あるトレード手法で取引する場合、実際にどれくらいの成績を挙げられるか?というのは、重要な関心事です。
そこで、鹿子木健(かなこぎ・けん)さんに、ご自身が公開している勝ちパターンの成績提供をお願いしました。その結果、データををもらえましたので、取引成績をご案内します。
鹿子木健さんと勝ちパターン10種類
最初に、鹿子木健さんとは誰だ?という解説が必要でしょう。下は、鹿子木さんの写真です。
自分の手法を広めるべく、金融庁に登録してビジネスを展開されています(「金融庁登録」が重要。無登録の違法業者に注意)。
その鹿子木さんが、ご自身の手法10種類を公開して顧客を導いています。
なお、(ゆったり為替は耳にタコができるくらい聞いたツッコミですが)自分で稼げるならビジネスなんてしないだろう?という話の回答については、下のリンク先記事でご案内しています。
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上の記事でご案内しています通り、勝てるようになると暇になります。何か新しいことをせねばマズい!という感じになるので、ビジネスを展開するのは自然です。
(さらには、周りの人が成功できるお手伝いをしたいという強い気持ちがないと、会社を運営できません。鹿子木さんには、その意気込みがあります。)
トレード成績【総合】
では、鹿子木さんのトレード成績をご紹介しましょう。最初に勝ちパターン10種類の合計を概観し、その後、個別の成績を見ていきます。
なお、成績グラフは、2020年第3四半期(7月~9月)以降、四半期ごとに集計しています(今後も追加していきます)。
勝率
最初は、勝率です。
例えば、10回取引して7勝3敗なら勝率70%です。また、7勝2敗1分の場合は、勝率77.7%となります(損益ゼロは勝ちでも負けでもないので、計算から外します)。
グラフを見ますと、概ね60%前後で推移している様子が分かります。すなわち、ざっくりと見て10戦したら6勝4敗になります。
トレードで資金を増やしたい場合、60%台の勝率で十分です。この意味を考えるために、仮の数字で検討します。
- 損益:1取引で1万円
- 勝敗:6勝4敗
利食いで1万円のプラス、損切りで1万円のマイナスとしますと、6勝4敗だと合計で2万円のプラスになります。
すなわち、この成績で延々とトレードを続ければ、資金は次第に大きくなることが分かります。
実際には、「利食いはより大きく、損切りはより小さく」を目指しますので、6勝4敗で得られる利食い額はもっと大きくなります。
すなわち、トレード成績は60%台で十分だと言えます。
損益合計
勝率が良いとしても、損益合計がマイナスならば意味がありません。そこで、損益合計の推移を確認しましょう。
調子が良い時に好成績というのは当然として、調子が悪い時にどうなのか?に注目したいです。
と言いますのは、調子が良いときは気持ちも乗っていますから、トレードの継続は容易です。ところが、調子が良くない時は心穏やかにトレードするのに精神力を要しますから、あまりに成績が悪いとトレードを続けられない可能性があるからです。
その視点で上のグラフを見ますと、3つの四半期の中で最も不調の時でも、プラスの成績を維持しています。
すなわち、トレード手法を習得できれば、どのような相場環境でも心穏やかにトレードできることを示唆しています。
利益と損失に分解
上の損益合計のグラフを、利益と損失に分解したグラフもご案内します。
ここで分かるのは、四半期ごとに損益が大きく上下動しているわけではなく、なだらかに推移しているということです。
あまりに上下動が大きいと精神的に疲れるかもしれませんが、このくらいならば、過度な疲れを回避しやすいだろうと予想できます。
集計上の注意点
なお、上の成績を確認するにあたり、注意点があります。
それは、分割エントリーと分割決済の扱いです。仮に、取引したい全数量で一気に取引を始めて、決済も全数量を一気にできれば、集計は楽です。
ところが、相場はどのように動くか事前に分かりませんので、分割して取引を始め、同様に分割して決済します。分割してもしなくても全体で1回の取引ですが、これを正確に計測するのは労力がかかりすぎます。
そこで、分割取引はそれぞれ別のトレードとして扱っています。
これを踏まえて、下のトレード回数のグラフを確認しましょう。鹿子木さんの勝ちパターンは主にスイングトレードですが、四半期(3か月間)で取引回数が100回前後と多くなっています。
