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仮想通貨(暗号資産)

仮想通貨のトレード方針

ゆったり為替は2021年時点で仮想通貨をそこそこ持っていて、同年中にすべて売ってしまいました。このため、現在はほとんど保有しておらず、無料配布サイト等でチマチマともらっています。

そこで、今後の仮想通貨のトレード方針やその理由を紹介します。

トレードの時期や銘柄選択

機関投資家等が仮想通貨に多数参入しているとはいえ、株式や外国為替等に比べるとまだまだの水準です。また、ビットコインやイーサリアムなど主要銘柄以外については、リスクの観点から参入はわずかかもしれません。

すなわち、仮想通貨市場はプロの存在感がまだ大きくない市場ですし、少なくとも今まではそうでした。そこで、ツイッターやチャートをぼんやり眺めながら何となく売買します。ゆったり為替のトレード方針は単純で、具体的には以下の通りです。

購入と売却のタイミング

2015年あたりまでさかのぼりますと、仮想通貨は知る人ぞ知るという感じで、ほとんどの人は知りませんでした。しかし2017年に状況は一変して大暴騰。当時はアービトラージで簡単に稼げましたし、短期売買に頼らなくても買って保有するだけでOKの時代でした。まさに熱狂です。

しかし、2018年のコインチェック事件のあたりから価格が暴落し、阿鼻叫喚と怒りがツイッター等を席巻しました。その後、無関心の時代がやってきました。仮想通貨はオワコンであるかのように扱われ、一部の人々だけが熱心に取り組んでいるように見えました。

そして2021年、再び熱狂の時代がやってきました。2017年ころには「ビットコインの適正価格は100万円か1万円か」なんて話が盛り上がっていたのに、最終的に700万円台に到達したというすさまじさです。

しかし、こういう相場は長続きしないものです。再び価格は急落してツイッター等は大騒ぎとなり、現在は再び「シーン」と無関心の時代に移ろうとしているように見えます。

すなわち「無関心、暴騰、暴落」の3つで1セットです。これを受けて、トレード方針を作れます。

ゆったり為替のトレード方針

  • 無関心の時代になったら少しずつ買う。
  • 熱狂の年になったら売る。

すなわち、そろそろ買ってもOKで、2023年に入ってから買う予定です。

ちなみに、ビットコイン価格が暴騰した年を並べますと、2013年、2017年、2021年です。4年周期といえばビットコインの半減期だよね~というわけで関連があるかもしれませんが、ゆったり為替は深く追究していません。

価格が上がったという事実だけあれば十分で、次回の山は2025年か?という感じで眺めています。

購入銘柄の選択

ゆったり為替は放置を好みますので、長期的に有望な銘柄を買いたいです。そこで、2つの条件を使って銘柄を絞ります。

条件1:ブロックチェーンの機能

ブロックチェーンの機能の条件とはすなわち、購入対象のブロックチェーンはレイヤー1であり、さらに、スマートコントラクト機能を有していて多数のプロジェクトが稼働しているという条件です。

用語:レイヤー

基礎的な機能を持つブロックチェーンをレイヤー1と呼び、レイヤー1の機能を補助するチェーンをレイヤー2と呼びます。

用語:スマートコントラクト

特定の状態が実現すると、あらかじめ決められた内容が自動的に実行される機能です。この機能を利用して、ブロックチェーン上で取引所などが作られます。

例えばイーサリアムの場合、レイヤー1として開発活動が活発でコミュニティも巨大であるのに加えて、レイヤー2開発やDeFiプロジェクトなど数多くのプロジェクトがあります。

そして、イーサリアムチェーン上で開発されるプロジェクトは何らかの形でETHを使用しますから、それらのプロジェクトが大成功を収めればETHにも自動的に良い効果をもたらします。

すなわち、イーサリアム自身とイーサリアム上のプロジェクトという二本立てで価格上昇を狙えるのがメリットで、イーサリアム上のプロジェクトが失敗に終わってもかまいません。プロジェクトは多数ありますから、その中の一部が成功してくれれば十分です。

ゆったり為替の場合、この条件に該当しないチェーンの仮想通貨はトレード対象にならず、買ってもお遊びの金額にとどまります。

条件2:チャート形状

ゆったり為替がFXで月足だけを使ってトレードする場合、大した分析をしません。仮想通貨も同様で、分析方法は極めて簡単です。下のチャートは仮想通貨全体の時価総額を示しており、2017年以降を表示しています。

