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仮想通貨(暗号資産)

DeFiのトレードとFXを比較

ゆったり為替は、ただ今DeFiのトレードに多くの時間を投入しています。そこで、トレードという視点でDeFiとFXを比較します。

結論を先に書くなら、短期トレードでは、DeFiの方が圧倒的に簡単に資金を増やせます。しかし…

DeFiとは

比較の前に、簡単にDeFiを確認しておきましょう。DeFiとは Decentralised Finance の略で、日本語で分散型金融と訳されます。

仮想通貨の世界で Decentralized はお馴染みの単語であり、DeFiを一言で書くなら「ブロックチェーンに設定されたプログラムに従って、様々な金融サービスが全自動で提供される機能」となります。

具体的には、ユーザーの指示に基づいて、資金を借りる・資金を貸す・トレードするといったことが、ブロックチェーン上で全自動で実行されます。このため、証券会社や銀行のようなコスト(土地代・建物代・人件費等)が不要となり、取引コストが大変小さいのが特徴です。

そして、極めて多くの仮想通貨売買が可能です(種類が多すぎて、取引可能な通貨ペア数を把握するのは困難)。

それに比べて、日本の仮想通貨販売所で売買する場合、ビックリするような高額な手数料支払いが必要です(多くの人がそれに気づいていないようですが)。

DeFiの世界を知ってしまうと、日本において(一部の)仮想通貨販売所で取引するのは、悪手にしか見えないことでしょう。

ただし、仮想通貨の知識が乏しく、かつ勉強もしたくない場合は、高額な手数料を支払ってでも日本の仮想通貨販売所で売買すべきです。でないと、簡単に自分の資金を失うことになります。

「簡単に自分の資金を失う」の意味については、以下の比較をご覧いただくことでお判りいただけるはず。

DeFiのトレードとFXを比較

では、本題です。冒頭でも書きましたが、DeFiトレードとFXトレードを比較すると、DeFiのの方が断然簡単に稼げます。

どれくらい簡単か?ですが、ゆったり為替でも短期トレードで月利50%~100%稼げるレベルで簡単です。

このブログで時折ご案内しています通り、ゆったり為替は短期トレードが本当に下手です。というわけで、主戦場は月足です。月足なら、特に苦労せずに資金を増やせるというイメージです。

そのようなゆったり為替でも、DeFiのトレードにおいては「ウェ~ィ!」などとウェイ系になりそうな勢いで短期トレードをやりまくりです。

ただし、月利100%を大幅に超えてやる!と頑張ると、結構キツイです。現状はこの状態にあり、頑張っているのでかえって損切りして資金の伸びが小さくなるという状態です。

DeFiのトレードが簡単な理由

では、DeFiのトレードが簡単な理由は何でしょうか。おそらく、主な理由は2つです。

理由1:トレードの素人ばかり

DeFiには、いわゆる相場のプロはいません。いたとしても、少額でお遊びくらいでしょう。

機関投資家がDeFiトレードでガツガツと取引するには、市場規模が小さすぎますし、トレード以外の安全面であまりにリスクが高いので、トレードを許可する機関は存在しないのでは?とさえ思えます。

というわけで、市場に参加しているのは素人ばかりです。そんな状況ですから、ゆったり為替程度の短期トレード能力でも「うぉりゃぁぁ!」と利食いを繰り返すことになります。

(長期トレードは、FXと同様、いい感じで推移しています。)

FXの場合

これに対し、FXはプロが素人から資金を回収する場所となっています。

別記事「FXで負ける・損する個人投資家の割合」でご案内しています通り、個人投資家で資金を増やしているのは全体の10%、そして損した個人投資家の資金の大半は機関投資家などのプロ集団の懐に入っていると予想されます。

仮に、FXでも階級別制度があるならば、個人投資家でももっと勝てるようになるでしょう。例えば、「取引開始1年未満の部」「自己資金100万円未満の部」などという感じで。

しかし、FXは無差別級しかありませんので、「初めてFXをします!」という人であっても、いきなり百戦錬磨のプロと同じ土俵で戦うことになります。そりゃ、勝てないのは当然だよね、という感じです。

理由2:取引ルールが特殊

そして、こちらが強烈です。DeFiサービスごとに取引ルールが特殊なのです。どれくらい特殊かといえば、ゆったり為替の場合、ルールを把握したおかげて「適当にやっても勝率は80%台。本気でやるぜ!という場合、勝率は95%以上」となります。

独特なルールを把握し、そのルールを利用するだけで、この勝率です。

ツイッター等を見ていると、ルールを勉強せず、DeFiサービス開発者が書いている注意事項さえ読まず、FXや株式と同じような感覚でトレードを繰り返して損してしまい、「なんだこれは!全然ダメじゃないか!」という感じで怒っている人を見つけるのは簡単です。