これは、分割トレードを反映しています。
実際の(体感的な)トレード回数は、この数字の数分の1くらいになるでしょう。
トレード成績【個別】
次に、勝ちパターン1から10まで、順に成績を概観します。
勝ちパターン1
勝ちパターン1は最も基本的なシグナルであり、(少なくともゆったり為替にとっては)売買判断がとても分かりやすいという特徴を持っています。
成績グラフを見ますと、2020年第3四半期の成績はマイナスに沈んだものの、その後は2四半期続けて好成績になっている様子が分かります。
勝ちパターン2
勝ちパターン2は絶好調と言えるでしょう。直近2四半期続けて、1,000pipsを超える利食いを実現しています。
勝ちパターン3
勝ちパターン3は損益ゼロが2回続いていますが、これは取引そのものがなかったことを示します。2021年第1四半期に取引機会が1回あり、利食いに成功しています。
勝ちパターン4
勝ちパターン4は今までの3つと異なり、3四半期連続でマイナスに沈んでいます。少なくとも直近3四半期においては、勝ちパターン4は機能しなかったことが分かります。
勝ちパターン5
勝ちパターン5は、2四半期続けて取引機会に恵まれませんでした。2021年第1四半期に取引機会が1回あり、利食いに成功しています。
勝ちパターン6
勝ちパターン6は、2020年第4四半期に取引機会がありませんでした(損益ゼロ)。しかし、2021年第1四半期に相場にフィットし、一気に利幅を確保した様子が分かります。
勝ちパターン7
勝ちパターン1~6は、2020年第3四半期の成績が「ぼちぼち」でしたが、勝ちパターン7は一気の利食いに成功しました。この成功により、全体の成績をプラスに押し上げています。
勝ちパターン8
勝ちパターン8は2020年第3四半期の取引機会はゼロ、その後は取引チャンスがありましたが、全体としてやや不調だった様子が分かります。
勝ちパターン9
勝ちパターン9は取引機会に恵まれず、直近2四半期の取引回数はゼロとなっています。
勝ちパターン10
勝ちパターン10は、全ての四半期においてプラスの成績を収めました。右肩上がりの推移となっており、眺めていて気持ちの良い展開です。
勝ちパターンの評価
以上、勝ちパターン10種類の成績を概観しました。3四半期と言えば9か月間ですのでトレード手法の評価期間としては短いですが、現状のデータで考えてみます。
グラフを上からざっと眺めると、「3四半期連続でプラスだった勝ちパターンは1つだけである」ことに気付きます。この事実だけを元にして考えても、いくつか分かります。
10種類の勝ちパターン
その1つは、勝ちパターンが10種類ある理由です。
仮に、あらゆる相場にフィットするトレード手法が1つあるとすれば、それを利用すべきであり、残りの9つは採用する必要がありません。
ところが、相場は千変万化しますから、一つに頼っているとトレード機会に恵まれなかったり、あるいは相場の動きに乗れずに損してしまう場合もあるでしょう。
そこで、10種類あるという考察ができます。
それぞれの手法には得意な相場があり、その相場がやってきたら大いに働いてくれるというイメージです。
合計でプラス
また、重要なのは、勝ちパターンそれぞれではマイナスになる期間があるとしても、各四半期合計のトレード成績はプラスで推移してきたという事実です。
これはすなわち、「損してしまう時には損失額を小さく、利食いできる時には利幅をできるだけ大きく」を実践できていることを示しています。
よって、勝ちパターン10種類のうち1つだけ選べばOKというものではなく、可能なら10種類全部習得すべきだということが分かります。
ただし、いきなり10種類全部は困難ですので、勝ちパターン1から順に学んでいくことになります。
鹿子木さんの手法を勉強するには
以上のデータを概観した結果、鹿子木さんの手法を勉強して自分もFXで成功するぞ!という皆様は、鹿子木さんの会社(株式会社メデュ)のホームページで詳細をご確認ください。
リンク:株式会社メデュ
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この貨幣を使って「お金とは何か?」を考えていただきつつ、トレードを学んでください。
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