仮想通貨の時価総額チャート

チャート引用:CoinMarketCap

矢印1は2017年の高値、矢印2は2021年高値そして矢印3は現在値です。この位置関係になっている仮想通貨が、購入対象となります。具体的には、2は1よりも高値であること、3は2と比べて極端に下落していないこと、という2点です。

有名な仮想通貨であっても、2の価格が1よりも安い例は珍しくありません。ビットコイン価格は1の時点で200万円台、そして2の時点で700万円台でした。相場は2の時代に大きく上昇したのに個別銘柄でそうなっていない場合、市場の評価は低いと想定して買いを見送ります。

2と3の関係を見ますと、3の価格は2の数分の1になっている一方、個別銘柄を見ると数十分の1以下に下落している例が珍しくありません。このような銘柄も、市場の評価は低いと判断します。

ブロックチェーンの機能とチャート形状の2条件を使うと銘柄は自然と絞られますので、銘柄選択で悩むことはあまりありません。買った後は、価格が上昇するまで年単位でのんびり待ちます。

なお、この基準はゆったり為替のトレード方針という意味であり、個別プロジェクトの良し悪しを書いているわけではありません。

どうしても迷う場合

ちなみに、銘柄選択でどうしても迷う場合、ビットコインとイーサリアムだけ買っておけばOKと考えています。

ビットコインについては、仮想通貨の中心であって細かい解説は不要なくらいです。イーサリアムについては、イーサリアムキラーの存在が気になるかもしれませんが、迷ったらイーサリアムでしょう。

用語:イーサリアムキラー

イーサリアムの地位を奪おうとしているブロックチェーンをイーサリアムキラーと呼びます。イーサリアムよりも後に開発されており、一般的に機能そのものはイーサリアムより優秀です。

世の中にはいろいろなブロックチェーンがあり、イーサリアムと比べて多くの点で高性能という場合が少なくありません。イーサリアムよりも後に出てきた仮想通貨ですから、イーサリアムよりも高性能なのは半ば当然です。

しかし、その多くのブロックチェーンはイーサリアムと互換性を持たせており、その時点ですでにイーサリアムの影響下にあるとみなせます。イーサリアムと互換性がないとユーザーが集まりづらいし、イーサリアムのユーザーを自分に引き寄せるためにも必要です。しかし、結果としてイーサリアムのトークンエコノミクスに組み込まれています。

投入金額

ゆったり為替の場合、2017年と2021年の2回にわたって大相場を経験していますので、ある程度の利食いをしています。2023年以降に投入する金額は、その一部です。よって、今後仮想通貨が大暴落の末に0円になってしまうとしても、まったく損しないトレードが完成しています。

ゆったり為替は損切りが大嫌いなので、第1回目のトレードで利食いするように細心の注意を払います。利食いに成功したら、2回目以降のトレードは損切り額が過去の利食いの範囲内に収まるようにします。こうすれば、損切りしても損しないトレードになります。

この考え方をFXでも採用しています。

死角はあるか

以上が、ゆったり為替の仮想通貨トレード手法です。FXの場合は日足から月足まで複数の手法を持っていますが、仮想通貨はこの1種類だけであり、今のところこれで十分です。投入資金を利益額の一部に限定していますので、死角はとりあえずありません。

死角があるとすれば、それは最初のトレードです。最初にいかに利食いするかが勝負であり、ひとたび利食いに成功すれば、あとは変に緊張することもなく淡々とトレードできます。

損してもOKな範囲で取引

ゆったり為替は仮想通貨プロジェクトのホワイトペーパー等を毎日読んでおり、1日の多くの時間を投入しているものの、実際には仮想通貨を信用しきれていません。「ただの電子データでしょ?」くらいの冷めた感覚をどこかに持っています。

そのような仮想通貨で損したら面白くないので、投入金額は意外に小さいです。自分は仮想通貨にどこまで心酔しているか、どこまで損してもOKか、こういった点を考えながら投入金額を決定します。

英語が超重要

ちなみに、トレードの前に、仮想通貨の仕組みや避難方法をあらかじめ知っておく必要があります。DeFiではハッキングや開発チームによる詐欺が頻発しており、CEX(中央集権型取引所)でもFTXがいきなり経営破綻しました。よって、いざというときにすぐに行動できるよう、事前の知識取得が重要です。

そして、やや細かいけれど実は重要な情報は英語でしか得られない傾向があり、ピンチの際には、英語速報を読んですぐに行動できるかどうかが成否を分ける可能性があります。よって、仮想通貨で自分を守るには英語が必須と考えています。

仮想通貨は好きだけれど英語はねえ…という場合、好きな銘柄に焦点を当てて英語を学ぶのもよさそうです。

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