ルールを知らなければ、損するのは当たり前でしょ…。

極端な例を挙げるなら、「サッカーでは基本的にボールを腕で扱ってはいけません」というルールがあるのに、「野球やバスケットボールでは腕を使って良いのだから、サッカーも同様だろう」と考えて腕で扱ってしまい、審判から笛を吹かれまくって負けてしまう…。その後、「腕を使ってはダメなんて、サッカーはダメなスポーツだ!」とツイッターで怒るという感じです。

「ルールを知っている人」VS「ルールを知らない人」が戦うと、結果はやる前から分かってしまいます。

しかし、遊び金しか投入できない

そんな状態なら、FXに投入している資金の多くをDeFiトレードに投入すれば、一気に億万長者になれるのでは?という感じがするかもしれませんが、実際には困難です。

ゆったり為替は、遊び金程度の資金しか入れていません。そして、そのお金が成長すればラッキー!途中で無くなってしまっても「まあ、仕方ないよね」で済むという姿勢にしています。

その理由ですが、これまた結構強烈です。

理由1:無法地帯

FXの場合、金融商品取引法及びその関連法規でガッチリと法的枠組みが定められています。FX会社等がこのルールを守らない場合、金融庁等から熱いお灸をすえられることになります。

また、顧客は、困った事態に遭遇してしまう場合、国民生活センターや証券・金融商品あっせん相談センター等を利用して自分の資産回復を目指すことができます。何なら、裁判をすることもできます。

しかし、DeFiではこの仕組みは機能しないのでは?と予想できます。

なぜなら、DeFiサービスの開発者は誰だか不明、開発拠点はどこだか不明、何もかも不明…そんな感じだからです。

おそらくですが、開発チームはオフィスを持っておらず、開発者は世界中に散在していてお互いをコードネーム(あだ名)で呼び合い、お互いに誰だか知らない、そんな状態なのでは?と予想できます。

トラブルに巻き込まれたら、自分の資金は戻ってこないと考えるのが自然です。

理由2:詐欺が横行

理由1の状況でありながら世界中から何億円ものお金が簡単に集まるとなれば、詐欺も横行します。ゆったり為替はDeFiのプロではありませんが、それっぽいキーワードで検索するだけで、詐欺サービスをいくつも見つけることができます。

そして、詐欺に遭った人々はツイッターやテレグラム等で騒ぎますが、開発者は逃げてしまって反応しませんし、どうしようもありません。「scam!(詐欺!)」と騒いでいた人たちも、やがてどこかに消えてしまいます。

この種の詐欺は特徴があるので、その特徴に合致するサービスを避けることである程度回避できますが、全ての詐欺を確実に回避するのは難しいです。

詐欺のプロ集団が本気でやれば、気を付けていてもワナにかかってしまうことでしょう。

理由3:サービスレベルの問題

また、開発者が誰だか不明という点に原因があるかと思いますが、サービスレベルが低いです。

具体的には、何かトラブルがあった場合に、まともに個別対応してくれない場合が多いです。開発者側からすれば、個人ユーザーを相手にしていたらキリがないという理由かもしれませんが、日本の一般的なサービスと比較してはいけません。

よって、トラブルに遭遇したら「自分で何とかする」が基本となります。

それでも、何とか開発者に接触したいという場合はツイッター等を使うことになりますが、「ヘルプ~!」と送った後に返信してくれるのは、そのような人をカモにしてやろうという詐欺師ばかりというのが通常です。

また、何かシステムトラブル等があっても、まともに情報公開してくれないのがデフォルトです。

「あ…サービスが止まっているから何か問題があったんだろうな」
「あ…サービスが再稼働したから、問題は解決したんだろうな」

そんな感じで、のんびりとした姿勢が必要です。

理由4:流動性が小さい

そして、DeFiトレードについてですが、FXのような流動性がありません。よって、どうしても少額での取引となります。仮に大金を投入してしまうと、自分の行動が相場自体を動かしてしまうので、全然儲からないという事態になります。

(ただし、ステーキングやファーミングといった投資の場合は、少々多額でも問題ありません。むしろ、余裕です。)

まとめ

以上の通り、DeFiのトレードはFX等と比べて簡単に勝てる(少なくとも、ゆったり為替の場合)のですが、その一方で、トレード以前に巨大なリスクが存在しているのが痛いです。

よって、DeFiについて自分で勉強する、トラブルが起きたら自分で調べて何とかする、詐欺に遭っても「ま、仕方ないな」と考えられる、といった場合に、DeFiトレードに参戦可能なのでは?と思います。

なお、具体的にどのDeFiサービスを使ったトレードなのかについては、この記事でご案内していません。その理由は、先ほど書きました「流動性が小さい」からです。

流動性が小さい状況で「スキャルやデイトレが下手なゆったり為替でも勝てるDeFiサービスは○○です!そしてその手法は××です!」と公開したら、大勢集まってしまい、トレードできなくなってしまう可能性があります。

FXでは多くの人がトレード手法を公開していますが、それは圧倒的な流動性があるからこそできる芸当です。

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