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アルゼンチンがデフォルト!9回目らしい…(2020年5月)

2019年8月31日

各種報道によると、アルゼンチンがデフォルトしたそうです。

「またか」という感じで、驚きはありません。というわけで、アルゼンチンのデフォルトの歴史やチャートを確認しましょう。

デフォルトとは

デフォルトと言えば、一般的には「ひな形」という意味で使われる場合が多いと思います。経済でのデフォルトを日本語に訳すと「債務不履行」です。

すなわち、約束通りに借金を返済しないという状態です。企業だったら、倒産して清算(=消滅)するかもしれません。

国家は消滅するわけにはいかないので、お金を出している人と協議して返済額を減らしたり、支払期日を変更したりします。

2001年のデフォルト

日本の投資家にとって強烈だったのは、2001年のデフォルトでしょう。と言いますのは、日本でアルゼンチン国債が大量に販売されていたからです。

連日、新聞紙上を賑わしました。

ゆったり為替は、当時は債券投資に進出していなくて、株で負けっぱなしの養分投資家でした。

そんな状況ですが、「新興国はこういうことがあるんだなあ」と肝に銘じました。

…そのはずが、南アランド円をガッツリ買ってしまい、2008年のリーマンショック前後で撃沈されることになります。自分のお金を損しないと、本質的には理解できないようです。

イタタ…。これは、同意できる皆様も多いはず。他人の失敗を見て自分に生かすことが、いかに難しいことか。

アルゼンチンのデフォルトの歴史

各種報道によると、アルゼンチンのデフォルトは今回で9回目のようです。そこで、いつデフォルトしたか調べてみました。

  • 1827年
  • 1890年
  • 1914年
  • 1956年
  • 1989年
  • 2001年
  • 2014年
  • 2019年
  • 2020年 ← NEW

1827年のデフォルト

ちなみに、アルゼンチンの独立は1816年です。独立して11年でデフォルトを起こしています。

独立してすぐというのは、やるべきことがたくさんあるでしょう。そこで、ロンドンで起債して資金を集めました。

その後、順調に国家を建設して返済も進めるはずだったのですが、イギリスで金利が上昇しました。この金利上昇は、アルゼンチンの返済を苦しくしました。そして、デフォルトです。

独立当初は、何もかもが混乱している時期だと想像できます。イギリスでの金利上昇は、アルゼンチンにとって痛い外部要因だったでしょう。

建国当初ですし、ここは仕方ない…と考えるとしても、それ以降もデフォルトを連発しています。

これだけデフォルトを連発すると、アルゼンチン国内でも「ああ、またか」「ふーん…」という感じになるのかな。

しかし、デフォルトを起こすとお金が回らなくなるので、生活が苦しくなると予想できます。国際債券市場からも締め出し状態になるので、安定化してほしいです。

2001年のアルゼンチン国債の不思議

上のデフォルト一覧表を見ると、2001年よりも前に、何度もデフォルトを繰り返してきたことが分かります。

にもかかわらず、なぜ日本で大量にアルゼンチン国債が売られたのだろう?と疑問に感じます。

単純に見れば、「金利が高くて魅力的だったから」ということですが、デフォルト確率が高すぎて、投資対象になるとは思えません。

ゆったり為替のような、何十年もの期間で考える投資家は、少ないのかもしれません。

過去数十年以上を見ないなら、目の前の利率の高さは魅力的です。

FXでも、新興国通貨ペアは高金利でリスクが高いです。しかし、FXの場合「マズい!」と思ったら、その場でクリックして決済できます。取引数量も、柔軟に変更できます。

債券投資の場合、そうはいかないです…。

米ドル/アルゼンチンペソのチャート

次に、米ドル/アルゼンチンペソの為替レート推移を確認しましょう。2002年からのチャートです。

米ドル/アルゼンチンペソ

2002年以降、リーマンショック辺りまでは、安定した数字だったと分かります。2008年から雲行きが怪しくなり…2014年のデフォルトでピョンと跳ね上がりました。

その後のアルゼンチンペソは、ジワジワと言うよりも、どんどん価値を落としていきました。

すなわち、アルゼンチン経済を注視している投資家から見れば、2019年、2020年と続くデフォルトは「ああ、やっぱりね」という感想なのかもしれません。

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