勝手な意向で授業をしているので無料です。
そして、今の彼は、私の授業が不要になる日も近いでしょう。利食いを繰り返しています。
この例は無料ですが、ビジネス化して稼いでも構わないわけです。
その他の理由も、あれこれありそうです。以下、考えてみた結果です。
理由5:収入の道は複数あった方が良い
例えば、サラリーマンであっても、収入の道は複数あった方が良いです。勤め先が倒産したり、自分が病気になって働けなくなっても、収入の道が2つあれば、何とかなるかもしれないからです。
似たようなことが、トレーダーにも言えそうです。
相場で稼げるうちに稼ぐのですが、ビジネスも同時展開することにより、そのスピードを上げます。こうすれば、短期間でさらに多く稼ぐことが可能です。
理由6:一人でトレードするのに飽きた
トレードは、基本的に一人の世界です。ゆったり為替は、一人で行動するのが好きです。よって、全く苦になりません。
しかし、他人との積極的な交流を好む場合は、一人で過ごすと窮屈に感じるかもしれません。
こういう場合、ビジネス展開はちょうど良いです。自分の才能を生かしながら、FXで成功したいという人のお手伝いをして、多くの人と交流できます。
その結果、ビジネスでも稼げるとなれば、それはとても素晴らしいことです。
理由7:コミュニティの中心になりたい
こういう例も、ありそうです。
すなわち、特定の手法を売り出してビジネスをするわけですが、教えられるのは自分だけです。指導できる人を育成して手広くビジネス展開する場合も、その指導者に教えるのは自分です。
すなわち、自分はコミュニティの頂点として存在できます。そして、多くの人に先生と慕ってもらえます。
そういう状態が大好き!という場合、積極的にビジネス展開するのは合理的です。
結論:ビジネスをしている=偽物とはいえない
以上の内容から明らかですが、ビジネスを展開している人は偽物のトレーダーだと断定できません。
しかし、FXでプラスの成績を収められないけれど、あたかもそのような雰囲気を出しているという人がいるのも、事実でしょう。
この区別は、困難です。よって、読者の皆様が、FXを紹介している人を良く見て考えるしかありません。
ゆったり為替が本物か偽物かについては、FX攻略.comの彼が継続的にプラスの成績を収めるようになることで、証明してくれるでしょう。